前回の投稿で『田牛(とうじ)海岸』で遊んだことを書きました↓が、
今回はその際に泊まった田牛海岸沿いの民宿『三軒屋』についてです。海岸へ徒歩数秒!
民宿は海岸沿いにあり、浜まで数秒で行けちゃいます。
海へ直行できるこの立地を今回、何より重視しました。
海で遊ぶと砂だらけになってしまい、
その砂を落とすことをまず考えなければなりませんが、
ここは宿の玄関先で水着のまま、
足元などの砂を水で落とし、外からお風呂へ直行できる!
というのがポイントで、かなり便利でした。
しかもジャリジャリしてしまった水着は
教えてもらった部屋番号がついたカゴに入れておけば、
おかみさんが水洗いして脱水までかけてくれる(※宿泊する場合)!!
それをそれぞれ、
宿の1階(周囲が傾斜しているので半地下のような部分)で干しておけば、
翌朝にはまた乾いた水着で遊びにいけます♪
ここ、なんか生暖かい風が吹き出していて、
水着乾かすためにわざわざ乾燥機入れてるのか‥
と思いきや、エアコンの室外機が並べられていて、
そこから風が出ているのでしたw
凄い、一石二鳥、かつエコ(?)なしくみ!
脱衣スペースは狭い!お風呂の様子
外から直接、細い廊下に入って脱衣所へ。
まずここが‥
狭いです!w
写真には写ってないけど壁で死角になってる位置にも棚があり、
脱衣用のかごは5つくらいあるのものの、
大人三人が着替えたらもうキツキツ。
一般家庭の脱衣スペースと同等の広さ、と言っていいと思います。
そして窓も換気も無いので
お風呂の湿気も入ってムシムシ暑い。
私と娘が入った時にお風呂上りで着替えていた方は、
あつ~!窓欲し~!と言っていました(^^;
私たちがお風呂から出て着替える時には
お風呂にも脱衣所にも他の人がいなかったので、
お風呂への扉をあけっぱなしにして換気しながら着替えました。
お風呂は水栓が4つ、家庭サイズのバスタブが2つ。
リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられています。
グーグルのストリートビューでこの宿の外観を見ると
お風呂の外壁部分に「岩風呂」と書いてあるのが、
現在は塗り潰されているので、
何年か前までは石で囲ったお風呂だったのかも?
アットホームすぎる?!食事風景!
お風呂に入ってスッキリしたら、すぐ夕食です。
時間は季節によっても違うかもしれませんが、
夏期は17時半から、と早め。
HPには「料理自慢の宿」「料理自慢の女将が腕を振るいます」とあり、
実際ネット上では料理が美味しい、という口コミもありますが、
夏期は宿泊客が多いせいか、
「思うようなおもてなしができません」という宿側の注意書きも‥。
ホテルや旅館ではなく、あくまで「民宿」。
過大な期待はしていませんでしたが、
食堂に入って何よりもまず、人口密度に驚きました。
座ると後ろの人と背中がくっついてしまいそうな距離感。
‥これは‥どこか懐かしい‥
小学校・中学校時代の宿泊学習や修学旅行での食事風景を思い出しましたw
こんなにたくさんのお客さんが泊まれる宿だったんだ~、
とこの時初めて知りました。
これでは確かに、「料理自慢の女将が腕を振るい」きれないでしょうね・・(^^;
全体写真を撮るのはさすがに気がひけたので、
食事内容を撮りつつ、何となくでも雰囲気が伝われば‥と撮った写真。
私は家族の中で少し遅れてお風呂を出たので
写真を撮る時には既にお造りが寂しいかんじになっていますが、
実際はもっとちゃんとのっていたと思われます。
メインはお造りと伊勢海老(?)、
他に焼き魚や魚のフライなどなど‥
イカそうめんが美味しかったらしく、
速攻で無くなっていました。
全体的には、見た目どおり!普通に美味しい、でした。
量は食べきれないぐらいあります。
セルフサービス
民宿ということで、ちょこちょこ宿泊客がセルフサービスで行うこと、
宿オリジナルルールがあります。
食事に関してが主で、
お茶(麦茶)・ご飯・汁物は自分でよそう。
食事が終わったらテーブル(宿泊客グループ)ごと、
残飯をテーブル下のボウルに入れ、同じお皿同士重ねておく。
他には布団は自分たちで敷く、
チェックアウト前は使ったシーツ&まくらカバーを外し、
廊下に出しておく。
見たところ家族+繁忙期のみパート(親族かもしれないけど)で回している、
といった様子だったので、通年こうではないかもしれませんが、
満室かつファミリーや学生グループが多い夏期は仕方ないのでしょうね。
施設の雰囲気
エントランス~廊下
エントランスまわりは昭和な雰囲気漂う、ザ民宿ってかんじです。
左に小さい洗面台(ドライヤーがある)、左奥が食堂、正面に階段で客室へ。
洗面とトイレは共同です。
アメニティ類は部屋に殆ど無いですが、
(夏期は浴衣も無し。寝間着やジャージ必須です!)
廊下にある洗面台に「歯磨き粉付歯ブラシ」というのが常備されています。
トイレはウォシュレット付きで綺麗に清掃されているし、
男女で分かれているし、共同でも全く問題無し。
洗面台は数が限られているので朝は前の人が終わるのを少し待ったりしましたが、
個人的にはこちらも特に問題を感じませんでした。
客室
客室は予約時特に選べず、
人数などから割り振られるスタイル。
海が正面になる部屋は、外から見ると2階は窓が4つ並ぶので4部屋かと思いきや、
広めの2室のようでした。(この日は1室7~8人以上とみられる学生グループが宿泊。)
1階が窓2つなので2室だとしても計4室しか、海が正面に見える部屋は無いようです。
そして5人家族の我が家は海側から民宿を見ると側面となる西側の1室。
広さは8畳+押入れ。
窓の外からは、斜め方向になんとか海ビュー。
窓側の壁以外は廊下に囲まれている部屋だったので、
子どもが多少騒いでも、隣室をあまり気にしなくて済むのが良かったです。
この反対側の東側側面の部屋も同様に、正面ではないけど海ビューと思われる部屋があり、
やはり5人のファミリーが泊まっているようでしたので、
同じように8畳部屋かもしれません。
‥というわけで、
他に人数のより多いグループが同時に宿泊している今回のような日、
最少グループ(今回なら4人以下)は裏側(海の反対側)の客室となってしまうようでした。
チェックアウト時に覗いた1室は、6畳部屋。
窓の外は、オーナー一家の自宅でしょうか、民家のベランダが近かったです(^^;
どんな景色の見える、何畳の部屋になるか‥?!
は、混みあう時期には他宿泊客との調整、ってことになると思われます。
まとめ
1泊二日の海遊び、
1日目は早めのチェックイン(といっても挨拶して簡単な説明受けただけ)で車も停めさせてもらい、
2日目のチェックアウト後も駐車料金と入浴料金を払い、
1日目と同様に海で遊んだ後にお風呂へ直行。
2日目の追加料金も合わせると、
トータルそこそこの費用がかかりますが、
穴場の海へのアクセスの良さ、
海遊びをサポートしてくれる体制。
海のトップシーズン、
海沿いのリゾートホテルはどこもお高い
(子ども3人となると尚更(。´Д⊂))ことを考えると、
海遊びをメインにした旅行の場合、
昭和な雰囲気が嫌じゃなければ、ファミリーには良い宿だと思います。
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