12月半ばのキャンプ。
わが家は薪ストーブが無く、
子どももまだ幼い為、
自分たちの暮らす静岡市のような沿岸部(海が近い)、県内では伊豆など、
冬期はできるだけ冷え込まない地域、
かつ日当たりも良いサイトがあるキャンプ場を探します。
しかし、キャンプ場はやはり山間部や林間が豊富。。
キャンプ場探しは暖かい季節より難航します。
ところが!今回!
静岡県内沿岸部!静岡市から1時間のエリアに!
穴場キャンプ場を発見しました♪
浜名湖畔『TARI CANHA Murakushi BEACH』
(タリカーナ村櫛ビーチ)です。
ファミリーに合うオートサイトは6サイトのみ、
トイレは近隣の公衆トイレを利用‥と、
設備は限られていますが、
サイトから直接湖に出られる!
オシャレなバーもある!
ロケーションは抜群です☆
■ 目次
ざっくり基本情報
- イン・アウト;デイタイム11~18時、ナイトタイム18~11時
(宿泊する場合はデイ&ナイトで予約します) - サイト数 ;オートサイト6サイト、ミニマルサイト2サイト
- 料金(1泊);サイト料:4320円、入場料:1620円(大人一人当たり)、1080円(小中学生)
(大人2人、小学生1人の我が家だと8640円/泊)
→設備を考えるとやや割高だけど‥ - 営業期間 ;金・土・日のみ営業。オフシーズンなどは土日のみの期間も。
- 予約 ;公式facebookにメッセージで希望を伝える。
※予約開始は宿泊日の2か月前から - サイト状況 ;芝生、湖畔は砂利や石、岩
- ゴミ ;持ち帰り
②アクティビティ度 ★★★★☆
③施設の使い易さ ★★☆☆☆
④スタッフ応対 ★★★★★
⑤アクセス ★★★★☆
ざっくり解説①景色の良さ
サイトは直接湖に続いています!
湖畔ギリギリはごつごつした石が多いしスペースも限られている
&湖とはいえ海と繋がっていて多少の満ち引きがある
ので湖畔沿いから一段上の芝生エリアにテントを張りますが
とにかく湖ビューが開けていて解放感抜群!
風が強い場所ということで、
芝生を焦がしたり、テントが炎上しないように
焚火は湖畔の砂利のエリアで行うことが決められています。
テント内でマッタリしながらも湖ビュー。
湖にはウインドサーファーも。
南東方向(海の方)には東海道新幹線も見えます。
(遠いので大きくは見えないけど、男児が喜びます)
近隣には民家も点在するので特別自然に溢れているという環境ではないですが、
大きな通りからは少し離れていて、背後には防風林もあるので、
周囲は静か。
夜は風と、湖の波の音だけ。
癒されます(o´▽`o)
ざっくり解説②アクティビティ度
サイトが直接湖に繋がっているので、
カヌーやカヤック、ウインドサーフィンなど、
車に載せてきてすぐ出艇できます♪
そういったものが持参できなくても、
湖際には貝などの生き物もいて、
子どもは飽きずに遊んでいました。
男児は真冬でも「濡れちゃった~(;´▽`A」と無邪気に訴えてくることがあるので
余分な着替えなど対策が必要ですが‥(ー_ー;)
(小さいヤドカリのような、タニシのような貝をたくさん見つけて喜ぶ長男、
撤収日に靴を水没させて、撤収後の日帰り温泉や餃子店などへ行く際は
親がおんぶしたりして大変でした‥)
キャンプ場はこじんまりしているので
湖上でのアクティビティを持参しなければ他には何もありませんが、
車で数分のエリアに浜名湖ガーデンパーク、
10分程のところには浜名湖パルパルや浜松フラワーパークに浜松市動物園と、
浜名湖の観光エリアも近いので、
そういったアクティビティとの組合せも可能です。
ざっくり解説③施設の使い易さ
キャンプ場の端っこには管理施設を兼ねた店舗群があります。
キャンプ場の管理棟にあたるのは
キャンプギアのセレクトショップを兼ねた
こちらの建物。
オーナーさんが一つ一つの素材に拘って手づくりしていて、
小さくもオシャレです。
隣にはカフェ&バースペース。
時期によって変わるようですが、
現在はコディアックキャンバスという、
アメリカでは人気らしいテントが二つ設置されていました。
インナーなしで土間空間となっているテントと、
ホットカーペット&カーペット敷きで足元ぬくぬくの座敷空間になっているテント。
テントの外のチェアも開放的◎
こちらは軍用コットに軍用寝袋式テント(?)。
「どうぞ!入ってみて!」とオーナーさんにお勧め頂き、
写真まで撮って頂きました!(笑)
夕方も良いかんじです!
寒かったので、温かいお酒を出してもらいました。
普段ビールかウイスキーしか飲まない夫婦、
全然分からなかったので曖昧なイメージだけ伝えたら、
おススメを作ってくれました^^
子ども用にはコーラやオレンジジュースがあったかな?
閉店時間は特に決まっていないのか、
お客さんがいなければある程度の時間で閉めてしまうとか。
バーで一杯頂きたいな、
という場合は事前に何時頃まで開けてもらえるか確認しておくと安心です。
アメリカでは人気のようですが、
国内では珍しいテントの中に入れてもらえて、
美味しいお酒も頂けるのが最高にイイです(´∀`)
*
ただ、キャンプ場の基本施設である水道&トイレは難あり。
水道は簡易な洗面シンクしかなく、
下水が繋がっていないので合成洗剤が使えません。
洗剤面はともかく、
洗い物には向かないシンクだな、、
と我が家は水汲み以外には使わず、
使ったお皿はすぐにキッチンペーパーで拭き取り、
熱湯をかけて再度拭き仕上げる簡易洗浄(?)で済ませました。
洗い物が気になる人は紙皿の利用などで洗い物を減らし、
どうしても洗いたいものは持ち帰る‥
というのがよいかと思います。
トイレは場内になく、
歩いてすぐの公衆トイレへ。
パッと見それなりに立派なトイレなのですが、
簡易水洗式なので臭いがあり、清掃も行き届いているとは言えないレベル。。
またクモの巣だらけなので頭上注意です。
ざっくり解説④スタッフ応対
先述の水道の使い方、焚火は芝生でやらない等、
同意すべき注意事項は多めですが、
どれもこのキャンプ場の管理上必要とちゃんと理解できるので
不便は感じません。
販売しているギアについて
熱心に説明してくださったり、
設置しているテントについても色々教えて頂き、
特に何も注文していなくても(カフェ空間の一部なのに)
快く中に入れて下さり、撮影もさせてもらい‥。
時々サイトへ来ては焼き芋を下さったり、
子どもに話しかけて頂いたり。
帰り際にはオーナーのお母様手作りのみかんジュースをご馳走になりました^^
今回は我が家含め3グループしか利用が無かったので、
オンシーズンでもっと賑わう時期は個々への対応は変わってくるかもしれませんが、
こじんまりしたキャンプ場ということもあり、
オーナーさんとの距離感が近くてアットホームな雰囲気と感じました。
ざっくり解説⑤アクセス
浜松西インター、舘山寺スマートインターのいずれからも車で20分程度と
アクセス良好です。
日中は舘山寺スマートインターの方が街中を通らないので早いと思いますが、
途中コンビニぐらいしか無いので買い出しをしたい場合は浜松西で降りた方がいいかもです。
帰り道沿いに浜名湖パルパル近くの日帰り温泉『華咲の湯』に寄って帰るコースもありかと^^
我が家は撤収後に行ってみたら駐車場いっぱい、
ランチバイキング満席とのことで
別の日帰り温泉へ向かいましたが。。
我が家のサイト紹介
いつもはベストサイト探索をレポするところですが、
オートキャンプができるサイト6サイトは浜名湖に平行に並び、
どこからも眺望良好で殆ど違いが無いので略^^♪
サイトは7.5m×14m+湖畔際とゆったりサイズ。
7m×4mほどある我が家のスカイパイロットも余裕~♪
でも寝室にユドゥンを連結する最近の定番スタイルだとさすがに横長には張れないので
縦長に連結。
日中は初めて短辺をフルオープンにしました。
風が強かったのでテントのスカートがバッタバタしていました^^;
スカートをペグ固定したのも初でした。
クリスマスが近かったので夜はクリスマスモードに。
子どもと市販スポンジに飾り付けてケーキ、
簡単ビーフシチュー、リース風サラダで一応クリスマス風^^;
子どもはケーキと100均のサンタ帽だけで満足げでしたが
インスタでおしゃれキャンパーさんのクリスマスディナーを見るたび
ため息の母でしたw
料理など女子力必要なもの全般苦手なので仕方ないw
まとめ
オシャレなカフェ&バー空間と湖ビュー!
ロケーションは最高♪
ただ、
トイレなど設備には要対策。
(トイレだけは対策しようがないが‥)
また、キャンプ場の管理エリアは小さく、
サイトは一般道(通りは殆どないが)に接し、
どんな人が近くを通るかは分からない、
という不安も多少あります。
(キャンパー以外の人の往来が近いので防犯面はやや気になる)
キャンパーなら安心、というわけでは
ないのですが、
真っ暗な公衆トイレ(人感センサーでライトが付くが、反応が遅いw)など
女子や子連れには多少不安があると思います。
電話予約の受付があるかはわかりませんが、
ネット上では基本的にフェイスブックの予約のようなので、
フェイスブックをやっていない人にはハードル高め。
でもその分あまり知られていない、穴場キャンプ場だと思います!
我が家的にはオフシーズンにベストな環境
(冷え込まない・解放感あり)なのですが、
オンシーズンの方が風も落ち着いているそうです。
暖かい季節に父作のカヤックを持ち込んだカヤックキャンプもやってみたいなぁ、、
などと、是非リピートしたいキャンプ場でした!
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