【テント紹介】ファミリーにも『ユドゥン』!小さいテントのすすめ♡



キャンプにとってオフシーズンとなる冬。

わが家はテント内にストーブを持ち込み、
ほぼ「おこもりキャンプ」ながら、
冬でもキャンプを楽しんでいます♪

自然の中でのアウトドア!!
というより、遊牧民の移動式住居のようなイメージですね^^;

それでも自然はちゃんと味わえるし、
日帰り温泉に立ち寄るなどプチ旅行として十分楽しめます。

わが家の冬テントといえば、
昨年までは「ノルディスク」の代表的なワンポールテント『アスガルド』でした。

2019年2月『夕日ヶ丘キャンプ場』にて。

キャンプ場やホテルなどのグランピングサイトにも利用されるテントなので
広くて明るい室内の居住性は高く、とっても快適。

2018年2月『雲見夕日と潮騒の岬オートキャンプ場』にて、アスガルド内部。

ただ開口部が限られるので、
外とのつながりはどうしても薄くなりがち‥。

しかも年間を通して考えると、
夏仕様で行けるのは6~9月ぐらいで、他はアスガルドばかりだったのです。

夏仕様①オリジナルタープ+ユドゥン。

夏仕様②雨の時やグルキャンの時などにはランドステーションにサーカスインナー。

しかし!

昨年9月に「A&Fカントリー」の『スカイパイロット』を購入してからは、
冬もこの『スカイパイロット』をリビング空間に、
そして寝室として「ノルディスク」の『ユドゥン』を連結したスタイルが続いています!

今年の年越しは『夕日ヶ丘キャンプ場』へスカイパイロットで再訪。

この「スカイパイロット+ユドゥン」のスタイルが
わが家的には今まででベストな組み合わせで、
大きく開放することもでき、
冷えてきたらフルクローズすることもできる♪

オープンにしたスカイパイロット。

かつ足元が土間のため、
石油ストーブだけでなく、小さな炭火ストーブもプラスすることができ、
閉じた際の温かさもアップ♪
(密閉性はアスガルドが高いが、熱源が増やせるスカイパイロットのほうが暖められる)

ストーブ(手前)に加え、ユニセラ(小さな炭火台)も置けば暖かさアップ!

『スカイパイロット』の使い勝手の良さもさることながら、
結果的に、
夏から通じて寝室に使える『ユドゥン』が、
わが家で最も登場回数が多いテントとなりました!

何故ファミリーで『ユドゥン』に至ったのか

中途半端な2ルームは使いにくい

わが家はまだ幼いとはいえ子どもが3人の5人家族。
当初はファミリー用のテントといえば、
面積も高さもあるドーム型?!
荷物置場なんかも欲しいし、結局これぐらいは必要なのかな??
とファミリーの定番「2ルーム」を購入しました。

最初のテントは2ルーム。『洪庵キャンプ場』にて。

しかしこの2ルームめ、
リビング空間?となる前室部分が単なる物置となり、
全然活かせなかったのです。

結局この前室はダイニング空間としては狭すぎるし、
当初は基本的に気候の良い夏から始めているので、
屋外が気持ち良い季節にわざわざ狭いところをダイニングにする気にはならず、
結局外にタープを張り、タープ下がダイニング&キッチンスペースとなっていました。

2ルームや、使い勝手としては同等のトンネルテントは、
寝室以外をダイニングとして有効に使いたいなら、
家族の人数に合わせてかなりゆとりがないと
必ず窮屈になると思います。

寝室テントは小さくていい!

そして夏のキャンプ場では雨に降られることが多く
(キャンプ場の多くは山あいにあり、天気が変わり易い)
滞在時間の短いテントは最低限の広さでよく
むしろタープが大きくないと不便である
ということに気がついたのでした。

オシャレ度を高めたいという欲求も生まれたため、
我が家はまずタープから変えることにし、
オリジナルタープ製作も行っているアウトドアショップ
『キャンプオンパレード』さんで5m×5mの大きなタープを製作してもらい、
テントについては、
テント展示会で見て惚れた『テンマクデザイン』の人気テント『サーカスtc』を購入。

大きなタープが活かしきれてないがらんとしたレイアウト。。

しかし背の高いサーカスと大型タープはうまく連結できず
(サーカスのポール上にひっかける方法もないではないが)
2度ほど試すも良い組合せとはなりませんでした。

『サーカス』は単体としては好きなものの
フルメッシュのインナーテントのみを
ランドステーション内の寝室として使う以外、
その後のわが家ではあまり使えていないのです。

家族の寝室テントとしては、
もっとコンパクトで、タープの下にすっぽり入れ易い、連結し易いもの
が欲しい、という考えに至りました。

『ユドゥン』が家族の寝室にちょうど良い理由

エアベッド2つがピッタリ入るサイズ感と風通し!

わが家の寝床は大人の背中にもやさしいエアベッド。
子どもはまだ幼く、夫婦共に身長が大きい方ではないので、
セミダブルで、かつ車中泊にも使える小さめサイズを二つ。
これをくっつければ、家族5人快適に寝られます。

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できるだけ無駄がないよう、コンパクトなテントが望ましい、
しかしエアベッド2つは必ず入れたい。

そして、当初は夏をメインに考えていたテントなので
(検討時は既に、冬期用にはアスガルドを購入していた)
風通しが良い構造、というのも大事なポイントでした。

そこで色々探している中で候補になったのが『ユドゥン』。

いわゆる「A型テント」で前後がメッシュとなり、
風通しは問題無し!

そしてサイズは‥
エアベッド二つを並べた際、エアベッドの長い方、185㎝は
ユドゥンの幅が210㎝で余裕あり。
しかしエアベッドの短い方、135㎝を二つ並べると計270㎝に対して
ユドゥンの奥行きは260㎝。
ムム・・?!

微妙なところでしたが、
アスガルド購入により「ノルディスク」カラーの明るい室内が好きだったこと、
同じようなA型テントでこれを超える、好みのテントが無かったことから
思い切ってポチり、張ってみると‥

エアベッド2つを並べたユドゥン。ピッタリです♡

持ちエアベッド二つがピッタリ!!
公式に書かれている寸法的にはアウトですが、
テント側も、ベッド側も多少伸縮可能なので、何とかいけました♪
(実際にはズボンのウエストにのっかる腹肉のように、
出入口でちょっとぽってりするwでもファスナー閉まるからOK)

でもこれじゃあ寝るのでいっぱいいっぱいで、
荷物が置けないじゃん??

と考える方もいると思いますが、
ダイニングに関わる荷物は寝室内には置かないので
寝室テント内に置くものといえば衣類ぐらい。
子どもが幼い今は子どもが寝ても使い切らない幅方向(ユドゥンなら185㎝)
に問題なく置けます♪

子どもがもっと大きくなっても、
荷物はタープ下でも大丈夫なので問題ないと思います。

明るく、設営も楽!

ノルディスクのポリコットンテントに共通することですが、
明るいベージュの生地により、ユドゥンの幕内はとても明るいです!

ユドゥン内でお昼寝する末っ子娘。2019年夏。

寝室用テントは遮光性の高い、
暗い色味もアリとは思いますが、
小さいとはいえ幼い子ども達が遊ぶには十分だし、
日中ゴソゴソと幕内の衣類を整理したりするにも明るい方が便利です。

暑さが厳しいサイトに明るい色味(=遮光性低い)はキツイですが、
ユドゥンほどコンパクトならタープ下に入れ込めるので
(キャンパーは「過保護張り」と言ったりしますねw)
通気性が良いこともあり、暑い季節でも対応できます。

そしてコンパクトなツーポール構造なので、設営も比較的楽です♪
(我が家では設営は私の担当じゃないですけどね‥w)

冷え込む季節でなければ、
大きなタープがあれば寝室テントは最低限のサイズでよいので、
設営に時間をかけずに済むテントがいいです。

ファミリーは特に!寝室が独立すると良い

リビングと寝床が一体の構成も、
アスガルドのような大きいテントでグランピングスタイルを目指したり、
サーカスのようなコンパクトなテントで
ソロや夫婦だけのミニマムなキャンプとするには良いのですが、
幼い子供がいると、
寝室が独立する構造がベストです。

子供と一緒に就寝するなら全く無関係な話ですが、
子どもが寝た後に夫婦で大人の時間‥

飲むぞー!(o`・ω・)ノ゚.
といきたいなら、
子どもが寝ている部屋は照明を落として、
落ち着いて寝られる空間にできた方が良いです。

まとめ

ユドゥンに限らず、
ファミリーでもテントはコンパクトでよい理由、
伝わったでしょうか?

トータルの居住空間が小さくてよいということではなく、
サイト内を「寝室テント」+「ダイニングキッチン」と分けて考える
ということがポイントです。

普段から家のモノが少なく済んでいるファミリーならともかく、
子どもが二人以上いるような一般的なファミリーとなると、
「ダイニングキッチン」は結構なボリュームとなります。

夏期は特に雨に降られること(夜間に一時だとしても)が多く、
雨天時にはテント内やタープ、
テントの庇下の雨があたらないエリアが純粋な居住スペース
となるということも加味すると、
ダイニングキッチンには意外とスペースが必要になりますが、
寝室は滞在時間も短い(結局は、寝るだけ)ので、
ダイニングキッチンとの連結を大事にしさえすれば、
設営にかける労力は最低限で済ませたいわけです。

寝室とダイニングキッチンが一体の2ルームやトンネル型にも良さそうなものはありますが、
寝室は寝室(一体型なら「インナーテント」部)、
とした際、その他でどれぐらい快適に過ごせるか?

夏期なら雨降り時にも窮屈にならない、
冬期ならストーブなど暖房器具を入れても問題ない広さが確保できるか?

といったことをできるだけ明確にシミュレーションした上で購入しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。