【山梨・南部町】温泉がすぐ!男前キャンプに!『青少年旅行村奥山キャンプ場』



9月半ば、福士川オートキャンプ場に泊まった↓翌日の撤収後、

【山梨・南部】ダイブできる川遊びが楽しい!福士川オートキャンプ場

2019年9月29日
キャンプ場から20分程山道を奥へ進んだところにある日帰り温泉、
『奥山温泉』へ行ってきました。

立地の割に人気、施設も使い易い奥山温泉。

1泊2日のキャンプでは
宿泊日のシャワーやお風呂を省き、
その代わりに撤収後日帰り温泉に立ち寄るというのが定番コースとなっている我が家でも、
帰り道ではなく逆の、
より山奥へわざわざ行くことは稀。

今回は、温泉自体が良さそうで気になったことは勿論、
温泉に隣接するキャンプ場の下見を兼ねていたというのが一番の理由です。

そのキャンプ場が『福士川渓谷青少年旅行村奥山キャンプ場』。

自然な雰囲気が魅力の奥山キャンプ場

「青少年旅行村」は補助金を得て全国の山間部の自治体が始めた観光レクリエーション施設。
現在では運営を民間に委託されたところも多いようで、
こちらも現在では温泉と共に民間企業により運営されています。

宿泊したわけではないので
あくまで下見レポとなりますが、
雰囲気は凄く良かったので、簡単にレポしていきますね!

ざっくり基本情報

  • イン・アウト;11~11時(繁忙期以外アーリー、レイト可、500円/h※キャンプでは)
  • 料金(1泊);1,020円/1張1泊(※タープ使用は+1,020円)+1,020円/1台(1日)+入村料200円/人(3歳以下無料)
  • 営業期間  ;4月上旬~11月末(毎週火曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始は定休日)
  • 予約    ;ネット予約・電話も可
          ※開始時期は不明‥でも現在、混むことは無さそう‥
  • サイト状況 ;砂利、土
  • ゴミ    ;持ち帰り
個人的に重要なポイント
①景色の良さ    ★★★★☆
②アクティビティ度 ★☆☆☆☆
③施設の使い易さ  ★★★☆☆(※推定) 
④スタッフ応対   ★★★★☆(※推定)
⑤ワイルド度    ★★★★☆

ざっくり解説①景色の良さ

一番温泉に近いAやBサイトは
対岸に道路(のガードレール)が見えてしまうものの、
福士川渓谷を眼前にして人工物が視界に入らないサイトも多く景観良好です!

キャンプ場から見た福士川渓谷。

一般道路が近い、
というかキャンプ場を分断している(道路の両側にキャンプ場)のが
残念ポイントではありますが、
この道を通るのは主に温泉へ行く人の往来のみと思われるので、
それほど気にならないかもしれません。

一般道(写真右)とキャンプサイト(写真左)が近いのが残念ポイント。

 

ざっくり解説②アクティビティ度

川があるけど渓谷なので、
遊ぶ!というより眺める川、という印象ですね。

全体的に起伏のある林間サイトが殆ど、
道路も川も近いので、
広場のような場所で子どもが遊ぶといったアクティビティも
期待できません。

ファミリーというよりは、
キャンプをしながらツーリングするライダーとか、
キャンプ好きのグループなど、
焚火などをしながら川を眺め、マッタリ過ごす‥といった雰囲気です。
(直火OK!)

ざっくり解説③施設の使い易さ

小さなキャンプ場なので、炊事場は一か所、山側にあります。

炊事場。少し傾斜を上がる。

少し傾斜を上りながら、道も舗装されているわけではないので、
距離はそれほどではないけど、
使い易い!とは言い難そう。

林の中で暗い印象だけど、汚いわけではない。

でもちゃんと清掃されイヤなかんじはないです。

トイレ棟は比較的新しそう。

トイレ棟は新しそう。

炊事場以上に利用頻度が高いトイレが綺麗なのは嬉しいポイントです。

そして何よりお風呂は徒歩圏内(割と急な上り坂だけどw)に奥山温泉!

内部はお風呂の写真撮れなかったのでエントランスホール写真。

崖側(お風呂は日によって男女入れ替わり)は開放感ある景色のなか、
ぬるめで子連れでも長湯できるのがありがたい露天風呂、
広々使い易い脱衣所。

けっこう山奥な割にはお客さんが多いけど、
休日の日中でも混みあう、というほどではないので
施設は比較的コンパクトでも、ゆったり快適に過ごせます。

道路が近すぎるとはいえ、背を向けてしまえば
かなり自然のままな雰囲気のなかでキャンプでき、
水回り設備は必要十分、
温泉がすぐ!ということで、使い易さは上々と思われます。

ざっくり解説④スタッフ応対

実際泊まっていないのでわかりませんが、
奥山温泉のスタッフの方(=キャンプ場も管理)
は丁寧で良い印象でした。

ざっくり解説⑤ワイルド度

道路が近い(というかキャンプ場を二つに分断している)のはマイナスポイントですが、
川沿いのサイトがなだらかな傾斜にそって自然な雰囲気を保ちながら連続している
サイト自体の雰囲気は満点!

サイトBから川を見る。

柵など人工物が少ないおかげでワイルドさ満点だけど、その分
ファミリーだと子どもが崖から落ちる危険などがあるので要注意ですが‥

野営感漂う(?)男前キャンプが体感できそうです。
サイト探索の写真参照♪

ベストサイト探索

広々使える最上段

ファミリーサイズのレイアウト、
大型のテントでも大丈夫そうなのが最上段となるA、隣のB。

道路付近から見たA(右奥)とB(左側)

ほぼ平らだし、出入り口も広い。

川側は木が少ないAサイト。

Aは端っこだから奥側は囲われ感あるけど、
川側は木が無く、対岸の道路(温泉への道)から丸見えでもある。

川側に木があり、かつ平らなBが一番使い易い?

Bは程よく木々で対岸からの視線が遮られ、使い勝手は良いかも。

自然な雰囲気の中段

Bの隣Cとなると、木々の合間にサイトがある、という林間の雰囲気。

木々の合間となるC

緩やかに傾斜箇所あり、木の根や石があるので
AやBに比べるとテントを張れるスペースは限られるけど、
よほど大きいテントで無ければ大丈夫そう。

Bサイト寄りから。

川側に横長なレイアウト、傾斜もありと、
2ルームとかはここ以降ちょっと張りにくいかな。

さらに下がったDは、平らなスペースが少なめ。

道路から見たDサイト。

大きいテントは難しいかも。

Cサイト付近からのDサイト(境界はあいまい)

でもこの木の根っこ付近に焚火台置いて‥
とか、自然の凸凹のなかにどうレイアウトしよう?
という楽しさがありそう。

川際は木々の根が。

木の根付近から川を見る。

川が近い最下段のFサイト

Fサイトは道路から入り、川側へ少し奥まったサイト。

道路から見たFサイト。

Fサイトの川沿い。

川沿いは広くはないしやや傾斜もあるけど、
少しスペースがあるので、ここをうまく使えれば
プライベート感もあって良さそう。

川との高低差も低くなり、川との親和性も高い印象です。
ここまで下がってくれば、川へもなんとか下りられるかな。
(幼児には難易度高そうですが^^;)

C~F(Eはどんなサイトだったのか、サイト表示ある写真が無くて忘れた‥)は
A、Bに比べるとレイアウトの難易度は上がってしまうけど、
林間で自然な雰囲気が高いので、魅力的。

個人的には、自分の持ちテントで一番コンパクトにレイアウト可能なものを使えば、
ファミリー仕様でもCサイトぐらいなら何とかいけそうかなーと思いました。

番外編;山側サイトや広場サイトもある

サイトの雰囲気的には惹かれないのですが、
山側にもサイトがあります。

山側Gサイト。

山側Hサイト。

道路が目の前だしここを選ぶ人いるの・・?
と思ってしまいますが、道路を渡らず炊事場へ行けるのがメリット‥?

広場のようなサイト。複数家族のグルキャンとかはし易いけど‥

対岸への橋付近には広場のようになっているサイトも。
当初管理や交流のために建てられたと思しき建物があるので、
その駐車場だったところをサイトにしたのかもしれないですね。

まとめ

中部横断道富沢ICから30分と、
アクセスは悪いわけではない
(※途中からけっこうクネクネ山道ですが^^;、静岡市から1時間程!)、
気持ち良い温泉が隣接していて
トイレ等も清潔。

それでもサイトの雰囲気は秘境感があり、
自然体感度高め。

『奥山キャンプ場』は
比較的手軽に男前キャンプが楽しめる、

穴場のキャンプ場
と言えると思います!

場内にはモミジや桜の木もあったので、
お花見や紅葉狩りキャンプもできそうです。

温泉もほんとにゆったりして(ぬるいけど^^)気持ち良く、
今回はただの下見でしたが、
次は是非キャンプでも来てみたいと思いました。

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。