「ファミキャンのすすめ」シリーズ第二弾は
ファミキャンを始めよう!
と夫婦で意見が一致した
(もしくは説得しながら準備をすすめる)
として、次に何をすべきか?
というお話です。
具体的にキャンプへ行く時の準備内容(持ち物)ではないです。
それより前の段階!w
■ 目次
キャンプスタイル(方向性)を探ろう
勢いにまかせて、とりあえずお店にGO!
もいいのですが、
うちはそれで失敗(というか結果的に無駄な買い物)をしたので、
それを避けるには、
まず夫婦でキャンプスタイルの方向性を探りましょう。
グランピングみたいな、お洒落重視のキャンプスタイル。
とにかくコストをかけたくない!低コストで機能的なキャンプスタイル。
独特の世界観でまとめられたブランドで統一したスタイル。
(『スノーピーク』で統一した「スノーピーカー」など)
赤や黒など、テントやキャンプ道具のカラーを統一したスタイル。
‥好みに応じて色んなスタイルがあり、
途中で変えようとすると余計な手間とコストがかかります。
色々試しながら、少しずつ
自分たちなりのスタイルを確立していく楽しみも
キャンプの醍醐味と言えますが、
最初に定める方向性がより明快であるほど
その後のムダが省けます!
①キャンプ雑誌、インスタ等で実例を見てみる
そうはいってもよく分からない‥といった場合には、
まずインスタグラムなどで「#キャンプ」「#キャンプスタイル」
といったハッシュタグを検索しましょう。
独自のスタイルを確立しているキャンパーさんたちの例が
たくさん出てきます。
気になる実例があったら、
そこに貼られたハッシュタグを見ていけば、
使っているテントやギアをタグにしていることも多々あり、
どのブランドのものを使っているのか、どうやって入手するのか
といったことが分かったりします。
キャンパーさんは特にインスタを活用している人が多いので、これだけでかなり参考になると思います。
インスタグラムだけではいまいち‥
という場合は、体系立てて分かりやすく説明してくれる雑誌もたくさんあります。
②テントの展示会やアウトドアフェアに行ってみる
テントの展示会はアウトドアショップで定期的に開催している場合もあれば、
年に数回、広い公園やキャンプ場の一部を貸し切って大規模な展示会が開催されることもあり、
普段なかなか見られない内部や、
ブランドの新作テントが見られる場合もあります。
展示会はテントやタープだけで、
家具や道具までは設置されていないことが殆どで、
『キャンプスタイル』の参考にはならないかもしれませんが、
広さはどれぐらいがいいか、
遮光性はどれぐらいが好ましいか
(遮光性が高いほうが夏期の暑さを凌げるが、内部が暗くなる)
質感はどうか
(ノルディスクに代表されるコットン系は質感が良いが、重く耐水性も劣る)
などなど、写真だけでは分からないことまで実際に体感でき、
かつ色々なテントを見比べることで自分たちの好みも実感できてくるので
おススメです!
大規模なアウトドアフェアへ行けば
テントだけでなく色んなガレージブランドのギアまで見られて、
一石二鳥です♪
そういったイベントは年に数回しかないので、
キャンプに感心が湧いたらすぐにでも開催予定日などのリサーチをしてもよいぐらいです。
最近では『アルペンアウトドアーズ』のように、
大型のアウトドアショップ内でテントを設置、
使い方もイメージし易いよう家具や道具までレイアウトしてくれている場合もあるので、
そういった店が近場にあれば、
とりあえず見るだけでも行ってみる、というだけでも参考になります。
③「お試しキャンプ」で体験してみる
キャンプ仲間を増やしたい我が家は、
持ちテントを貸し出したり、
寝室用はレンタルしてもらって
調理など食事準備を概ねこちらで引き受けての、
キャンプを本格的に始める前段階のお友達家族との『おもてなしグルキャン』
を何度か行っています。
お友達家族の好みはさておき、
実際に何度もキャンプへ行っているキャンパーに同行し
一緒にキャンプをすれば、身近な体験談や実例に触れることで
何らかの参考にはなると思います。
そんなキャンプおバカが身近にいなくてもw、
キャンプ用品一式をレンタルさせてくれるキャンプ場も
現在では増えているので、
そういったものを利用して体験してみるのも良いと思います。
どうせなら、よくある入門用のテント(ファミリー用のドームテント)だけでなく、
実際に買うとちょっと高めのノルディスクのテントやオガワのテントなど、
ちょっと拘ったセレクトのレンタルができるところを選ぶとよいと思います。
キャンプ場によってはブランドと提携して
道具も全て一つのブランドで統一してレンタルさせてくれるところもあるので
自分の気になるブランドならそういうのもありですね。
役割分担をイメージ
ファミキャンでは家族の連携が大切。
特に夫婦の役割分担がうまくいくかどうかは、
キャンプを楽しく続けられるか、
ということに直結します。
自分たちなりのスタイルを
キャンプというと
男の料理!パパ頑張れ!!
と個人的には思うのですが、
パパは料理が不得手ということで
普段と同じように調理担当はママ、
というケースも多いようです。
キャンプといっても、必ずしも炭火でBBQにする必要はなく
(というか何度もキャンプに行っていると、むしろBBQばかりでは飽きる)
キャンプ用のコンロなら普段のキッチンとそれほど変わらず調理ができるので
ママ担当でも問題ないんですよね。
その代わりパパは運転と設営撤収を頑張るなどで
夫婦のバランスは十分保てるとは思います。
お互いに「自分ばっかり大変だ」
という不満が出ないようバランスを取るのが重要ですね。
これは普段の家事育児といったライフスタイル上でも変わりませんが、、
ただ、設営も一人でやるのは非効率だし、
いくらキッチンを工夫しても普段どおりにはいかない調理も
夫婦で連携したほうが効率的なことは確か。
何をするにも連携が大切です。
そしてせっかく非日常を楽しめるキャンプに行くなら、
普段調理をやらないパパもたき火を使ったダッチオーブン料理や燻製に挑戦してみる、
ママ友と女子キャンができるぐらいになるように、
ママもテントの設営のやり方を覚える、
などなど、お互いに普段の役割を超えて何かにトライしてみても楽しいと思います。
どちらが何をどれぐらいやるか、
といった役割分担に関しては
それぞれの得意不得意ややる気に応じて
家族ごと自分たちなりのスタイルが確立できればよいですね。
我が家の役割分担
うちの場合ももちろん完全分離ではなく、
お互いにサポートし合いますが、
それぞれのタスクをメインで担当する役割分担は以下です。
夫;
- 車への荷物の積み込み
- テントやタープの設営と撤収
- ランプ類の手入れや点火
- たき火全般(セッティング、火の管理、片付け)
- メニュー決め、調理、スキレットの手入れ
- 家具の撤収(たたむ、分解する)
私;
- キャンプ場探索・旅程計画(日帰り温泉・周辺観光探索など)
- 行き帰りの運転
- 家具の組み立て
- 食事を子供に食べさせる
- 食器洗い
- 衣類をまとめる
調理を主に担当するのがパパであるという点が特徴的でしょうか。
これには、平日の夜間に団体活動で出かけることが多い夫の懺悔・私へのねぎらいも含まれていますが
元々料理が得意でない私に対し、夫の方が料理への抵抗が無く、
かつキャンプだと夫もより楽しんで調理できているといった理由があります。
夫が料理してくれるので私は食べるだけ♪
とはいかず、放っておくとなかなか完食してくれない子ども達に
食べるよう促したり、食べさせたりする役割を私が担います。
特に体力を使うテントやタープ等の設営撤収、
車への荷物の積み込みを夫に担ってもらう代わりに、
行き帰りの運転はできるだけ私がするようにしています。
長距離となると全て担当するというわけにはいきませんが、
私は元々運転が好きなので、キャンプに限らず、できるだけ運転します。
最も連携が重要になる設営撤収では
子どもに邪魔されない限りは常に夫婦ともに作業にあたりますが、
正確性や技術が必要なテントやタープの設営撤収は夫、
衣類の整理や荷詰めを私、
家具の組み立ては当初は夫でしたが、私もできるようになり主には私、
しかし解体時は私は食器を洗いに行くタイミングと重なり夫担当になりがち、
寝具のまとめは私だが、エアベッドをきっちり畳むのは器用な夫担当‥
といった具合で、
お互いの得手不得手を活かして分担、連携しています。
キャンプ当初はお互い慣れずに手こずり、
分担や連携がうまくいかず非効率でしたが、
キャンプ回数が増えるにしたがい役割が明確化、作業も効率化されました。
キャンプを始める前から役割分担を決める必要はないですが、
夫婦で不安や不満が噴出しないよう
ある程度事前にイメージして共有できるといいと思います。
まとめ
いざ、キャンプ道具を買い揃えよう!
‥となる前に、できる準備(主にリサーチ)がたくさんあります。
この記事を投稿している現在は冬。
冬キャンもおススメですが、
実際にキャンプへ行くなら暖かくなってから‥
という人が大半だと思うので、
思い立った時期が秋冬なら、色々リサーチし、
夫婦で共有しイメージを膨らませましょう。
キャンプ道具はたくさんあるので、
事前のリサーチが重要。
でないと無駄に散財してしまいます。
リサーチして、道具を購入して、キャンプ場を予約して。
(人気のキャンプ場はオンシーズンの土日となると良いサイトがすぐ予約で埋まります)
思い立った今から!
ファミキャンスタートに向け万全の体制を整えましょう!
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