先日、4歳次男がやっと自転車に乗れました。
2歳半頃から兄の初代自転車を受け継ぎ、
ペダルをはずした『ストライダー』のような状態で使っていましたが、
最近だいぶ慣れてきていたため、
4歳5か月にしてようやくペダルを装着、
初日は乗り始めが上手くいかなかったものの、
2日目にして乗れるようになりました。
昨今はストライダーのようなものであらかじめ慣れておく、
というケースは多いようで、自転車の練習もさほどの苦労はないのかもしれませんが、
うちにはまだ自転車運転が未経験の末っ子もいるし、
備忘録として練習記録を書くことにしました。
※もちろん私は教えるプロではないので、
練習法やポイントは、あくまで私が我が子の練習で感じたことです
■ 目次
自転車選び
まず遡って自転車選び。
- ストライダー
- 自転車に補助輪
- 自転車のペダルを外す
の3パターンが一般的だと思います。
私の子供時代は②が主流だったはず。
私はこれでしたね。
今次男が乗っているのは長男のお下がり。
自転車を購入してくれたのは実家の両親だったので
両親的にはせっかくならできるだけ長く孫に使ってもらえるほうがいいということで、
ペダルの無い①ストライダーは当初から眼中外。
店頭の店員さんの、
“『②補助輪をつける』より、
『③ペダルを外して練習』したほうが
バランス感覚がちゃんと身について、スムーズに乗れるようになる”
というアドバイスにより③となったそうです。
重要なのは、やっぱり最初は、
大人が後ろで支える持ち手部分があった方が絶対良いです。
ペダル無しで走る、走る
長男の乗り始めが3歳半頃だったのに対し、
次男は2歳半だったので、
最初はペダル無しで足が着いているといっても、
ちょっとグラグラしていました。
ストライダーを使ったことはないですが、
自転車の方が断然重いと思います。
その分慣れさえすれば、
安定感があるとも言えますが、
倒してしまうと2歳では起こせず、
親が手を貸すシーンは度々ありました。
それでも、
慣れてくればスピードも出てくるし、
さらにはちょっと坂になっている箇所などで加速がつけば、足を離しても
バランスをとっていられるようになります。
あとはひたすら乗る。
というか足が着いているので、走る。
わが家には大人用には自転車が無いので(伴走できない)
子どもを自転車に乗せてあげよう、
という時は、自転車OKの大きな公園や
レンタサイクル&サイクリングコースのある田貫湖などへ
車に子どもの自転車を積んで行くことに。
あとは、2~3か月に1回は茨城の実家に帰省するので、
自転車好きな父に伴走役をお願いして練習させてもらったり。
長男の練習時は長男のペースでいけたけど、
次男の時には普通に乗れる長男もいたので当然ペースが速く、
夏場など次男は顔を真っ赤にさせながら(必死!w)
頑張っていました(^^;
(熱中症になるんじゃ、と慌てて休憩入れたり‥)
ペダルを着けるタイミング
長男の時はそこそこの頻度で練習させられたので
乗り始めから1年未満の4歳2か月で乗れるようになりましたが、
次男は乗り始めこそ長男より幼いうちに始めたものの、
キャンプを始めてしまったことなどもあって練習頻度が少なく、
ペダル無し練習期間は長くなってしまいました。
- (加速した状態で)足を浮かせていられる時間が長くなってくる
- (↑これができてくると)スピードが出てくる
- ブレーキをかけられる
‥といった状態になると、
自転車でバランスを取ることができているし、
万一スピードが出ても止まれるので、
いよいよペダルをつけて練習です。
早いうちにたくさん練習すれば②までは割とすぐできるかもですが、
単純に身体が小さいうちは手も小さいので、
③がうまくできなかったりします(^^;
腰痛いけど!やっぱり最初は大人が支えて、こぐ練習
大人が支えてあげて、ペダルを漕ぐ練習に移っても、
前段階で十分バランス感覚がついていれば、
割とすぐ安定して漕げるようになります。
支えながら加速を与え、安定させる
ポイントは
自転車が安定するスピードになるよう、
できるだけ早く漕がせること。
ペダルから子どもの足が外れない程度に、
親は後ろから軽く押すぐらいのイメージです。
ペダル無し段階で、坂などで加速がつけば足を浮かせてバランス取れる、
というところまでできていれば、
スピードがある程度出せれば自分でバランスを取れる、
ということなので、
こっそり手を放してもそのまま進める段階にはすぐいけます。
(ただ、最初は恐怖心があるので、
「お母さん(お父さん)がちゃんと支えてくれてる」
という安心感のもと、漕ぐ練習に集中させてあげます。
手を放すのは、スピードにのってバランス取れてる間だけこっそり)
こわごわ、ゆ~っくり漕いでいるとフラフラしてバランスも取れず、
足元に集中できず、いつまでも漕ぐことに慣れない悪循環に。
支えるのはやっぱり、後ろ。
「すぐ乗れる」をうたう某キッズ自転車のサイトで、
「最初は大人が(後ろの持ち手ではなく)ハンドル部分を支えて‥」
とあったので、後ろを支えるより安心感があって、
漕ぐ練習に集中できるのかな?
と次男で初めて試してみたのですが、
(※そもそもこの商品はうちのと違い、後ろに持ち手が無いけど)
- 横で伴走しながらハンドルを支えようとすると、
どうしても自転車を傾けてしまいがちになり、子どもは自分でバランスがとりづらい。 - 運転する子どもにとっても親の支える手が邪魔で
あまり集中できない様子。 - 体勢が苦しいので親の方がスピードを出せず、
早く漕ぐ練習ができない。
‥といったかんじであまり良い方法じゃないな、とやめました。
(子どもに教えるプロならうまくやるのかもですが)
難しい『漕ぎ始め』は漕ぎ慣れて(乗れて)から
次男の練習では、
スピードにのって漕いでバランスを取るのはすぐできても、
「漕ぎ始め」がなかなか上手くできず、
初日はそこで次男の心が折れてしまい終わりました(・・;
「うまく漕ぎ始められさえすればもう殆ど乗れてるのに‥うーむ‥」
と悩み、2日目は方向性を変えることに。
まず「乗れる」という自信をつける
静止させた状態からペダルを漕ぎ出そうとすると、
ペダルから足が外れがちだったので、
「漕ぎ始め練習」を一旦あきらめ、
スタート時だけはガッチリ支えてやってスピードに乗らせ、
バランス取れてるタイミングで、
今度は(こっそりではなく)「放すよ~」と言って手を放し、
「凄いじゃん!自分で乗れてるよ!!」
と褒めて自信をつけさせることに。
最初のうちはそれでも後ろで一緒に走り、
少しでもふらついたら再び支え、
「スピードが出て怖くなったらブレーキかけて足を着けば倒れないよ!」
と自分で止まる練習をさせました。
『一人で漕げる(乗れる)し、一人で止まれる』
となれば、乗れて嬉しい上に
(足をつければ)ふらついたからって転ばないんだ、
と恐怖心もおさまります。
漕ぐのに慣れれば、漕ぎ始めもうまくいく
次男は父の二人乗り自転車の後ろに乗ったこともあるし、
少しは漕ぐ感覚がついているかなー?
なんて期待してたのですが、
二人乗り自転車も2,3回乗っただけだし、
少し時間もあいちゃっていたし、
自分ひとりでバランス取って漕ぎ出す、
というのはやっぱり違うようです^^;
それでも、加速がつけば一人で乗れる、
という感覚がついてくると、
途中でペダルから足を外しても
すぐにもう一度足を戻して漕げるようになり、
(ある程度スピードがついてさえいれば
バランスを保てるため)
「漕ぎ始め」への抵抗がなくなっていくのが見ていて分かりました。
うちの次男のように「漕ぎ始め」がうまくできない子には、
とりあえずスタートは親が助けてやって加速をつけ、
とにかく一定のスピードで漕ぐ感覚(=「自転車に乗れてる」感覚)
をつけてあげるのがおススメです。
ペダル無し自転車で十分練習していれば、
①漕ぎだす
②漕いでスピードにのる
③止まる
‥というステップに沿ってやらなくても、
一見一番難しそう(?)な②はある程度すぐできるので、
②→③→①の順で練習するのがスムーズかな、
というのが個人的な結論です。
締め。
以上が自転車練習にまつわる備忘録になります~
上述の通り、
まずファースト自転車が『ペダル無し自転車(後ろを親が支えられる構造)』
というのが前提になります(^^;
うちの次男の場合、
乗り始めが幼かった上に
ペダル無し練習できる日が数週間~数か月おきで、
感覚もその都度持続しづらかったので上達効率は良くなかったし、
ペダル付けるまでの期間が長くなってしまいましたが、
3歳ぐらいから始めてコンスタントに乗れば、
ペダルつけられそうなぐらいに慣れるまでそれほどかからないと思います。
そしてペダル付けて乗れるようになるまで2日。
(長男の時は夫が殆ど見ていて練習の詳細は不明なものの、1日で乗れるように)
やっぱり親の腰は痛くなりますが、
それほど苦労せず乗れているほうかな?と思います。
それでも子どもが一人で乗っていく後ろ姿には、
やはり感慨深いものが‥。
「またひとつ大きくなったネ」と、
嬉しいけどちょっと淋しくもある瞬間。
親って心中複雑ですよね。。
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