先日は紅葉を期待して久しぶりのキャンプへ。
人気の道志の森へ行ってみるもいっぱいでとても張れない‥
道志はキャンプ場天国?で選択肢は周辺にたくさんありましたが、
ここへの途中で通りかかった山中湖沿いのキャンプ場が気になり、
電話で空きを確認したうえで、思い切ってそこまで戻ることにしました!
理由は次のとおり。
・山中湖の紅葉がちょうど見頃だった
・山中湖周辺の観光もできる
・道志全体が混んでるのか?という疑惑
(『道志の森キャンプ場』は人気ゆえに特別だったかもだが、あまりの混み具合に萎えた)
・反面、ちらっと見えたこのキャンプ場は広々としていてノンビリできそう!
そのキャンプ場の名は『撫岳荘キャンプ場』。
以前山中湖周辺で調べた時には全くノーマーク。
記憶に残っていませんでしたが、それもそのはず。
公式HPや、私の見ていた紹介サイトで使われている写真はトレーラーハウスなどしか写っておらず
オートキャンプ場のサイトがどんなかんじか、全く分からない!
実際行くと凄く良いのに、もったいない‥。
しかし‥ゆえに、穴場!です!!
ざっくり基本情報
- イン・アウト;?~12時 インはこの日は13時頃について、既に焚火してた先客が数組いたので12時には入れそう。
雰囲気的にはゆるいので、ホテルが開いていれば入れてもらえそう。ネットに情報なし。 - 料金(1泊);サイト料3,500円+車1台1,000円+入場料大人600円子ども300円(4歳~)‥我が家だと6000円の計算に。
- サイト数 ;フリーサイト(大きいテントでも20組ぐらいは張れそう)
- 営業期間 ;不明 ‥ネットでは調べられませんでした‥
- 予約 ;時期未確認
- サイト状況 ;基本的には土(広場は一部スコーリアのような小砂利あり)
‥秋の林間は落ち葉の絨毯に! - ゴミ ;分別して捨てられる
‥山中湖周辺のキャンプ場は捨てられないところも多いようなので、ありがたい。
- 絶景度 ★★★☆☆
- アクティビティ度 ★★★★★
- 施設の使い易さ ★★★★☆
- スタッフ応対 ???
- ワイルド度 ★★★☆☆
ざっくり解説
①絶景度
場所によっては林ごしに山中湖が見えますが、
その手前の国道や撫岳荘(ホテル)の老朽化が激しめの裏側も一緒に視界に入るので、湖ビューはあんまり‥。
でも傾斜のある林間は奥行きがあり、樹種も豊富でとても良かったです。
そしてこの紅葉!
人為的にモミジを多くして鮮やかな紅!というのも良いけど、
様々な木々が自然のまま混ざっているこの雰囲気が、紅葉狩りキャンプとしては理想的かなと。
②アクティビティ度
林間だし、秋だし、ここだけではあまりアクティビティはないのですが、
ここは自然の山の傾斜、小さな起伏がたくさんあって、
子どもはその地面自体が楽しいようでした。
そしてこの落ち葉の量です。
何もなくても、ちびっこは落ち葉や木の実で遊べます。
そしてHPによると、ホテルでレンタサイクルや釣り、予約すればテニスコートが使え、
カヌーやウェイクボード(!)なども楽しめるそうです。
今回我が家は紅葉狩りが主目的のキャンプだったのでここから出ませんでしたが
山中湖がすぐ!のここなら、山中湖のアクティビティが存分に楽しめますね。
③施設の使い易さ
今回、電話連絡してこちらへ向かう際に最も心配要素だったのが、トイレ。
紹介サイトに記載の写真だと、いかにも古そう‥
和式とかだと「おしっこでない‥(ウンチなんて絶対できない)」となる次男にはキツイ、、
何より私が、トイレ綺麗じゃないのはやっぱりちょっと嫌。
しかし!
行ってみると、かなり最近新築されたと思われるトイレでした!やった!!
しかも!
洗面所(ちゃんとトイレとスペースが分かれているのがまた◎)からお湯が出る!!
これなら「冷や~っ!」てならずに顔が洗えます。
炊事棟はちゃんと屋根付きのところが一番下の段(国道とほぼ同レベル)にありますが、
私たちの使った広場には簡易なシンク、林間に点在するのはモルタル造りでワイルドな水場。
モルタルで造るの結構手間だと思うんですよ。
苔むして、ちょっと自然と一体化しかかってるけど、それが狙い‥?
落ち葉ビッシリでした(笑)
ステンレスシンクの方は、洗ったものをちょっと置く棚があると嬉しいんだけどな~というかんじ。
こういう既製品置いてても、自家製で板きれ造りつけてくれてるケースあるけど、あれでいいから欲しい。
④スタッフ応対
今回は電話予約や受付を夫が担当、私はスタッフの方に一度もお会いせず不明ですが、夫いわく「まあ丁寧なかんじ」とのこと。
⑤ワイルド度
色々な林間のキャンプ場がありますが、国道からスグな割には、
サイトの多くは自然の傾斜や起伏があるし、照明も最低限なので自然体感度は高めと言えます。
直火で焚火できるのも、より自然と一体なかんじがありますね。
サイトのあちこちに、焚火で使ってねと言わんばかりに、
様々な太さの木が置かれていました。
また夫と長男次男は散歩がてら夕暮れ時にホテルの売店まで行ったのですが、
その際にイノシシと遭遇したそうです。
国道が近いので最下段のトイレ付近だと車の音なども聴こえてしまいますが、
アクセスが良い割にはワイルド度は高いほう、
手軽に自然を楽しめる、と言えると思います。
キャンプ場のサイトの雰囲気
より詳しく、サイトの様子をレポします。
全体に3段構成となっていて、
最下段に大きな炊事棟(BBQスペース)、広場とトイレ。
2段目にメインとなる林間。
3段目に一番広い広場。
まず最下段、国道のそば。
平らな場所が広がり、湖も視界に入って雰囲気は悪くないけど何せ国道が目の前すぎるので
ここで張ってる人はいませんでした。
2段目の、林間サイトの入口付近。
少し広い平らめな場所がありますが、林の端っこ感もあり。
林間の中央付近が、傾斜が緩く広めのスペースがあり、木々に囲まれてる感じも最もよく、
このあたりが一番人気と思われます。
でも理想的な場所は4,5か所で、あとは傾斜がきつかったり、イマドキの大きめテントにはスペース不足かな。
ただ理想的なスペースは分散しているので、ほどよく他のテントとの距離も保たれます。
林間サイトの一番ホテル寄りの場所にも、少し平らなスペースが。
でもホテルの老朽化した裏側が近すぎる気が‥。
うちがここに張るなら、湖側でなく林側を開くかなぁ‥。
そして林間から最上段の広場を見上げると下の写真のようになります。
最上段の広場の入口はこんなかんじ。
今回サイト選びでは夫婦で意見が分かれ、夫は自然な雰囲気がより濃い林間希望、
私は自然な紅葉が良いとか言っておきながら
おそらくここは人為的に植えられたであろうモミジが一番綺麗で、
紅葉とテントのコラボ写真が撮れる!と広場の一番奥を希望、譲りませんでした。
確かに、少し自然な傾斜がついていて、何より足元はふかふかの落ち葉!の林間は魅力的だし、
紅葉の時期でなければ迷わずそちらを選ぶと思うのですが、
今回はトップ画像のような、テントと紅葉が一体となった写真を撮りたかったのと、
選んだ場所からは本文最初の写真のように、林間全体が見渡せます。
もうだいぶ寒いので“おこもりキャンプ”だし、テントの場所そのものより、そこから見える景色を重視しました。
でも一晩で降り積もった落ち葉の量も凄かったので、
十分落ち葉キャンプ感も楽しめました。
うちのサイト状況
最後に、今回の我が家のサイトの様子です。
上の写真の中での新アイテムは、中央奥のベッドカバー。
エアベッドって、中で空気が対流しちゃうのか、ちょっと冷えますよね。
冬は寒いので、カバーの上にさらにブランケットを敷いたりしていたのですが、
優秀なニトリ様で、ふわふわなカバーがあったので導入しました。
見た目はラグジュアリーなかんじでいいけど、これでもまだちょっと冷えが‥
そして夏頃にはうちに届いていたけどデビューは初の、フジカハイペット。
コンパクトで可愛くて、大満足です♪
電源サイトに縛られない冬キャンプ、嬉しいなー!
私の子どもの頃のイメージだと、石油ストーブといったら「干し芋」!
茨城出身ですしね!
といっても実家の暖房がファンヒーターに切り替わって以降はほとんど食べてなかったですが。
子どもに大うけ、
あまり好きそうじゃなかった夫にもウケて、
1袋じゃ足りませんでした。
石油ストーブで干し芋、ほんとおすすめです。
まとめ
レポは以上です!
撫岳荘キャンプ場が紅葉狩りキャンプ・落ち葉キャンプに大変おススメな理由が伝わったでしょうか。
こんなに紅葉が見頃でフィールドも凄く魅力的な割に空いていたので
穴場と言って良いと思います。
勿体ないことに2018年11月現在の公式HPでは情報が乏しいので
(そのおかげで空いているのかもしれないけど)
このページの写真やつたない文章でも
どなたかのご参考になると嬉しいです。
*
最後にオマケ‥
ここの林間には謎のツリーハウスがありました。
造りは結構シッカリ造られているんだけど、太陽光パネルらしきものや、
窓枠のようなものがぶら下がってたり、
勿論上れないように注意書きされていて、謎の様相を呈していました。
改良途中?
の割にそのまましばらく放置されたような雰囲気。
うちの実家の義父のようにDIYが得意なオーナー関係者が
本業の合間に少しずつ手を加えているのでしょうか?
謎のシンボル‥
また行く機会があれば変化があるか注意してみたいと思います。
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