【静岡・浜名湖】広々芝生サイト!湖見やすくなった!渚園キャンプ場



本格的な寒波が到来している12月中旬、
我が家は最低気温がマイナスになるような標高の高いエリアを避け、
1年ぶりに浜名湖キャンプへ行ってきました!

ちょうど1年ほど前行った浜名湖畔『TARI CANHA Murakushi BEACH』

【浜名湖】穴場!お洒落なバーも併設!湖畔キャンプ場『TARI CANHA Murakushi BEACH』

2019年12月30日

に近く、しかしずっと規模が大きくメジャーなキャンプ場、『渚園キャンプ場』です。

ざっくり基本情報

  • イン・アウト;10:00~翌10:00(前泊者がいないときなどは8:30~入れる)
  • 料金(1泊);オートサイト3,660円(※5名までの入場料含む)
          フリーサイト410円/人(小中学生200円/人)!!
          →市営だけあってフリーサイトは安い!でも今回うちはオートサイトを選択。
  • 営業期間  ;通年(年末年始は休み)
  • 予約    ;電話のみ
  • サイト状況 ;芝
  • ゴミ    ;持ち帰り(灰は捨てられる)
  • 水回り   ;ウォシュレット付トイレもあり
個人的に重要なポイント
①景色の良さ    ★★★☆☆
②アクティビティ度 ★★★☆☆
③施設の使い易さ  ★★★☆☆
④アクセス     ★★★★☆

ざっくり解説①景色の良さ

このキャンプ場はずっと気になってはいたものの
行かないでいた理由の一つがロケーション。

周りは浜名湖に囲まれているとはいえ、
防風林(松)によってサイトから湖は殆ど見えない、
フィールドも公園の芝生広場という雰囲気で
あまり惹かれなかった、ということがあります。

公園的フィールド。

実際、東側には野球場のネットやライト、
南側には水族館と人工物は視界に入り、
サイトもひたすら平ら‥と公園的な雰囲気は否めません。

キャンプサイトの南側には小規模ながら水族館が。

でも最近、防風林のうち古木を伐採したらしく、
湖や遠くの山々が見え易くなっていました!

キャンプサイトの中央付近からでも一応湖見える!

湖側の端のオートサイトを選べば、
けっこう湖ビューのキャンプができそうです。

以前のキャンプ場の写真より
周囲への視界が開け、全体的に開放感が高まり、
ロケーションは向上していると感じました。

ざっくり解説②アクティビティ度

昨年の浜名湖畔キャンプでも体験済みで
今回は予想して対策してきた湖からの強風。

やはり強かったです。
年始の伊豆でテントを破損した時ほどには至らず安心しましたが、
とてもテントの外にはいられない体感温度でした^^;

‥ということで、殆どテントに引きこもるグータラキャンプとなり、
実際にはアクティビティも何もできなかったので
評価しづらいところではありますが、

湖がすぐなので季節によっては
・湖畔散歩
・暑い季節は湖水遊び
・潮干狩り(口コミによるとできるらしい)
・カヤックやSUPも?
といった湖アクティビティができそう。

寒すぎて一瞬で終わらせた湖畔散歩(笑)

管理棟ではレンタサイクルも行っているし(大人1日520円はありがたい!)、
テニスコートもあります。

周囲は浜名湖の観光地が近いので、
連泊の場合には観光にも出かけやすいかと。

冬は湖からの風が強いのでアクティブに動く気になれないですが(私はw)、
暖かい季節には色々と楽しめるキャンプ場だと思います。

ざっくり解説③施設の使いやすさ

水回り設備は上々

シンクはいたって普通。
三角コーナーにネットがセットしてあり、
生ごみを捨てたら持ち帰り、シンクに備えてある新しいネットに取り替えるシステム。
マナー悪い人が生ごみ放置していても、数時間後にはちゃんと清掃されていました。

湖寄りの水場とトイレ(和式のみ)。

お湯は出ないので冬期の洗い物にはゴム手袋必須です。
場内何か所か水場があり、
我が家の最寄りシンクは湖に近かったこともあってか
背にした湖からの風が冷たすぎて、
洗い物をしている手よりも背中や頭(フード被ってたけど!)の冷えが堪えましたよ‥ カタカタ(( ;゚Д゚))カタカタ

シンクの周囲に囲いとかされるとありがたいですけどね。

最寄りトイレは和式のみだったので殆ど利用しませんでした。

管理棟に近い、BBQエリア内のトイレは新しく、
ドアもしっかり閉まるため風も吹きこまないし
ウォシュレット付で便座もあったかいです^^

管理棟近くのトイレ。

こちらは新しく綺麗、ウォシュレット付き。

この時期、ハンドソープがきちんと出るのもありがたい。
(ハンドソープ常備してるキャンプ場って多くはないんですよね‥)

広々サイトでグルキャンにも◎

オートサイトはどこまでも平らな芝生サイトを、
限りなく見えにくいロープと番号立札で区切っています。

10m角のサイトには車とレイサを入れても余裕あり!

プライベート感を重視したい人には向きませんが、
フリーサイトのようなノビノビした雰囲気が好きな人にはいいのと、
グルキャンなどもし易そうです。
区画も10m角なので、大きいテントもOK!

フリーサイトはとにかく安さが魅力ですが、
その分人気で密度が高いのに(それでもコロナ対策で半数に減らしているらしい)
広々とした場内の一部に押しやられている感が若干あります。

通路の向こうが人気のフリーサイト。

サイトは隣接する水族館の建物の近くに限定されてしまうので、
ロケーションが劣るのが個人的には気になります。
(今回の我が家のように殆どテントから出ないおこもりキャンプだと
あまり関係ないんじゃ?!と思われそうですがw)

荷物の少ないスタイルの人、
サイトのロケーションの微々たる差を気にしない人には良いと思います。ほんと安いのでw

レイトチェックがない!

安さが人気の理由の一つと思いますが、
1泊なのに2泊分払った我が家には、
コストメリットはそこまで高くありませんでした。

というのもここ、早いチェックインは無料で可能だけど、
レイトチェックの設定が無いのです。

夜更かししがち、朝はのんびり起床、
レイトチェックを使ってできるだけ長く滞在したい我が家。

キャンプ場での10時チェックアウトなんて記憶にありません・・
(11時チェックアウトはなんとかできるし、初期は10時アウトも経験あると思うけど)

ということでチェックアウト日に次のグループなどの予約が無いことを確認し
2泊分支払い日暮れ時までに撤収する、ということにしました。

1泊3660円と安いので、2泊分支払っても一般的な料金設定のキャンプ場で
レイトチェックした場合とあまり変わらなくなっただけですが‥
(1泊5000円前後+レイトチェックに2000円ぐらい、というのが多い)

とはいえ2泊分支払い1泊で帰るとなると、
何となく損な気分は否めません^^;

うーん。まあいいけどさ、ってかんじです(笑)

冬の強風対策など注意点

冬は風に強い幕で行こう

一年前の浜名湖畔、
その直後の年始の伊豆の海沿いのキャンプでの
強風によるテント破損・・

と冬の海沿い&浜名湖の強風は経験済みだったので
今回我が家は持ちテントでは最も強風に強いと思われる、
買ったばかりの新幕『レイサ』で臨みました。

天気予報では風速11~13m/sと、
経験した中では最恐だった伊豆の時と同じ予報だったため
それでも心配ではありましたが、
結果、体感的にそこまでの強風にはならず良かったです。

でもロッジ型のテントなど
風を受け流せず思い切り受けてしまうようなテントの人もいて、
やはりそれではちょっと心配な強さではあったので
台風など特別な悪天候でなくても
テントによっては破損するレベルの風が吹く可能性がある場所、
ということに注意です。

HPに注意書きされていますが、
防風林である松の古木を伐採したため、
開放感がUPしてロケーション的には良いのですが、
その分風通しが良くなり例年より風が強く吹き込んでいるようです。

焚火以外で暖がとれるようにしよう

焚火しないキャンパーの我々、
今回はSUPなど特段アクティビティも無いからと
たまには焚火するか、なんて話も出ましたが、
強風ということを思い出しアッサリやめ、安定のおこもりスタイルにw

ストーブの上でたい焼き焼く♪

とはいえ焚火好きな人多いですよね。
今回も風に負けず焚火してる人たくさんいました。

でも焚火囲んでも、おそらく全く暖かくはないだろうな、
という見た目でしたね。
風強くて、焚火の熱気はすぐ飛んでいってると思われます(・・)

もちろん焚火の良さは、ぱちぱちという音やゆらめく炎のビジュアル!
暖かさだけじゃない!!
という面がありますが、
焚火で暖を取ろうと考えてたら、
実際「やべー」ってなると思います^^;

浜名湖は冬でも気温がマイナスになることはそう多くない、
キャンプ場の中では気温的には寒さが厳しくない方かもしれませんが、
強風のために実際の体感温度はだいぶ下がるので注意です。

あまり風が強いと火の粉が飛んで危険で、
焚火ができない可能性もありますし、
焚火以外で暖を取れるよう準備していくといいと思います。

地面は固い!

うちはテントの設営は殆ど夫がしてるので
私はペグ打たず、撤収時に抜くぐらいですが、
地面固いです。

うちは常にソリッドステーク愛用なので刺さらない、
ということはありませんが、
(夫氏の手が疲れるぐらい^^;)
テント附属のアルミペグとかだとちょっと大変かもしれません。

ボール遊びなどが禁止

広々芝生フィールドだ~!
ボールもってこ~!

と子連れキャンパーは思ってしまうところですが、
サッカーやキャッチボール、フリスビー、凧揚げなどは禁止されています。
人の車やテントに当ててしまったりというトラブル回避でしょうね。。

羽が軽いからか、バドミントンはOKだそう。
(とはいえ冬は風強くてバドミントンには向かないけどね‥)

また、これは芝生保護のためか?
花火も禁止だそうです。

広々してるから色々できそう!
と思いきや、そうでもないので注意w

シャボン玉とか鬼ごっことか、
人様に迷惑になりにくい遊び(?)を考えましょうw

まとめ

いつもはベストサイト探索をするのですが、
今回は寒かったのもありほんとテントにこもってばっかりでした(怠惰w)。

まあ、平らに開けたキャンプ場なので
オートサイトならどこでもある程度似たロケーションになる、
ということもあって、
サイトによる違いはそこまで大きくないと感じたのもあり‥

ただ今回の50番サイトはキャンプ場全体の中央付近で視界が開け(冒頭写真)、
水場も近く便利で(トイレは入口付近の方が綺麗なトイレが近いけど、歩いても全く苦じゃない距離)
チョイスとしては良かったな~と思いました。

ちょっと暗い写真だけど、湖近い端サイト。

暖かくて風もここまでじゃない季節なら、
湖側の端のサイトも湖がより見えて、それもまた良さそう、と思います。

冬キャンプ(風強い湖側は閉じてしまう)なら水道が近く解放感も高い中央40-53(48はトイレ近すぎるので避けたい)、
暖かい季節なら20-30のうち偶数サイト(湖側)あたりが個人的には好みかな~と。

木陰は殆どないので、夏は暑さが厳しいかもしれないですね。
春先や秋口など、温暖な季節にまた行ってみたいと思います。

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。