小2長男、Z会小学生コースを開始!きっかけと決め手。



4月より、小2の長男のため、Z会を申込みました。

4~7月号と、4か月分続いたので、
Z会を始めたきっかけや、やらせてみた現時点での感想などをまとめてみます。

経緯ときっかけ

長男の日常

長男は、うちの目の前(道路挟んだ向かいに正門がある!)の市立小学校に通っています。

当初は夫の出身校である、
地元国立大の付属小学校へ行かせようと「お受験」を試みましたが失敗↓

【小学校受験】お受験失敗、その後。

2019年7月21日

ですが、現在ではそんなことを思い出すことも殆ど無いほど、
なかなか充実した日々を過ごせていると思います。

放課後は基本的に児童クラブへ行き、
学校の校庭をホームにしているサッカー少年団に週3回、
スイミングに週1回通い、
週末は家族でキャンプやドライブへ。

宿題もそれなりにちゃんとこなし、
今のところは運動も勉強もどちらかといえばできる方。

母である私自身の小学2年生当時などと比べると、
よっぽど充実してると思います^^;

まだ低学年だし、
授業についていけないということもないし、
長期休みの際に市販の薄い問題集を追加でやらせるぐらいで、
勉強に関してもとりあえずは何も対策いらないかな・・

と母は思っていました。

小学生のうちは、勉強より何より、
たくさん身体を動かして身体づくり・運動への抵抗感を無くすこと、
サッカーでチームワーク、社会性を身に着けること、
(サッカーでなくても良いがチームプレーの体育系が分かり易い)
を重視したい、というのが個人的な考えでした。

小学生受験をさせてもいいか、
と思えたぐらいなので、
長男はとりあえず勉強に関してはそれほど心配していなかった
(特別優秀というわけではないが、人より遅れているというかんじがない)
ということもありますが・・。
(次男は長男の当時より数字や言葉が弱いので、お勉強はちょっと心配だけど、
長男より社会性・協調性に不安がない、と子どもによって違うとは思います)

コロナ混乱で休校・学校の対応に愕然

ところが長男が小1の終わり頃からコロナが猛威をふるい、
春休み前から2年生に進級して2か月まで、
まるごと休校になってしまいます。

長男の学校の対応は、
普段の宿題と変わらない、
わら半紙のプリントが数枚束になって出されるのみ。

親の私が小学生当時(時代は平成なりたて!)と何も変わらないじゃないか!!
と愕然としました。

しかも内容も、
改めて解く意味がそれほど無さそうな、
超簡単な1年生の復習が主。

(休校が長引く中、まだ学校では習っていない『ひっ算』が
簡単な解説と共に宿題に出されたりもしましたが、
親が教えることを前提にしたようなその内容に批判が来たのかどうなのか、
即刻簡単な復習に戻りました(・・;)

市立で同じ対応だったわけではなく、
すぐ隣の市立小ではタブレット学習(オリジナルでなく、どこかの無料サイトと思われるが)
が出されていたらしいので
学校に所属する教員にそういった知識・対応力があるかどうか、
という差に依ったところもあるようですが、
あまりに粗末な学習内容にショックでした。

ちょうど仕事で私立小学校の設計に関わっていたこともあり、
基本的な教育内容の違いが気にはなっていたところでしたが、
コロナ休校が決定的な危機感を与えたことに違いないです。

Z会を選んだ夫の考え

もともと小学生のうちからZ会をやらせたいと考えていた夫、
コロナ休校により勉強がストップした長男を見てすぐ資料を取り寄せていました。

何か始めるのはいいとして、
子どもがゲーム感覚で触れるタブレット学習に力を入れている教材がいいのでは、
と考えた私を以下の理由で説得します。

  1. 何より大事なのは内容(出題内容)、Z会が一番信頼に足る
  2. 難しいだけに、これだけできれば良いと思える

①は夫が高校生当時に実際にZ会をやっていて実感していることは勿論、
実績からも証明されている、

②も夫が実際に当時感じたことで、
高校生から始めると難易度が高くなかなかついていけないが、
早いうちからZ会のレベルに慣れることができれば、
それだけでかなりの実力がついていると言える(だからこそ早く始めるべき)
ということでした。

実は私も中学・高校とZ会はやっていて、
中学では何故始めたのか理由も思い出せない(あまりそういうのを強く勧める親ではなかった)が、
あまり好きになれずに早めにやめてしまい、
高3で大学受験のために再開するも難しくて、
添削問題などは殆どお手上げで(なのに難易度高い方のコースを選んでいたw)、
高校の先生に毎回訊きにいって教えてもらって解くような状態でした。

良問というのは何となく分かったものの、
それを実感するほどは使いこなせなかったというのが感想で、
夫の言うように、

早いうちから取り組むことで、
難易度の高い問題を解く底力が着くなら、
それは理想だよな・・

と納得したのが決め手となりました。

シンプルイズザベスト?!教材の内容

自分の中学・高校の時とは教材も変化しているだろうし、
ましてや小学生のコースなので多少は彩りがあるかと思いましたが、
やっぱりZ会の教材はシンプルの極みです。

国語の教材。

算数の教材。

『進研ゼミ』のように、
子どもの関心を最大限引き出すよう試行錯誤された図柄は一切無し。

画的には全く可愛くないイラストが最低限w
「ごほうび」は学校の先生もやる程度のスタンプやシールのみ。

上の画像のメインの教材『わくわくエブリスタディ』。
その名のとおり毎日、国語か算数を解きます。
でも「わくわく」があるかは不明w

国語と算数が一体となった基本教材。

みっちり解説が付いた解答集がついてきて、
問題に対する答えだけではなく、
親向けに「こう促すとより学習効果が高まります」的な解説がたっぷり

問題数は多くなくても、解説はみっちり。

そりゃ、小学生低学年のうちは特にね‥
自分で解説まで読む子はそういなかろう‥

親も頑張らなければならないのは、
やはり致し方ないですね‥(^^;

小2の集中力では一日に何ページもできないので、
1日のノルマは上述の教材の算数か国語が1見開きの他、
ドリルが国語と算数1ページずつ。

ドリルも国語と算数が一体で1冊。(この裏の表紙は算数)

こちらは復習的な問題集。

ドリルの算数。

ちなみに漢字は辞書的な本がついてくるので、
新しく出た漢字の詳細は、自分でこの本から探します。

新しい漢字は辞書的な副本を見ながら。なんか落書きあるな‥w

プラスアルファでより難易度の高いコースを申し込むと、
さらに教材が増えるようですが、
基本的に日々やるのは以上です。

学習カレンダーとシール。

カレンダーにその日やる内容が指示されていて、
できたらシールを貼ります。

他に、デジタル教材としてネット学習で英語がちょびっと、
月末に添削問題(国語と算数)。

学校の生活科に対応する教材も一応あるのですが、
読み物的なものと、家庭の材料を駆使しなければ作れない工作(泣)などで、
こちらはあまりやれてないですね。
(量は多くは無いものの、
そういうのは親の全面的な協力が無いとやらないので、そこまで付き合えず)

算数はともかく国語は、
作文的なものや、親と言葉遊びをするようなものなど、
必ずしも正解が無いような問題も混ざっています。

小2なのであまり難しい問題は無いものの、
やはり問題の質は良く、練られているとは思います。

長男の取り組み方

学校が再開すると毎日宿題が出るのと、
習い事も多い(主にサッカーが多いだけだけど)ので
勉強時間は限られます。

長男は放課後は児童クラブに行かせているので宿題はなるべくクラブで済ますようにさせ、
音読など親がいないとできないものは夕食の前後にやらせます。

児童クラブに迎えに行って帰宅後は、
親は夕食の準備などであまり見てあげられず、
サッカーなどで疲れていることもあり集中力も保てないので、
Z会は朝、朝食前に解かせるようにしています。

とはいえ平日は親側にあまり余裕がないので、
休みの日に多めに解かせ、なんとかノルマをこなす、
というのが現状ではあります。

キャンプ場でZ会を解く長男と、横でぬり絵をする次男長女。

連休はキャンプへ行く我が家、
キャンプで長男は勉強、
下の兄妹もマネて塗り絵(気持ちは「おべんきょう」らしいw)をする、
といった光景もよく見られるようになりました。

勉強グセがついてきた?長男の近況

まだまだ、嫌がりながら何とか勉強を始める、
といった日も多いものの、
いつもは夫と一緒にやることが多いZ会を、
(といっても終始隣で見てやるわけではない)
休日などは夫より早起きして一人で解き進め、
起きてきた夫を驚かせる(←驚かせたくて頑張る)など、
自分から取り組む姿勢も見えてきました。

夫の方針で、
Z会さえやってくれれば、学校の宿題についてはやれと言わない
と約束(宣言?)しているためか、
長男はZ会は頑張ったアピール(褒めてくれ、褒美をくれ)をするものの、
学校の宿題は自分でやっておかねばならないもの
という認識が身についてきて、
何も言われなくても自分でちゃんと済ませようとしていることから、
勉強の習慣が付いてきたかな?と思います。

もちろん学校の宿題は、
忘れたら先生に言われる、恥ずかしい、
といった社会的な側面(?)から自分でちゃんとこなす子も多いとは思いますが、

Z会をやるために、最低限宿題は自分でやっておかないと、
という意識が強まったように感じるので、
とりあえず学習習慣として前進が見られると思います。

まとめ

学校の勉強以外に何をやらせるか、
多少私も他の選択肢を色々調べてはみましたが、
子どもによって向き不向きがあるし、
一概に何が良いとは言えないと思います。

とりあえずZ会をやらせたことに後悔は無いけれど、
アレコレ付録が付いたり、学習意欲を高めるため試行錯誤された進研ゼミや、
子どもが解けばすぐ解説が出てくるタブレット学習もやはり魅力はあると思います。
(Z会のタブレットは発展途上なのか、2年生以外はあるらしい?
ここではタブレットメインの教材、ということです)

小学生のうちからの塾通いなど、
高学年になってもできればあまりやらせたくないな‥
(本人の希望なら別だが)
といった私の考えもあり、今回は夫の説く
「質の良い教材に早いうちから取り組ませ、とりあえずそれだけは解けるようにする」
という考えに共感したわけですが、

勉強にあまり抵抗の無い長男はともかく、
勉強にあまり関心を示さない次男
(現在年中なので親も熱心に教えたわけではないが、長男の当時に比べると不安あり)
の時はZ会は向かないかも・・?と思わないでもなく、
子どもによって適する教材や勉強の方法は違うだろうし、

学習面の理想を考えて行くと、
教材よりそもそも学校から検討したほうが良いのでは、
(学校の学習だけで塾などは不要、という教育をしてくれる私立校など)
という選択肢もあるわけで、
ほんと難しいし深い問題だと思います。

選択肢の一つとしてひとまずZ会を選んだ、
その事例として捉えてもらえたらと思います。

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静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。