【育児の悩み】ことばの発達について、子ども3人の成長に思うこと。



先日、末っ子娘が2歳になりました。

うちの自治体の1歳半健診では冒頭イラストイメージのように
絵の描かれたカードを見て
それが何か答えられるかというテストをしますが、
娘はほんの数か月前のこの時、
殆ど答えられませんでした。

また、テストするわけではなく親の自己申告(自己‥じゃないけど代理申告?)ですが、
意味のある言葉を5語以上話せるか(理解しているか)聞かれ、
5語話せないと2歳すぎに再検査(『2歳児育児相談』)となります。

うちの子ども達は3人とも皆安定の、再検査組(笑)

上の二人は男の子だけど、女の子は発育早いって言うのになー?
アレー(^^;??

と思っていましたが‥

その後数か月、(私の感覚では凄い速さで)
娘はお喋りが上手に!

やっぱり女の子って早いんだな~!
とビックリ。
同じきょうだいでも全然違う!
ことばの発達は個人差大きいなー!
と実感しました。

このトピック全体の結論、これに尽きるんですけどね(^^;
発達スピードは育児の悩みにツキモノですが、
結局は大半のケースが心配なく、個人差の範囲なんですよね。

以前は、歩けるようになるのが遅かった長男の事について、
ことばも遅かったことにも触れ、同様の結論で書いてます↓が、

【発育の悩み】1歳半まで歩けなくても大丈夫!うちの長男の歩み。

2018年10月19日

ここでは個人的な記録に過ぎないながら、
「お喋りが遅いなぁ・・」と悩むどこかのお母さんの、
何か参考にもなればと、
うちのきょうだいのことばの発達について書いてみます。

2歳娘、現在のお喋り能力

2歳になった末っ子娘、
最近のお喋りは以下のようなかんじ。

  • 【一番多く発する文章】「あんぱんまん みたいぃ~」
    ;アンパンマンにどハマり中で、家ではエンドレスにアンパンマンが‥
     ※やはり、一番発するのは自分の思いを主張する言葉です。「おーぐると(ヨーグルト) のむー」など。
  • 【拒否も文章で】「〇〇(食品名など)いらないのー」「〇〇 たべない」
    ;兄たちの当時だとただ単に「イヤー」、もしくは何も言わず拒否、だったのが、
    ハッキリ断言される為たじろぐ(笑)
  • 【理由が言える】膝を擦りむいた痕を指しながら「ここぃたい、ここぃたーいー」「母)そっかー」
    「おうちでころんじゃったのー」←家で転んでできた傷ではないw
  • 【気遣い】「にいに なーたったー(泣いちゃった)」

などなど。

なんだ、こんなレベル?
と思う人もいるかもしれないですが、
うちの上2人のお兄ちゃんたちの2歳なりたて当時からだと考えられない文章力なのです。

単語(名詞)は日常的に娘のまわりで使う簡単なものは殆ど言えるので、
言葉はまだまだつたないとはいえ、ちゃんと意思疎通できます。

ほんとここ最近では、
親が質問したことに答えるだけじゃなく、
こちらの言った内容を把握して自分の考え(というほどでもないが)
を言う、といったこともできてきて、
自然なコミュニケーションができてるなー
と驚かされます。

  • (お風呂が沸いた、という音が鳴って)「ままー、おふろー」
    「母)そうだね。はいろうかー」
    「まってぇ。いま あんぱんまん みてるからー。これおわったらね」
  • (朝、娘が目をこすっているのを見て)「母)まだ眠そうだね」
    「おきてるよぉー」とにっこり。※一段階前だと、「眠い?」「ねむくない」という会話に。
  • (娘のコップにいつもより注ぎすぎて)「母)気をつけて飲んでね」
    「こぼれちゃう?」

ありがとう、をマスター

長男が次男に、
「にいにが〇〇してあげたんだよ。ありがとうは?」とか、
「ごめんなさいは?」と
よく謝礼と謝罪を要求するのを、母的にはちょっとウザい‥
と思ってしまうのですが(その要求自体やや理不尽なケースもある為)、
そのおかげか、最近は次男だけでなく娘までも、
素直に「ありがとう」「ごめんなさい(ごめんね)」が言えるようになってきました。

私は子どもの頃この二語が全然言えない子どもだったのですが、
その理由の一つは自分の親があまりこのワードを使わない親だったから
じゃないかな~と思っていて、
自分が親になってからは子どもに強いて言わせるより、
普段なるべく自分が言うようにしているのですが、
長男がやたらと弟たちをしつけるんですよね(笑)
(長男にも強制して言わせることは殆どないつもり‥なんだけどなw)

先日、朝ごはんを娘に出すと「ありがとー」、
一口食べて「おいしー^^」、
と言ってくれ、
おお、、ちゃんと使い方も解って言ってるんだ‥!
と小さく感激しました。
(朝食の内容は至ってふつーです。切っただけのものが多く、卵焼きぐらいしかちゃんと作ってないw)

いじけて言えないことの方がまだまだ多いですが、
飲み物をこぼしてしまった時などにすぐ、
「ごめんなさーい」
と言えることも出てきて、我が子ながら感心します。
(条件反射的に言っていて、心はこもってないかもですがw)

2歳で「ごめんなさい」「ありがとう」が言えるなんて、
私の歴史では(自分の子供時代も含めて)考えられませんでした。

発音もわりと正確

3歳次男はほんの数か月前まで
大好きな「むらさき」が正確に言えず、
しばらく「くらまき」と言っていたりと、
何度言っても言えない発音とか言葉がありました。

比べて娘はマネして言うのも上手で、
最近は「これ なにー?」
とモノの名を聞いてくることも多く、
そのたびに「〇〇だよ」と言う親の言葉を「〇〇?」と
発音まで割と正確にマネできています。

こうしてマネして言うことでさらに言葉を覚え、、
加速度的に伸びていくなぁ、と成長を感じます。

おとなしい赤ちゃんだった長男、おしゃべり男子に

我が家での第一子である長男は、
あまり泣かないおとなしい赤ちゃんで、
そのまま、
どちらかというとおとなしく、あまり言葉も多くない1歳となり、
(それで1歳半検診ではひっかかったけど)
世にいうイヤイヤ期となる2歳頃にも特段イヤイヤ症状は出ず、
割と穏やかに育ちました。

2歳再検査時には2歳として一応問題ないレベルまで言葉は出ていたものの、
3歳になる少し前、
保育園で他のお友達はクラスメイトのお名前を呼んでいたり、
私に対しても「〇〇ちゃんのまま~」と顔を覚えて呼んでくれたりするのに、
長男が他のお友達の名前を呼ぶところを見なかったので
『長男‥ お友達の名前覚えられてないのかなぁ??』
と心配しました。

しかし2歳児クラス(この学年の間にみんな3歳になる)が始まって1、2ヶ月後の参観会かなにかの機会で
おやつの時間にお食事エプロンをお友達みんなに配る役をしっかりこなしているのを見て
(お友達の名前を呼びながらどうぞ、と渡す)
『言葉は少ないけど、ちゃんと理解はしてるんだ』
と思ったのを覚えています。

その後3歳すぎに育休退園させられ、
私立の幼稚園に移り1つ上の年少さんクラスに入りましたが、
ちゃんと仲良しのお友達もできて、少しずつお喋りも増えていきました。

そして現在・・

「ねえちょっと(長男)ちゃんの言うこと聞いて!」
「いま(長男)ちゃんが話してるの!!」

もう怒涛のように喋りまくる男児になりました(笑)
女の子はお喋りって聞いてたけど、
男の子でもこんなに喋るの?!と驚くほど・・

歩くのも喋るのも遅かった長男は、
発育スピードはあくまで個人差があるけど大丈夫!』
ということを第一子にして親に教えてくれたのでした(笑)

イヤイヤと言葉の発達の関係性を思わせる次男の成長

長男と3つ違いの次男は、
既にお喋り男児になっていた長男の下で育ったので、
長男よりは言葉も早いかなー?
と期待したものの、
長男同様安定の、ゆっくりさ(笑)。

4歳まであと2か月程となった現在こそ、
長男同様の「(次男)ちゃんの話きいて!いま話してるのー!」といったセリフが出たり、
その日幼稚園(こども園の2歳児クラス)であった出来事を話せるようになったり、
日常的なコミュニケーションが大人と対等にできるようになりましたが、
1年弱前の春頃まではあまり喋れない、
紫を「くらまき」としか言えないなど発音ができないワードも多い
というレベルでした。

次男のイヤイヤ期

そして3人きょうだいの中で唯一、
いわゆる『イヤイヤ期』と思われる時期があったのが次男です。

ちょうど、「魔の‥」と言われる、2歳頃から数か月間。
ちょっと思い通りにいかないともの凄い声で泣き喚く。

同時期『カーズ』にハマって毎日録画したものやDVDを見ていたのですが、
「かーじゅ みたい」と言われ
「今手が放せないからちょっと待ってね」とすぐテレビをつけなかっただけで
大声で泣きだす‥といったかんじです。

保育園では「まったくそんな様子は見せない」と先生に聞き、
外食中などでわめかれて困ったというようなこともなかったので、
外ではちゃんと我慢できてる分家ではワガママ言いたいのかな、
甘えているのかな、
とは思ったものの、
あまりに甲高い声で泣き喚かれるとこちらもついイライラして、
無駄と分かっていながら怒鳴ったり、
直後に猛省するのですが、手が出てしまうこともありました。

もっと激しいイヤイヤに翻弄され疲弊しているお母さん、
世間にはたくさんいると思うのですが、
私にとってはこれまででは一番悩んだ、
うまく対応できない自分も嫌になるというダークな子育て期でした。

そもそも赤ちゃん期が、
長男と末っ子娘はあまり泣かない、おとなしい赤ちゃんで、
次男は(ただ平均的なレベルなだけかもしれないですが)
それなりによく泣き、夜も夜泣きとはいかないまでも
夜間に目覚めてぐずることが度々ある、
(二人に比べれば)やや神経質な赤ちゃんでした。

なのでイヤイヤが激しいかどうかは、
親の教育や環境に関わらず、
その子の性格に依るところが大きいんだろうな、
というのが私の経験からの個人的な印象です。

でもその時期も振り返れば一時。
ちゃんと終わりが来ます。

お喋りと共にイヤイヤがおさまる

単語だけ、文章らしき言葉も「〇〇したい」という主張ぐらい、
という時期から一歩進み、
色んなお喋りができるようになってきたと同時に、
次男のイヤイヤ(甲高い声で泣き喚く)は収まりました。

もちろん3歳も終盤の現在でも、
兄弟げんかなどで大泣きすることはありますが、
些細なことで泣き喚いたり、
慰めても変わらないトーンで泣き続けたり、
といった『イヤイヤ』的な様子はこの時期からパタリと収まったのです。

言いたいことが伝わらなくて泣きだす、
というように、言葉の発達度合いが未熟なことが
直接的にイヤイヤな態度に繋がっていたわけではないのですが、
言葉の発達と共に収まったのは、
単に時期的にかぶっただけではないように思います。

娘はおとなしい方ではありますが、
兄妹では最も気が強く、
4つ上の長男にも負けじと張り合おうとします(^^;
そのため少し早めの1歳半頃から、
『あ‥これは‥イヤイヤが始まったかな‥』
と思わせる言動が出てきました。

しかしやはり、次男より相当な速さでお喋りが上手になってきて、
イヤイヤらしき様子が激しくなる前に収まったのです。

もちろん、娘の『(魔の)2歳』は始まったばかりなので、
今後再びイヤイヤが出てくる可能性もゼロではないし、
一概には言えないと思うものの、
うちの兄妹の成長を見ていて、
コミュニケーションがちゃんと取れるという意識が子どものメンタルを安定させる
という側面があるのかな
と思います。

まあ、激しくて悩ませる程のイヤイヤはないものの、
着替えや歯磨きを嫌がって逃げる、
間を取ってもダメなときは泣かれながらも押さえつけて断行する、
といったレベルのことは
現在の娘相手では全然あるあるなんですけどね(^^;

親子のコミュニケーションを楽しもう

うちの子の言葉の成長については今のところこんなかんじです。

発達スピードは個人差が激しいけどたいてい心配はないと思われます。
むしろ、言い間違いとか、どうしても言えない言葉とか、
そういった発達段階は振り返れば貴重で愛おしいものだし、
それぞれの段階を楽しむことが大切ですよね。

どうしても言えないワード、
次男の「むらさき」が「くらまき」以外にも、
長男が「メガネ」をしばらく「めなげ」としか言えなかったり、
「テレビ」を「てべり」と言っていたりがありますw

最近の娘の面白ワードの一例としては、携帯を「でんわい」と呼ぶこと。
「でんわ」と「けいたい」が混ざっているんですねw
(我が家は電話を引いていないので、うちで電話といったら親の携帯ぐらいです)

長男の弾丸トークも、
ちょっとウザい‥w
と感じることも多いですが(笑)、
少し大人っぽい表現(真剣に、美しい、素晴らしい、など)が出てきたり、
どこで覚えたんだろう??と思うような、
ちょっと難しい言葉を使い方も理解して使っていたりするのは
成長を感じられて嬉しくなります。

絵本の読み聞かせ等も大事だとは思いますが
(↑思うだけで私はあんまりしてやれていない)
日常の言葉のコミュニケーションを親子で楽しむというのが
子どもにとっても何より一番!
これからも子どもがどんなお話をしてくれるのか、
日々楽しんでいきたいと思います。

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静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。