【南アルプスのキャンプ場】穴場!清流沿い!尾白川リゾートオートキャンプ場



夏が来ましたね。
我が家は早速夏キャンプに出かけました!

ずっと気になってチェックしていた尾白川沿い、
『尾白川リゾートオートキャンプ場』へ行ってきました!

山梨県の尾白川(私はずっと勝手に「おじろ」と読んでましたが、「おじら」だそうです)
のキャンプ場といえば、『べるが』が人気のようですが、
『べるが』の予約がいっぱいだった7月初旬の土日に、
ここ『尾白川リゾートオートキャンプ場』はガラ空きでした!

空いてるってことは、人気がないのか?
と初めての人はちょっと心配になってしまうところですが、
私は以前からこちらのFacebookを時々チェックし、
「良さそうだなー、行ってみたいな」
と機会を伺っていたので、不安より期待いっぱいでした^^

個人的にはハードル上げて行ったわけですが、
予想以上に良いキャンプ場でしたよ!

これは、人気が無いのではなく、
穴場キャンプ場ということでは?!

人気が出てしまうと、
昨今はキャンプブームですぐ予約が埋まってしまうので
穴場キャンプ場はあまり人に知られたくない知られたくない、、
というのが本音ですが・・

私の記事を読んで下さる貴重な方々にぐらい、
ご紹介しても全く問題ないでしょう‥^^

ということで、ざっくりレポします~!

ざっくり基本情報

  • イン・アウト;11:00~11:00 
    ※Facebookやキャンプ場でもらう説明書きには13時とありますが、11時~OKでした
  • 料金(1泊);5500円 
  • 営業期間  ;4月末~11月末頃
  • 予約    ;FacebookやInstagramから
    ※電話予約も可能ですが、なかなか繋がりません
  • サイト状況 ;砂利、小石、雑草、土など、サイトにより多少異なる
  • ゴミ    ;灰、生ごみ、ビン・カン・ペットボトル以外は持ち帰り
  • 水回り   ;トイレに洋式あり・簡易水洗、温便座機能無し
    ※シャワー:一人200円で使える(コイン式ではない)
  • コロナ対策 ;グルキャン禁止!家族だけのキャンプのみ受付、一家族2サイト使える
個人的に重要なポイント
①景色の良さ    ★★★★☆
②アクティビティ度 ★★★★☆
③施設の使い易さ  ★★★★☆
④周辺環境     ★★★★★

ざっくり解説①景色の良さ

現在コロナ対策で1家族で2サイト使えるようにしてくれてるため、
川沿いサイトは4家族しか使えない計算になりますが、
川沿いサイトからは尾白川が一望できます。

川へ下りる階段付近からの尾白川

この日はその前に雨があまり降らなかったため、
普段よりかなり水量が少ない(管理人さん談)とのことでした。

なので普段はもっと、水面がいい感じに見えるのかもしれません。

また自然の雰囲気は無いものの、
流れている水はあくまでも天然水と思しき川が
キャンプ場の真ん中にも流れています!

キャンプ場中央を流れる小川。

というかよくよく散策すると、
尾白川沿いから一番奥のサイトの裏にも
せせらぎが‥

キャンプ場奥の側溝。このすぐ隣にも小川がある。

さすが名水の地、
キャンプ場は3本の川に囲まれているのでしたー!

場内どこにいても、
ちょろちょろとせせらぎの音が聴こえて癒されます。

キャンプ場の奥側のエリアの雰囲気も良し。

川ビューでないサイトも、
場内の木々が良い感じの木漏れ日を生んで
雰囲気上々です♪

ざっくり解説②アクティビティ度

清流で泳ぐ、ダイブする

清流を前にしたこのキャンプ場でのアクティビティ、
メインはやはり川遊び!!

堰からジャンプする次男。ここだけ少し深さあり。

この日の前には雨があまり降らなかったため
普段より水が少なかったようで、
実際殆どの箇所で大人の膝下以下の深さしかなく、
小学生ぐらいの子が泳げるエリアはかなり限られていました。

普段はもう少し深くなるよう。今回はライフジャケット持参も、我が子ぐらいには不要と判断(親も見てるし)。

それでもこの日の来客なら十分。
小学生ぐらいの子は堰になっているところから
飛び込むのが楽しいので、
そこに集中しています。

今回の水量だと、
お盆などにはこのあたりが混みあってしまうかもですが
通常時はもっと全体的に深さが出るなら、
あまり気にならないかも。
堰も、歩いて行けるエリアに2か所あります。

尾白川の特徴は、砂が白くて水がより綺麗に見えること。
昨年この近くの『日向山』に登りましたが、
山じゅう花崗岩だらけなので、
その岩や岩が砕けた砂が川に流れていることが分かります。
やや緑がかって見えるのもポイントですね。

ただこの日は流れが穏やかすぎたせいか、
堰の付近など水の流れが滞留する箇所には、
若干藻が繁殖していました。

水遊び的にも、透明度的にも、
ある程度の水量が必要なのだと思われます。
かといって豪雨の後とかだと
水量多すぎて危険になったり、
水が濁ったりするでしょうし、
そこが自然の川の難しいところでもありますねぇ・・

小学生でも夢中になる!オタマジャクシとり

ところでこの日、川にはオタマジャクシが大量にいました。
我が家のすぐ裏に田んぼがあって、
そこでも見慣れたオタマジャクシでしたが、
ここでは浅くなっているところや石に囲まれた場所では
手ですくってすぐ捕獲できるので、
子どもがオタマジャクシ取りに夢中になっていました。

オタマジャクシ取りに夢中

取ると言っても持ち帰る気はないので(親にw)
浅瀬に石で囲いをして、いけすみたいにしてそこに集め、
満足したら解放する、という方式w

たくさんとれた~

普段から身近な生き物でも、
場所が変われば魅力的になるもんだなーと実感しました。

少ないけどホタルも・・虫探し

我が子は出会えませんでしたが、
他ファミリーの子がクワガタを見つけた、
と言っていたり、
夜には2匹+1匹だけだけどホタルに出会えたりしました。

オタマジャクシだらけの川も近いことですし、
カエルもたくさん。

川も様々な樹種の木々もあるので、
虫探しには最適な環境かもしれません。

大人は逆に虫の量はマイナスポイントとして
気になるところでもありますが、
夜間明かりに寄って来る虫などは、
思ったほどは多くなかったと思います。

ブヨが出るようなので、ポイズンリムーバーなど
持参できるとより安心かと思われますが、
今回長男がブヨらしき虫に刺されたかも?
と管理人さんに相談したら、吸ってくださいました。

ざっくり解説③施設の使い易さ

一見古いけど使い易い施設

管理人さんは初代ではなく2代目の方?のようで、
キャンプ場自体は全体的に歴史を感じます。

写真のイメージ以上に広かった管理棟と左にはシャワー室。

素朴だけど広々していて
漫画コーナーなどもある管理棟や

水道には洗剤や石鹸完備!

場内一か所のみの炊事場。
(今回我が家のサイトは写真右奥と近かったので
ジャグいらずで楽チンだったー♪)

一見古っぽいけど手入れされてて綺麗なトイレ。

一見古っぽくて身構えるけど
よくよく観察すると壁は塗り変えられ済み?
内部はいたって清潔感あるトイレ。
洋式なので簡易水洗でも抵抗感ある人少なそう。

すぐ外の洗面スペースに石鹸や消毒液があるのと、
鏡があるのが地味にうれしいポイント。
トイレ内の小さい洗面にだけ鏡がついてることが多いんだけど、
顔洗ったりコンタクトレンズ入れたりって、
こういう別スペースの方が肩身狭くなくて良いんですよね~!
(トイレ内の小さい洗面は、トイレ使った人が手を洗うのがメインだから)

普段キャンプ場のシャワー室を殆ど使わない我が家ですが、
ここのは中を見て、使い易そうだったので利用しました。
一人200円で、コイン式でなく管理人さんに支払って使うシステム。

キャンプ場のシャワー室としてはかなり良い方では!(シャワー使う時にはシャワースペース全体にスノコ敷いてくれる)

中が広くて洗い場と脱衣スペースが分けられていて、
シャワーヘッドも二つあるので、家族皆で利用し易かったです。
家族ごと脱衣スペースに敷いたバスタオル換えてくれるのもありがたい。

管理棟でのありがたいサービス

管理棟ではななんと!
一杯500円で冷え冷えジョッキに生ビール注いで販売してくれます!
(ジョッキはあとで返却すればいいスタイル)

ジョッキも冷えてるから冷え冷え。

シャワーでスッキリしたところで
冷え冷え生ビール、もう最高ですね・・!

管理棟では量は多くないけど色々販売してる。

 

子どもにはガリガリ君や、駄菓子がウケてました。
持参していなかった花火も購入。

調味料などの食材のほか、
意外にも(?)ガス缶などちょっとしたキャンプグッズも売っています。
忘れ物があったらとりあえず行ってみましょう。

我が家は利用しませんでしたが、
冷蔵庫が利用できるサービスも、
連泊の人などにはありがたいのでは?

冷蔵庫スペースが借りられるシステム。左は冷蔵庫ではなく漫画棚として使われてるw

持参した食材のほかに、
連泊中に買った地元食材が
持参したクーラーボックスに入らない、
保冷力が心配、、みたいな時とかね。

絵本と漫画も置いてあって
ちょっとした寛ぎスペースもあり。

総じて利用し易さを考えてくれてるなー
という管理人さんの気遣いや工夫が感じられて
好感度が高いです・・!!

ざっくり解説④周辺環境

ここでの「周辺」は
キャンプ場のあるエリア全体の魅力度についてです。
(「地域の魅力度」とかのが伝わる・・?思案中。。)

アクセスも須玉ICから車で20分ぐらいだし、
エリアの魅力度、個人的には抜群です!

買出しは道の駅や台ケ原宿で!

近くの『道の駅はくしゅう』では地元食材のラインナップが充実!
道の駅だけでは不足があっても
スーパーが隣接しているので、
買い出しはここで十分揃えられます!
名水も無料で汲める!
(キャンプ場の水がもう名水なんじゃ?とうちは汲んでないけどw)

ICからのアクセスだと道の駅より少し手前にある「台ケ原宿」には、
名酒『七賢』の酒蔵『山梨銘醸』や

美味しすぎる七賢。蔵見学も有料の試飲もあり!

お馴染み『桔梗屋』‥じゃない信玄餅!を販売してる
和菓子屋『台ケ原金精軒』があり、

七賢の斜め向かい。

ちょっとした観光気分も味わえます。

設営がある程度できたところで、(瓶ビールは持参した長野のやつだけど)地元のつまみやおやつで一息。

我が家は今回川遊びメインの手抜きキャンプだったので、
チェックイン前に台ケ原で七賢と信玄餅、
道の駅で夕食の食材と初日の昼食(太巻きや大粒ラズベリーで、調理せず食べるだけ)、
翌日の朝食(パン。これも調理せず食べられる系のパン)を購入し、
ちゃんと調理するのは夕食だけー
でも地元の物色々味わえて満足感大!ってかんじの食事にしました♪

温泉&公園『尾白の湯』

今回は1泊めにシャワーを使ったので
撤収後はおとなしく帰宅することもできたのですが
(1泊目シャワーやお風呂を我慢し、撤収後日帰り温泉というのが定番)
キャンプ場近くの温泉が気になっていたので立ち寄ってきました。

温泉の目の前が公園になっていて、
ここでも水遊びができます。

背景には南アルプス‥と景色も良いし、
ここで遊んで温泉入って帰る、という地元の人も結構いるのかな?

温泉は凄く温泉濃度が高いらしい、
茶褐色の源泉が大人には人気で、
いかにも効きそう~~ってかんじで良かったですが、
うちの娘は警戒して入りませんでしたw
(私は先に娘をあがらせ、一人でゆっくり入った)

源泉を薄めたという、
いたってふつうのお風呂もあるので
そんな子連れでも大丈夫です。
露天風呂からは八ヶ岳がドーンと眺められます。

ベストサイト探索

今回サイト図の紙を紛失してしまい無念・・
ということで、サイトについてざっくりとにはなってしまいますが、
レポしますー

HPなどにはサイト図などなかったので、
予約時には「できれば川が眺められるサイト」と希望しておきました。

実際には受付したあと、
早い者勝ち(?予約時の希望を聞いたうえでそれを除いて、かも?)で
サイトを見に行き、気に入ったら先に設営して、
設営完了したら再度管理棟でどのサイトにしたか申告、
支払いをする、というスタイルでした。
分かり易いしムダが無くて良いスタイルじゃないでしょうか?!

やっぱり川沿いサイト

我が家は、受付時に川沿いサイト希望ならここかここ、
と勧められた、管理棟に近い川側14-15番サイトに決定。
現在はコロナ対策で1家族2サイトとしてくれてるので良いですが、
本来のとおり1サイト1家族だと、
ちょっとサイトは狭めです。(車も入れると考えると)
8×8mぐらいかなー?

うちがテント張った14番。地面は草かな。

15番の方が広かったけど、
地面が土だったのと、お隣さんがこちら側寄りにテントを張っていたので
14番のほうに設営しました。

15番からの川方向の眺め。

川沿いのサイトからは、
すぐ下に車が通れるぐらいのスペースがあって、
その先に川、という眺めです。

川側から14番サイトのうちのテントを見る。

個人的には、この川沿いサイトが
炊事棟などとも比較的近いのでベストと思われますが、
2サイトごとで1家族なので、
実際には4家族分ぐらいしかなかったと思います。

川沿いサイト(右上)を管理棟から一番遠いエリアから。

予約時に希望を伝え、
さらに早めにチェックインして
川沿いサイトを押さえられるとベストかな!

中央小川沿いサイト

でも林間の雰囲気が好きな人なら、
場内どこでも良さそうなサイトはありましたよ。

小川沿いサイトは砂利じき多め。小川沿い、尾白川側のサイトから。

まず中央の小川沿いサイト。
1-2歳ぐらいの小さなお子さん連れなら、
この小川ですぐ水遊びさせられるのが
むしろ良いかもしれませんね。

小川沿いサイトから奥側のサイトを見る。

尾白川側の方が少し高くなっています。

実は裏にせせらぎがある、最奥サイト

最奥サイトも、先述の通り、
実は裏側にせせらぎがあるので、
川の流れる音が聴こえてきます。
小さな滝もあるので、尾白川側より水の音が大きいぐらいかも。

尾白川側から最も奥側のサイト。

最奥側サイトと裏の側溝。側溝とはいえ水は綺麗。

落ち着いた雰囲気が好きな人には悪くないのでは。
でもやっぱり尾白川側が人気なのか、
奥側のサイトは草が長めに茂っています。

まとめ

静岡からだと2時間弱かかりますが、
1泊でも周辺で買物したり、
観光したり、凄く濃密な二日間が過ごせました!

また生ビールが飲めたり、
家族でシャワーが快適に使えたり、
管理棟まわりで細やかな気配りが感じられたりと、
管理人さんのサービスが暖かく感じられたのも
アットホームで凄く良かったです!

もちろんキャンプ場自体の雰囲気も良し!
こじんまりしてるのも、
大人の目が届き易くてファミリー層にはいいですね。

そんな雰囲気が後押ししたのか、
宿泊家族が少なくかつグルキャン禁止だったためもあってか、
キャンプ場で一期一会だった複数家族の子ども達同士が仲良くなり、
夜には一緒に花火をする場面も。
(コロナ対策的には、管理人さんの意図には反してたかもですが^^;)

また何度でも行きたいキャンプ場&エリアです!
是非おススメです!

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。