都心部からの観光客も多い清里。
清里駅前こそシャッター街になっているものの、
お洒落なお店がたくさん点在しています。
観光には事欠かないこの清里エリアにありながら
高原らしい爽快感溢れるキャンプ場『新栄清里キャンプ場』
へ梅雨の中休みとなった6月下旬に泊まってきたので
レポします♪
ざっくり基本情報
- イン・アウト;13~11時(レイト~17時まで可)
- 料金(1泊);サイト・シーズンにより異なる
※レイトチェックアウト:~17時まで大人一人当たり500円。 - 営業期間 ;4月中旬より11月下旬
- 予約 ;ネット予約
- サイト状況 ;芝生(A1,2サイトのみ土部分多い)
- ゴミ ;分別して捨てられる
②アクティビティ度 ★☆☆☆☆
③施設の使い易さ ★★☆☆☆
④周辺環境 ★★★★★
ざっくり解説①景色の良さ
元牧草地らしく、
キャンプ場の周囲は高い木々で囲われ、
山や川、夜景‥といった、
何か特別な景観が見られるわけではないですが、
(サイト・天候によっては遠くに山が見えないこともない、
最上部からは富士山が見えることもあるらしいが‥)
青々と開けた芝生の広場が緩やかに傾斜していて
青空との対比が何とも爽やかです。
今回梅雨にもかかわらず
青空が見られて良かったですが、
ずっと曇っていたら魅力は半減してしまうかも・・
というぐらい青空の似合うキャンプ場だと思いました。
ざっくり解説②アクティビティ度
場内でのアクティビティといえば‥
子どもは
広場で走り回る!
バッタなど虫を捕まえる。
シロツメクサで花冠を作る。
シャボン玉を吹く。
‥といったかんじです。
大人にとってはこの、
「なにもない」のが魅力ですが、
小学生ぐらいの子供には遊び道具がないと退屈かもですね。
ここはもう、このグリーンとブルーのコントラストを楽しみに来るところだな、
と個人的には思いますが、
トイレや炊事棟への移動時には林間の雰囲気も楽しめます。
管理棟やバンガロー群、トイレ等の施設が密集するエリアと
キャンプエリアの間は小さな沢が流れ、木々の生い茂る谷間となっているのです。
川遊びというには流れが少なすぎますが、
幼児ぐらいなら足をつけたりするだけでも多少楽しめるかな。
林を抜けることになるトイレや水場への移動は気分が変わって良いのですが、
夜間は真っ暗で人けもないので大人でも一人ではちょっと嫌でした^^;
(目印ぐらいのぼんやりとした灯りがあるだけで、
施設エリアのバンガロー利用者も少ないため)
ざっくり解説③施設の使い易さ
バンガロー団地
確認したわけでないので想像ですが、
当初は施設エリアのみ、学校関係などの団体客向けキャンプ場だったようなので、
途中から隣の牧草地もキャンプ場としてテントエリアを創設したのでは‥
という雰囲気です。
現在受付を行っている体育館は、
30分1000円ぐらい(ちらっと見ただけでうろ覚え。でも高いな、と思った記憶が‥)で利用可なよう。
大きめのトランポリンがあり、
今後はもっと内容を拡充して雨でも子どもが遊べるようにするようです。
(30分1000円は雨でもキツイかな~(・・;巨大ボルダリングとかあれば違うかも‥)
そしてこの施設エリアはひたすらバンガロー団地!
学生を学年ごとまるっと受け入れられるように
とにかくバンガローを並べた、というかんじで、
10人ぐらいは並んで寝られそうな大きさながら、
窓は小さいし景色も何もあったもんじゃないって造り‥。
窓も小さく、こんなぎゅう詰めにするなら
いっそ別棟にする必要もないんじゃ?
(大きな建物を壁で仕切った方が安く建てられる)
と思ってしまうぐらい‥
昭和の産物で、もう利用する人もいなかろう‥
と思ったので2,3組宿泊している人がいることにむしろ驚きでした。
ただ、キャンプ場利用者も、
トイレはこのエリアの中心にあるトイレを利用します。
和式が多いけど洋式も3ブースぐらいあるので安心。
便座は冷たいのでそのつもりで座りましょうw
ウォシュレットが無いのは個人的には残念ポイントですが
(最近はウォシュレット付きトイレのキャンプ場も増えているので理想は贅沢になりますね‥)
泡で出るハンドソープが常備されているのはありがたいです。
洗い場にはトラ
施設エリアには大きな炊事場がありますが、
キャンプ利用者にはもっと手前の林の中に
小さなシンクがあるのでそちらが近いです。
こちらも洗剤、ハンドソープ、アルコール常備でありがたいのですが、
シンクが低いので腰が痛くなります‥
ここは施設エリアと離れてるからキャンプ場利用者用ぽいけど、
ここも小学生ぐらい向けに作られたのか‥?
清潔に保たれてるのはありがたいのですが。
そしてどちらの水道にもトラ(ビニールに空気入ってる浮き輪的つくりの)が吊られていて、
初めは意味が分からず「キャンプ場のマスコットキャラ‥じゃないよなぁ??」
なんて思いましたが、
「三角コーナーは必ず蓋を閉めて」という注意書きから、
トラもカラスよけと分かります(笑)
シャワー棟らしき建物も施設エリアに何棟かあるようでしたが、
古くて使われていない様子でした。
車ですぐのところに日帰り温泉施設があるので、
殆どの宿泊客はそちらに入りにいくと思われます。
区画サイト
今年から管理者が変わったらしく、
ここ、以前はフリーサイトのキャンプ場だったようです。
ロケーションを考えると、フリーサイトのままの方が
一見良いようにも思えますが、
私は行ってみて、区画してくれて正解だと思いました。
フリーサイトは好きな場所に好きなだけ広げられるのが魅力ですが、
早いもの勝ちのため良い場所を取れる確証が無い上に、
良い場所に張れた♪
‥と思いきやすぐ傍に別のテントが張られた、
眺望を見たい方向に後から車を停められた、
といったことも起こり得ます。
それより区画サイトで、
しかもネット予約時にサイトの大きさや形、
各サイトからの眺めまで分かるようになっている現在の形態の方が、
条件や好みに合わせて確実に場所を確保できて
このキャンプブーム期にはありがたいと思います。
ロケーションを壊さない最低限の区画の仕方も良いです。
そして何より!
キャンプ場で一番広い広場がサイト外なのが良い!
このキャンプ場、緩やかに傾斜していくほどに広くなるのですが、
最下段エリアの中央は盛り上がって小さな丘のようになっているのです。
フリーサイトだったら絶対この丘の上にテント張る人がいると思うんですね‥
なので上のような写真はなかなか撮れないわけです。
ですが現在ではここは広場として残されてるので、
子どもが走り回ったり、ここをアイストップに寛いだりできると‥^^
中央がこんもり丘になっていて、周りにサイトがあるので、
丘の向こうに他のテントが見えることもないのがイイです!
ざっくり解説④周辺環境
キャンプ場自体は良くも悪くもシンプル!
アクティビティは少なめ‥
と言いましたが、
清里という立地柄、周辺環境は抜群です!
- お洒落な店がいっぱい!
- 美味しい食事もいっぱい!
- 観光スポットもいっぱい!
我が家は今回もレイトチェックアウトにしたぐらい、
観光よりはキャンプ場に長く滞在してノンビリしたい派
(その分サイトにはこだわる派)
なのですが、それでも清里エリアを少しは楽しむべく、
チェックイン前に『萌木の村』という、
雑貨店やカフェなど色んな店が上手く修景された敷地内に点在する観光スポットに行きました。
ホントはここでランチを・・と思ったもののどこも並んでいたり
待ち時間が長そうだったので
ご当地ワインやチーズ、生湯葉などを購入しただけでしたが、
観光気分は十分味わえたし、
ご当地のものをキャンプで味わうのはほんと至福の時間となるので
凄く良かったです♪
注意点としては、
人気観光地なのでお洒落・こだわりのパン屋さんは12時前に殆ど売り切れる、
(11時40分頃から2軒行ったが殆ど売切れていた)
ランチは12時頃には人気店は行列‥
となっていたので、平日でもなければ早めに行って主食を確保してください^^;
ベストサイト探索
公式HPで『Map 場内マップ』のところに
「キャンプ場の中を見てみる」というリンクがあり、
ここから各サイトの様子が360度見れるようになっています。
(ここに至るのが結構わかりにくいけど‥)
なので改めてベストサイトのレポは不要かもなのですが、
実際行ってみた感想としては‥
通常の土日ならば、
今回我が家が泊まったA14がベストじゃないでしょうか‥!
理由はやっぱり、この丘ビュー。
誰にも邪魔されずに(他テントが視界に入らずに)ゆったりできます!!
確実に空いてるであろう平日なら、
広くて眺めの良いA5~7あたりも良いと思うのですが、
(2個上の写真がそのあたりから撮ったもの)
そうでなければ開けている丘側を見た時、
どうしても他人様のテントや車が視界に入ってしまいます。
Aサイトは傾斜下を見て右、左がBサイトですが、
Bサイトは抜け感のある下方への視界が十分でないので
全体的にAサイトの方が良い気がしました。
そして今回レイトチェックでねばっていた割に撮れなかったのがCサイトで、
丘を中心にぐるりと最下段となる、唯一ペットOKなエリアでもあります。
個人的にはA14で良かった、と思うものの、
C9~11あたりも、背後は林で正面には丘‥
となり他Cサイトより高さもあってなかなか良いと思います。
まとめ
空の青と芝生の緑の対比が美しい『新栄清里キャンプ場』!
その魅力が少しでも伝わったでしょうか?
せっかくサイト指定ができる&詳細な情報がHPで提供されている
ので、私の意見も小耳に入れつつ
HPでじっくり見てみて、サイト選びをしてください。
そして、周囲はお洒落な店だらけの清里。
是非予約するか、早めに来店してご当地の美味しいものをGet^^
するなど、観光計画をたてましょう♪
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