9月半ばの連休。
まだまだ残暑厳しい時期・・ということで
川遊びができ、
かつサイトが林間で涼しい、
静岡市からのアクセスも良い、
という条件から、
山梨は南部町の『福士川オートキャンプ場』へ行ってきました。
コンパクトで周りのサイトとの距離が近く、
プライベート感は皆無‥
通常我が家ではあまり好まないパターンですが、
思った以上に快適に過ごせたのでレポしていきます♪
■ 目次
ざっくり基本情報
- イン・アウト;13~12時(繁忙期11時チェックアウト・アーリー可、500円/h)
- 料金(1泊);車1台5名まで5000円(6人以上は500円/人追加)
- 営業期間 ;4月~11月
- 予約 ;電話のみ、時期不明
- サイト状況 ;一面細かい砂利で綺麗!
- ゴミ ;分別して捨てられる(ビンカンとそれ以外のゴミ袋を購入)
②アクティビティ度 ★★★★☆
③施設の使い易さ ★★★★☆
④スタッフ応対 ★★★★★
⑤ワイルド度 ★☆☆☆☆
ざっくり解説①絶景度
中部横断道のおかげで静岡市(東名静岡IC)から40分という好立地なのですが、
キャンプ場からこの横断道の高架が見え、
対岸には民家も視界に入ってくるので、
景観は良いとは言えません。
ただ、川沿いにはモミジなどの木々が植えられていて、
場内で過ごす際には人工物はあまり気になりません。
ざっくり解説②アクティビティ度
キャンプ場では特別体験イベントがあるわけでもなく、
子どもが遊べるような広場があるわけでもないので、
アクティビティというと、主に夏期限定となる川遊びですが、
キャンプ場から川へ出るとすぐのところに堰(せき)があり、
このおかげで大人でもダイブすることが可能となっていて、
それが大きな魅力となっているようです。
堰の滝つぼとなる箇所以外は殆どが
大人の膝下の水深なので幼い子供でも比較的安全に遊ばせられるのですが、
滝つぼとなる箇所だけは水深が深く、
小中学生以上の子どもも(子どもの心を持つ大人もw)楽しめます。
深い箇所、高低差のある箇所があるということは、
それだけ危険性も高いわけで、その分一層の注意が必要なわけですが。
今回我が家は忘れてしまったのですが、
(小1長男も怖がってダイブはしてません)
ライフジャケットの着用が望ましいですね。
*
広場サイトはあくまでキャンプサイトだし、
子どもが遊ぶような広場は特別無いものの、
炊事場に自由に使えるボールやオモチャが少し置いてあり、
付近で子ども達がバドミントンやボール投げをして遊んでいました。
ざっくり解説③施設の使い易さ
コンパクトなので水道とトイレ・シャワーは一ヶ所ずつ。
トイレは仮設トイレなので一見汚そうなイメージが浮かびますが、
綺麗に清掃されています。
どんなに清潔なトイレも、
シーズンで利用者が多い時期には、
夜間はスタッフの手が届かず、
朝清掃されるまで汚れがち‥というのはよくありますが、
ここでは22時頃ちょっと汚れてるな、、と思ったのが、
深夜1時頃清掃されているのを見て、掃除頻度に驚きました。
場内全体もゴミどころか、木の枝一つ落ちておらず(設営前)清潔。
それはそれは綺麗な砂利です。
施設は必要最低限ですが、
その分管理が行き届き快適に使えます。
ざっくり解説④スタッフ応対
若いスタッフの方もいましたが、
基本的には年輩のご夫婦で管理されているようです。
キャンプ場は川沿いへ細い坂を下ったところにありますが、
その手前の自宅らしき建物の一部が受付スペースになっていました。
花火が少々、野菜少々が売っていたかな。
前の人が撤収し次第少し早めに入れてくれたり(¥500/h)、
多少融通もきかせてくれそうでした。
応対は丁寧だし、何より先述の、
場内を綺麗に保とうとする姿勢に好感が持てます。
ざっくり解説⑤ワイルド度
アクセスが良く、買い物もそう遠くはなく(IC方向に10分くらいは戻るけど)、
景色も先述のように山間部の集落の一風景。
サイトも綺麗に整備された林と砂利。
遊べる川も人工物の堰がある。
自然と一体、っていうよりは、
田舎のおばあちゃんちに来たような感覚に近いですが、
ファミリーには特に、使い勝手の良いキャンプ場と言えます。
ベストサイト探索
夏以外なら広場サイトも良いかも
福士川オートキャンプ場には広場サイトと林間サイトがあります。
広場サイトはまさに広場!
基本的には区画サイトで指定の場所に張るのですが、
ここはロープで区画すらされておらず、
番号札がある付近がそれぞれのエリア?と思われるものの明確ではありません。
(サイトへは管理人のおじさんが案内してくれるので、
その際に「ここからここまでね」なんて
目安を教えてくれるのかもしれませんが‥)
林間も含め、プライバシーがあまり無いキャンプ場ですが、
広場は特にそうなので、
昨今の広々、区画もハッキリ、プライベート感高いサイトに慣れていると
ちょっと落ち着かないかんじがしちゃうと思います^^;
ただ、川沿いの奥の方(4~7番あたり)は木々ごしに川を眺められるし、
(林間サイトだと単管の手すりが景観的にややマイナス)
それほど混まないと思われる平日や肌寒い時期
(といっても営業自体4~11月なので、4月や11月とか?)
なら区画されていないのが逆にフリーサイトの雰囲気を出していて、
広場サイトでも良いかもと思いました(あくまでも空いてる前提)。
あるいは川遊びに重点を置くと、
川への階段が近く、
川遊びポイント(ダイブできる堰があるのは階段の近くでもある)も良く見える、
広場の4番5番あたりも良いかもしれません。
(ただし、4番は川遊びに行く人の往来が激しいので
レイアウトを工夫しないとプライバシー皆無w)
涼しい林間サイト
広場は木陰が少ないので夏は暑いものの、
西側が山になっているので意外と早く日陰になります。
とはいえ猛暑日も多い夏場は
やっぱり林間が涼しくて良いですね。
こちらはヒノキの木が整然と並び、
やはりロープほどの明確な区画ではないものの、
それぞれの領域が明快で、広場よりはプライベート感があります。
設営撤収時以外は奥の駐車場へ車を移動する人が多いので
基本的には車が視界に入らないのも、景観的には良いです。
山側は中央の通路側へ開くレイアウトとなりがちで、
(プライバシーを重視し山側へ、という方法もあるけど、圧迫感があるのでやってる人は少ない)
通路を往く人から見られるのがちょっと落ち着かない・・。
ただその分、川側よりは若干(1~1.5mぐらい?計ったわけではない)奥行きがある気がしました。
もちろん川も見えない。
なので基本的には川側11~16番の6サイトが良いと思います。
川側どこも大きさは同じくらい、
11番が水場に近く、広場サイト、さらには川へのアクセスも林間では最も良い、
16番は水場や川への階段は遠くなる分トイレが近い、
11から16にかけて若干奥行きが短くなっている印象‥
というかんじ。
個人的には川側にモミジが多く植わっている14・15・16番か、
(でも16番はトイレが近すぎかも)
広場との境界となるヒノキが二重になっていて若干プライベート感が高い11番(水場も近い)
が良いかなーと感じました。
今回の我が家のように、
予約が遅いと川側は埋まっていて山側しかない、
ということがあると思いますが、
トイレが近すぎる17番と、
「WC→」の看板が自分のサイトの看板のようになってしまう(笑)22番、
ついでに裏の山に物置小屋のようなものがある21番あたりは、
できれば避けたいな‥なんて思いました。
うちのサイト状況
三連休のなか日なのに予約したのが遅かったので
今回我が家は林間サイトの山側、中央付近の19番サイトでした。
予約時に聞いたサイズは7×9m。
車をサイト内に置かなくてもよかったので、予想より広々レイアウトできましたが、
2ルームテントとかなら張り易い縦長サイト、
我が家がプライベート感を出したい時は横長にすることが多いので、
設営時は夫婦でちょっと悩みました^^;
寝室であるユドゥンを斜めに配置したことで、
通路に正対せず行き交う人と「お見合い」状態にならなかったのが
(いや実際には丸見えなんですがwちょっとした違いw)
あけっぴろげながら意外と落ち着く空間となったポイントかな~
と思います。
丸見えとはいえ、奥行きがあるので、思ったよりは快適でした^^
サイト内があまりごちゃつかないように、
見られても恥ずかしくないように、
ふだんよりはマメに整頓するなど気を遣いましたけどね^^;
(自分が思うほど他人は見ていないんでしょうけれども・・w)
自分のうちのテントやギアに自信がある人にはいいかも?w
まとめ
簡単ですが、以上のとおり、
中部横断道がキャンプ場の近くまでは開通したおかげで静岡側からのアクセス良好!
(全部開通すればICから近いから山梨の甲府側からも勿論近い。。ってそもそも山梨県内ですが。)
基本的には浅いけどダイブできるポイントがあって川遊びが楽しい!
(雨天後は増水するようですし、川遊び時は事故等への注意が当然必要です!)
プライバシーは薄いけど綺麗な砂利のサイトで快適!
林間は夏でも涼しい!
(とはいえ高原のような涼しさとは違いますが‥)
といった点から、
夏を楽しみたいファミリーには特におススメのキャンプ場です^^
山が近い割には、虫も少なかったです!
11月いっぱい営業らしいので、
紅葉も見られるのでは!場内モミジがたくさん植わっています。
*
~超余談~
花火は可でも、
打上げ花火は禁止されているキャンプ場が多いと思うのですが、
ここでは受付で『ロケット花火』が売っていました!
「え‥?つまり打ち上げていいの‥??」
と思いましたが、ゴミ(飛んで行ったロケット部分)は回収しきれないし、
あんまり良くはないよなあ・・
と打ち上げることはせず
子ども達には手持ち花火をやらせましたが、
川の方で「ピューン‥!!」とロケット花火の音が聴こえてきたので、
川岸で打ち上げていた方もいるようでした。
めざというちの長男はロケット花火を発見し
しきりにやりたがったので
実家近くの広くゆるい公園(規制がw)で後日やろうと約束し
購入だけさせられましたw
ロケット花火、やっぱり楽しいですからね・・
小心者なのでうちはあまりできないのですがw、
目くじら立てすぎるのも‥
と思うので、キャンプ場で売ってるのは嬉しい(?)かもしれない。。
(結婚式などでやるバルーンリリース用の風船のように、自然界に融解する?
みたいなロケット花火もイマドキはあるんだろうか・・)
コメントを残す