【富士五湖エリアのキャンプ場】レイクビュー&アクティビティ!本栖レークサイドキャンプ場



2021年の夏休みキャンプ第一弾!
は『本栖レークサイドキャンプ場』へ1泊してきました!

富士五湖の内で最も透明度が高く、
国内でもトップテン内!
の水質を誇る本栖湖、
湖水遊びをするには最高の環境です(*´∀`)

本栖湖畔のキャンプ場としては、
富士山と湖をセットで眺められる『洪庵キャンプ場』
が有名で、遠方からはるばる来るキャンパーもいるほどなので、
『本栖湖畔=洪庵』と思われがち。

ですが、GWと夏季(7・8月)限定で、
湖畔キャンプできるキャンプ場が、
本栖湖にはもう一か所あるのです・・!

今回訪れたのはこの、
洪庵・・じゃない方!
『本栖レークサイドキャンプ場』です。

以前予約無しで行ってみて
張る場所が無く諦めた(他キャンプ場へ行った)経験があるのみで、
宿泊するのは今回が初。

我が家にとっては
キャンプ場の中では比較的近いエリア(静岡市から75分ぐらい)
の絶景キャンプ場だというのに、
キャンプ歴5年目になるまで何となく泊まっていなかったキャンプ場・・

完全に『食わず嫌い』(って避けていたわけじゃないけど^^;)
だったな~、もっと早く行っておいて良かったな~、
と思える、とても良いキャンプ場でした!

簡単にレポしていきます♪

ざっくり基本情報

  • イン・アウト;7:00~12:00 …本栖湖エリアのキャンプ場はインが早い^^
  • 料金(1泊);テント・タープ・駐車料 各1,150円、中学生以上700円、4才以上400円
       …我が家は5人家族で6050円でした。最近のキャンプ場では平均並みの料金?
  • 営業期間  ;GW・7-8月のみ(!)
  • 予約    ;電話・メールフォーム
  • サイト状況 ;砂利、草
  • ゴミ    ;分別して捨てられる(無料♪
  • 水回り   ;簡易水洗だがウォシュレット付!トイレットペーパーは持参!!
個人的に重要なポイント
①景色の良さ    ★★★★★
②アクティビティ度 ★★★★★
③施設の使い易さ  ★★★☆☆
④周辺環境     ★★★☆☆

ざっくり解説①景色の良さ

キャンプ場全体が本栖湖に向かって傾斜しているので
不便さはあるけど、そのおかげで湖畔際でなくても湖が良く見えます。

傾斜はけっこうあります。

『洪庵キャンプ場』との最大の違いは、富士山が見えるか否か、
じゃないでしょうか?
このキャンプ場からは近辺の山に阻まれ富士山は見えません。

でも美しい本栖湖が目の前!

湖畔際でも波が穏やかな時はこの透明度!

本栖湖ビューだけで十分泊まる価値ありです!

ざっくり解説②アクティビティ度

レイクビューだけでも泊まる価値あり!
と言った直後に何ですが、
ここは湖水遊びシーズンしか開いていないので、
湖水アクティビティは是非組み合わせて頂きたいです!

今回我が家は3度目のSUPキャンプ。

我が家はSUPを、友達家族はカヌーを持参

本栖湖といえば溶岩帯という、
富士山からの溶岩が流れ込んで浅瀬を作っているポイントがあり、
カヌーやSUPでこのポイントを目指す人が多いのですが、

SUPの上から、マイ携帯だと魅力が伝わる写真は撮れなかった・・

レークサイドキャンプ場から比較的近いので
子ども2人乗せた、進みの遅いSUPでも何とか辿り着けます(^^;

これぞ本栖ブルー!

(一度行ってみたい、とは思っていたものの、
今回子どもの要望もあって滞在中に結果的に計3往復することとなり、
2往復連続したり、帰りが向かい風でなかなか進まなかったりで
ハードではありました。。)

また、お友達家族はカヌーを持ってきてくれたので
お互いに乗り合ったり子どもを乗せてもらったりしました。

カヌー、SUPを漕ぐお兄ちゃんズ(各家庭の長男坊)。

ボートの貸出しもあるので
SUPやカヌーを持っていなくても楽しめます。

ボートの案内など。左には遊泳禁止の注意書きも・・

ちなみに、遊泳は禁止!
と看板にバッチリ書かれていますが、
皆さんドボンしたりさせたり(子どもに)してますw

遊泳は自己責任で!ライフジャケットは着けよう!

キャンプ場からも特に禁止されず。
自己責任で、ということですね。。
でもすぐ深くなるし、
風が強まると波がざっぱんざっぱん、海辺のようになるので、
ライフジャケットは必須です。

また、下界が30℃超えの日々でも、
ここ本栖湖では涼しく30℃に満たない、
朝夕は冷える、ということも多いと思われ、
水は冷たいので、ウエットスーツがあるなら持参がおススメです。

今回、気温が低め(予報では26℃とか)とは分かっていたものの
ウエットスーツまで頭がまわらず持参しなかったのですが、
水温低くて子どもは水着に半袖ラッシュガードでも
しばらく遊んでいるとぶるぶる震えていたりしたので
持ってきて着せてやればよかったなー(・・;
と思いました。
(お友達家族の子供は着ていたので震えるほどではなかった)

冷えた体を温める、甲羅干しタイムなキッズw

気温が上がってきて湖面近くはぬるくなっても、
足元にはヒンヤリ(湖面付近と水温が違う)していたりしました。

ちなみにウエットスーツ、
子どものものならネットで3千円前後で売っているので
川遊び(水が綺麗な上流近くだと外気温に関わらず水温低いこと多々)や
湖水遊びをたくさんさせたい場合は
購入がおススメです。

ざっくり解説③施設の使い易さ

今回懸念していたのがこの、施設面。

以前場内を見たり(フリーサイトの空きを探した)、
ネット上の口コミを見たりした限り、
あんまり綺麗そうじゃないな‥

というのが不安事項だったのですが、
結論から言うと全然問題なかったです。

トイレットペーパーは持参してね

トイレ。手を洗うところは近くには無いので炊事シンクまで。

トイレや水道は山側の林間にあるので、
確かにジメっとした印象ではあるし、
そこそこの年季が入っていますが、
キャンプ場のトイレとしては問題無いレベル。

トイレ内観。暗いだけで汚くはないです。

簡易水洗ではありますが、
ウォシュレット付きでした!

注意点としては、トイレットペーパーが無いこと。

公式HPには注意書きなど見当たらないのですが、
口コミで要持参とあったので持ってきておいたのですが‥

トイレットペーパーはないよ、という看板。男女別棟なの良いです。

最初それを忘れて、
というか半信半疑だったので(以前そうでも今は備えられてるかも、という期待もあり)
ここ↑まで来て(サイトからは緩いとはいえ登り坂です)、
看板を見て「あっ、やっぱそうなんですね・・!」
ってかんじで取りに戻りました^^;

持参してなくても管理棟があいている時間なら
売店で販売しているようです(未確認・口コミによる)。

ゴミがいつでも捨てられる

炊事シンクはトイレよりサイト近くにあります。

炊事場全景。場内に3か所ぐらい?

シンプルなつくりで、
水はめちゃくちゃ冷たいです。

シンク横に常時ゴミ箱設置。数回回収しに来てた。

今回何気にポイント高いな、
と思ったのがシンク近くに常時設置のゴミ箱。

ゴミについては管理棟付近のみに設けられ、
撤収時にまとめてゴミ出し、
となる場合が多いのですが、
常時置かれていると洗い物などで
シンクを利用するついでにササっと捨てられて便利なんですよね。
(特にかさ張りがちなビンカンや、生ごみなど)

その分管理するスタッフが見回ってゴミを回収する手間が増えるわけですが、
撤収時間だけでなく数回回収にまわっていたので、
ゴミ箱がゴミで溢れている、という時間帯も殆どありませんでした。
(撤収時間前はさすがに入りきっていなかったが)

サイト環境など

場内全体に傾斜があると書きましたが、
サイトによって傾斜の強弱や環境はまちまちでした。

ロープで8m角程度に区画されているサイト。

サイト指定ができないので、
今回も予約時に「なるべく湖畔近く」という要望を出しておいたぐらいで、
実際のサイトは管理側で決められます。

湖畔から離れると木陰のサイトもあり。

サイトの区画自体、
華奢なロープでゆるく分けてるだけなので
(時々緩んであいまいになってたり、固定が外れてたりするw)
年ごとサイトの区画割自体変えているのかもしれず、
サイト指定できるようなシステムにしづらいのかもですが‥

湖側にすぐ隣接サイトがきてしまい、
お隣さんのテントや車両(キャンピングカーの場合も)によって
レイクビューが遮られてしまっているサイトもちらほらあったので、
区画するならサイト指定可能なら、より良いのにな~
とは思いました。

可能な限り要望に沿うよう配慮してくれるようではありますが‥

ざっくり解説④周辺環境

本栖湖は富士五湖の中でも特に周囲の開発がされていないので、
自然のままの雰囲気を堪能できます。

人工物が殆ど視界に入らない本栖湖。

とはいえ周囲には
朝霧高原エリアや西湖~河口湖エリアの観光地もあるので、
チェックイン前の買い出しやアウト後の観光・日帰り温泉には困りません。

晴れていれば夜には星が綺麗に見えます^^

真夏でも夜はかなり冷え込むので注意ですが‥
(薄手のパーカーじゃ寒かったです!フリースとか、薄手のダウンでもいいぐらい)

場内散策とマイサイト

サイト指定ができないし、
区画割に何の目印も無いので(区画割マップ的なものも貰えない)
細かいサイト状況までは探索していませんが、
ざっと全体の様子を見てきたのでご紹介します。

湖畔際は上級‥?

人気が高いと思われる湖畔際のサイトは
湖面沿いまで使えるようになっています。

湖畔際のサイト

サイトからすぐ湖へダイブや出廷できるし、
何より他テントや車が視界に入らず本栖湖独り占めビューが楽しめて最高ですが、
湖畔近くの方が傾斜がよりキツいところが多いようです。
(それでも洪庵よりはマシかな‥?)

中央エリアの湖畔際サイト。

管理棟近くになると木々が多めのオートサイト。

管理棟近くのオートサイト。

管理棟から最奥エリアには林間に駐車場別のテントサイトがあります。

最奥エリアに少しだけ駐車場別のテントサイト。

 

うちのサイト状況

今回我が家は湖畔沿いのサイトから通路を挟んで後ろの2サイトでした。

湖畔側にレイサとタープ、手前(山側)に友達家族のキッチンと寝室、車。

2家族だったので2サイト予約したわけですが、
湖畔に平行に2サイトでなく垂直方向に2サイトだったのは予想外でした^^;

レイサ側から撮るとこう。

湖畔ビューをより多くのグループに提供、
というのを優先してるんですね~

焚火タープ下を2家族のリビングに。

2家族が主に過ごすタープ下が湖畔側になるよう設営すれば良いので、
問題ないですが。

まとめ

ざっくりでしたがキャンプ場の魅力伝わったでしょうか?

レイクビューだけでも気持ちが良いですが、
湖アクティビティが断然おススメです!

本栖湖は比較的大きい湖なので
風が強まると波が高くなり、
SUPなどはやりにくくなったり、
波打際は砂が巻き上げられて透明度が落ちてしまったりしますが、

水面が比較的穏やかで、かつ晴れて日光が水中まで射している時など、
神秘的な本栖ブルーを体感できて癒されます^^

夏はどのみち富士山見えない日や時間帯も多いですし
富士山&本栖湖ビューによってメジャーな
『洪庵キャンプ場』よりも良いポイントもたくさんありますよ!
(湖畔サイトでも洪庵よりは水道とトイレが近い、スタックしにくい、
傾斜がマシ、ゴミ捨てられる、予約が取れる、溶岩帯まで近い、
スタッフの対応が良い・・などなど)

魅力を知ってしまった身としては、
あまり人気が出ても困るわけですが‥(^^;

私の記事を読んでくださるような貴重なキャンパーさんには
是非おススメします!

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。