入園・入学の季節ですね。
うちの長男坊も、無事幼稚園を卒園、
もうすぐ小学生。
数か月前、母には一つの懸念事項がありました。
それが『指しゃぶり』。
6歳、年長さんになってもやめられなかった、長男のクセ。
薬を試したり、脅して(?)みたり。
それでもやめられなかった指しゃぶりがおさまったのは、
思ってもみなかったことがきっかけでした。
※以下、指しゃぶりをやめさせる効果的な方法は書いてないです(笑)
■ 目次
指しゃぶり卒業への方策(失敗集)
専用マニキュア効かず
「指しゃぶり やめさせる」などで検索すると必ず出てくる、
指しゃぶりをやめさせる専用のマニキュア。
今思えば早めにこれを使っていれば、
ちゃんと効いてもっと早く卒業できたかもしれないですが、
結果から言うと年長の息子には効きませんでした。
幼稚園にあがってからでもこれが効いて卒業できた、
という実例を身近に聞いていたので
かなり期待していたのですが、
使い始めこそ「にがっ!」
と爪にマニキュアを塗った指をひっこめていた息子も、
気が付けば塗った後でも平気でその指をしゃぶっていること多々‥。
さすがに塗った直後はしゃぶりませんが、
基本、日をまたいで効果が続かない様子をみると、
手を洗ったりすると落ちていくようで、
まめに塗り直すほどこちらも余裕なく‥
脅してみる
苦いのが平気(?)な長男、
逆に年齢的に効くかなと思ったのが
言葉による脅し。
「長男ちゃん、指しゃぶってるとお友達に、
〇〇君の指ツバついてて嫌~。手つなぎたくな~い!
って言われちゃうかもよ」
「小学校に行ってもしゃぶってたら、お友達に笑われちゃうかもよ」
‥などなど。
長男は母にそう言われるたび、
「‥そういうこと言わないでっ!」
と、嫌がっていましたが、
結局6年もしゃぶっているので本人的にも
やめないとと頭では解っていてもクセになっていて無意識にしゃぶっている
という状態のため、
単に嫌な事を言う母という印象を与えただけで
何の問題解決にもなりませんでした‥(lll-ω-)ズーン
そんな長男なので、年中~年長ぐらいの頃は、
初めて来た場所(不安感がある時)とか、疲れてボ~っとしている時
に無意識にしゃぶっている
というかんじでした。
歯の生え変わりがきっかけ!
そんなかんじで親も強いてやめさせるのを諦めた、
年長さんの冬(6歳半くらい)。
早い子では年長さんの始め頃には来るという、
歯の生え変わりが長男にも始まりました。
思えば赤ちゃんの頃、
前歯の下の歯から生えて驚いた記憶があります。
「えっ。ここからなのか!」と。
(ビーバー等のイメージなのか、なんとなく、
生え始めは前歯の上の歯からかと思いません?)
よって(?)、生え変わりも前歯の下の歯から始まりました。
「歯がグラグラする~」
と息子が気にしだした当初、母的には
「おー、ついにねぇ‥」
と思った程度でしたが、
まさかこれが転機になるとは。
ぐらぐらする歯が気になり、
指をしゃぶるどころじゃなく、
抜けそうな歯を触ることが増えた長男。
(それはそれで母は気になっちゃうんだけど、それは仕方ないか、と‥)
1本目の歯が抜けてからも、
いつのまにか指をしゃぶらなくなっていました‥!
夜中寝ている時、ふとしゃぶっている時がたま~にあるくらい。
気付いたら親がスポッと抜いていますw
歯が生え変わるという成長とともに指しゃぶり卒業‥
う~ん、思ってもみませんでしたが、人間よくできていますねぇ‥。
(いや、かなり長かったけどさ‥)
『指しゃぶり=おっぱい(母乳)好き・甘えん坊』‥じゃない!!
ここからは、指しゃぶりにまつわるアレコレを振り返ります。
指しゃぶり遍歴
長男の指しゃぶり、スタートは生後3、4か月の頃からだったと思います。
最初はおもちゃ等には無関心で、
自分の指に関心がいくんですよね。
両手の指を合わせてみたり、絡めてみたり、
それが口に入れて遊ぶ(?)ことに発展。
最初は好きな指など固定されず、
それどころか指を口に入れたいのに
上手く入らずもどかしそうにする事などもあり、
「そうか~自分の指も最初は上手くコントロールできないのか~」
と思ったりして、こちらも微笑ましく見ていました。
それがいつしか、
“指しゃぶっているとなんか落ち着くなぁ”
と気付いたのか、遊びでなく精神安定剤的に
しゃぶるようになっていったのですね。
うちの末っ子娘もですが、
しゃぶるのは親指という子が多いですよね。
しかし長男は少数派で、人差し指と中指の2本が
しゃぶる指として固定化されてしまいました。
(稀に同様の子を見かけますが、かなり少ない)
2本だから余計に気になる‥(^^;
赤ちゃんのうちはまだ『かわいい』で済むけど、
3歳を過ぎ、年少さんともなると‥
だんだん悩みになってきます。
赤ちゃんの間も気にはなったものの、
やめさせる方法はやはりマニキュアぐらいしか
考えられなかったので、
赤ちゃんに使うのは気が引けて‥
と対策を打たず進んだ結果、
6歳を過ぎ年長さんになっても卒業できない事態になったというわけです。
年齢と共に遊びの幅が増え、
また割と活発に動くタイプなので
しゃぶる回数や時間は確実に減ってはいきましたが、
上述のとおり、歯の生え変わりまでは
きっぱり卒業には至りませんでした。
おっぱい(母乳)熱希薄な兄妹
「指しゃぶりする子=おっぱい好き」
と思われることがあります。
確かに、そういう子もいるかもしれません。
しかし、うちは指をしゃぶることのなかった次男も、
指しゃぶりしていた(している)長男・末っ子娘も、
皆一様におっぱい熱希薄な赤ちゃんでした。
デフォルトでは大変さびしい胸元のこの母ですが、
授乳期はちゃんと大きくなって(短い夢だったね~)、
母乳は産院で感心されたほどよく出たし、
3人共ほぼ完母でした。
でもおっぱい欲しさに胸元をまさぐられたり、
卒乳できずに胸に怖い顔を描いたり
なんて苦労は全くさせてもらえない程、
授乳時は注意力散漫だし
(一生懸命吸ってくれたのは初期だけでそのうち
「あ~おっぱい?まぁ、もらっとくわ」って態度に‥w)
卒乳は皆アッサリだし
(長男長女は離乳食が進み徐々に飲む量が減り、最後もきっぱり。
次男に関しては風邪を期に突然離乳食を食べ始め、母乳を拒否!)
‥楽でありがたい事なんだろうけど、ちょっと寂しいぐらいでした。
そんなわけなので、経験上、
指しゃぶりする子が
必ずしも母のおっぱいをイメージしていたり、
おっぱい(母乳)が好き、
とは言えないと思います。
甘えん坊でもない!
「指しゃぶりする子=甘えん坊」。
これも、必ずしもそうとは思えません。
甘えん坊と見る基準をどこに置くか、
色んな視点があると思いますが、
親への依存度、つまり「ママじゃなきゃ嫌!」度合でいうと、
うちの子は総じて低めです。
長男が特にそうでしたが、
指しゃぶりが習慣化される前から、
あまり泣かない赤ちゃんでした。
抱っこしなくてもおとなしくごろごろしてくれるため
(しかも寝返りも遅かったから殆どただ寝てるだけw)
後頭部が平らめの、形のよくない頭になってしまったくらいです(^^;
(うつぶせにすると横向けずあっぷあっぷしちゃうから仰向けばかりなのもあり)
兄妹で一番泣いて明快に母を求めてくれた赤ちゃんは、
(指しゃぶりしない)次男でした。
それでも平均レベルだと思います。
「甘えん坊」を、より愛情に飢えている、
と捉えると、これもやはり、
うちの兄妹では長男と年子の妹に挟まれた次男が一番
そう言える立場だと思われます。
でもいずれにせよ、
3人共赤ちゃん期からこども園に預けられたり
祖父母にお世話してもらったりと育ったこともあり、
こども園大好き、祖父母大好き、人見知りも少ない(※)、
祖父母の家に子どもだけで泊まれる、祖父母だけと出かけられる、
長男次男に関しては祖父・叔父夫妻と海外旅行に行った‥
(※2歳娘は最近、慣れない男性のみ、近距離は怖いらしい)
と、甘えん坊、と周囲からみなされることは皆無です。
そんなわけなので、
子どもが指をしゃぶっていることで
「甘えん坊さんだね」(※必ずしもマイナスな意見ではないが)とか
「愛情に飢えてるね(さびしいのかも)」とか
言われるようなことがあっても
スルーでいいと思います。
指しゃぶりは、ただのクセ!
だからこそやめさせるのが難しいわけですが、
メンタル面の心配は不要と私は思います。
*
さて、うちで残る指しゃぶりっ子は2歳の娘ですが、、
長男の時ほど頻度が多くないのと、
女の子の方が人目を気にするようになるのが早いかな~
と、長男よりは早い卒業を期待してはいますが、
まあ、あまり気にし過ぎず、成長を見守ろうと思います。
(本人の希望で専用マニキュア使うことはあるかも?)
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