【ファミキャンのすすめ④】おすすめテント&タープ



ファミキャンをすすめるシリーズ第4弾は
個人的おすすめテント&タープについて!です。

とはいえ自分で使っているテントの他は
体験談を踏まえての意見は言えないので、
具体的な商品を推すというよりは、
我が家流「テント&タープの考え方」が主になります。

大きめタープが便利!!

キャンプといったら、まずはテント!!
と考える方が多いと思いますが、以前の記事にも書いたとおり↓

【テント紹介】ファミリーにも『ユドゥン』!小さいテントのすすめ♡

2020年1月15日
個人的には『大きめのタープ』が圧倒的に便利!
テントは「タープとの相性」で考える!
ということを強くおススメします。

キャンプ場は山間部に多いため、
短時間だとしても雨に降られる可能性が大きく、
屋根下(=タープ下)が広ければ広いほど居住域が広がるのです。

真夏はそもそも、標高の高い高原や木陰の多い林間でのキャンプがおススメですが、
それ以外なら日差しを遮れるスペースとしても広い方が良いです。

わが家の夏は5m角サイズと最大級のタープを愛用。

夏仕様の基本はタープ+ユドゥン。

サイトが小さめだったり、プライベート感を向上させたい場合は
半分を折って壁のようにして使っています。

タープを一部壁にして通路側からの視線を遮る。

難点は、我が家のタープはポリコットン素材で大きさもあるため、
それなりの重さになり、設置がやや大変ということ、
大雨になるとどうしても水が溜まるということ。
(水が溜まる程の大雨なら事前の天気予報で雨マークがついていて、
それを分かっていてキャンプに臨んでいるので仕方ない面もあるw)

設置は慣れてくればそれほど苦ではないし、
上写真のような半分壁仕様もでき、
お友達家族とのグルキャン時には広いダイニングエリアも作れ、
張り方に色んなバリエーションもできるので
わが家は5m角で大満足なのですが、
使い勝手を総合的に考えると4m角ぐらいでも十分かもしれません。

タープは色んな形があって悩むかもしれませんが、
重要なのはその屋根下に生まれる居住域なので、
平らに広げると単なる四角形である
『スクエアタープ(レクタタープ)』が一番広く使えて良いと思います。

素材はポリエステルでも好みのものなら良いですが、
「焚火タープ」なるものが出ているとおり、

テンマクデザイン 焚火 タープ TC レクタ
コットン生地の方が火の粉には強いです。
(それでもタープの真下での焚火はおすすめしませんが‥)

明るめの色にしたいという場合にも、
コットン生地であれば多少遮熱性が高まります。

夏は小さめテントで良い

中途半端な空間はいらない!

大型アウトドアショップにいくと、
たいてい2ルームテントのような大きいテントが設置されていて、
ファミリーならやっぱこれぐらいないとだよね?!
と思ってしまいがちですが、
(我が家はそうでしたw)
設置の手間に対し、使い勝手が良いとは言い切れません。

前出記事でも述べましたが、
ダイニング空間として想定されている前室部分、
ファミリーで使うには狭いものが多いです。

ショップ内の展示などでは
テーブルと家族4人分ぐらいのチェアがおさまってることが多く、
一見『寝室+ダイニングルーム』の構成で完結するように思えてしまいますが、
実際には火を使うキッチン、
キッチンに付随して置きたいジャグやクーラーボックス、
食器や調理器具などを入れた収納ボックスやディスプレイ棚‥
2ルームの中でもかなり大型のタイプか、もしくは収納上手・整頓上手の人でなければ、
とても収まりません。

物置化する前室部分、多少の雨よけ以外意味をなさない庇・・

そして温暖な季節はテントの開口部をどんなに開放しようと、
フレームで囲われ薄暗いテントの中より、
開放的で気持ち良いタープ下にダイニング空間をセッティングしたくなるのです‥。

結果、前室部分は中途半端な空間となり、
設営の手間の割に、使いこなせないという判断で
わが家はやめました。

夫婦だけのキャンプとか、
もっと少人数であれば2ルームで全て完結することも可能だと思いますが、
ファミリーには向かないと個人的には思います。

大きいタープと組合せやすい、小さめテント

2ルームと決別して我が家が現状行き着いたのが、
家族の寝床(うちはセミダブルのエアベッド二つ)がピッタリおさまるサイズ感のテント。

タープ下に収まるユドゥン。

タープ下に一部入れ込みやすい(雨に当たらずダイニング空間と行き来できる)
低めの高さ(主に寝るだけの寝室なので問題無し)、
設営の手間も最小限であることがポイントです。

夫婦共に背が高いほうではなく、子どももまだ幼いということもありますが、
テント内には寝具の他は衣類ぐらいなので、
現在このノルディスクの「ydun」に満足し、
狭い、低いといった不満はありません^^

ただ子どもが大きくなってきたら、
みんな中腰で着替えたりするには不便が出てくるかもしれないですね。

カーカムスの「スプリングバー」など、
居住性も高そうな上、外観的にも◎。
将来的には我が家の購入候補です。

カーカムス ハイライン6 スプリングバーテント Kirkham’s Highline 6 Springbar Tent テント 大型テント 6人 キャンプ テント泊 <2019 秋冬>

使い勝手抜群!!シェルター型

大きいタープと共に強くおススメしたいのがシェルター型テント。

わが家で絶賛ヘビロテ中!『サバティカル』の「スカイパイロット」。

「次世代タープ」と呼ばれることもあるとおり、
オープンにすれば大きなタープのように使え、
クローズすればテントのように使えます。

ゆとりのある幕内。

広い居住域と、
開放レベルを細かく調節できる点が魅力!

スノーピークの『ランドステーション』。雨天時でも居住域は最大級。

昔ながらの狭い区画サイトには入らない場合もあるので
キャンプサイト選びには注意ですが、
お友達家族とのグルキャン時にも余裕のある広さで、
ファミリーにおススメです!

ファミリー仕様ならインナーテントを探そう

基本的に足元は土間(地面そのまま)なので
大人だけで使うなら内部にコットを置いてそこで就寝♪
というのがカッコイイのですが、
ファミリーではそうもいかないので、
インナーテント(寝室テント)を入れる必要があり、
シェルターと相性良く、自分たちの寝具が入るサイズのものを探すことになります。

わが家では夏に使う『ランステ』にはフルメッシュのインナーテントで涼しく
(『サーカス/テンマクデザイン』のインナー)、
『スカイパイロット』にハマるインナーは色々探したものの、
エアベッド二つ入る良いインナーが見つからず、『ユドゥン』を連結させるのが定番化しています。

DODのカンガルーテント↓や

キャプテンスタッグのワンポール用のインナーテント↓
を使っている人をInstagramで見つけて、検討したりしたんですが‥
エアベッド二つは入らず断念^^;

最初のテントにシェルター型を選び、
インナーテントを自分で探すとなると
ちょっと難しく思われるかもしれませんが、
他テント用のインナーテントなのにちょうどマッチしたりするのが見つかると
(シンデレラフィット、なんて言われていますw)
盛り上がります^^
(シェルターをクローズすれば、実際インナーは無くても困らないので、
手持ちのデイテントでも十分です)

冬も使うならスカート付きを!

便利で快適なシェルターですが、
「スカート」(地面とテントのすき間を埋める、パタパタした裾部分)
の有無については注意しましょう。

キャンプを始めた当初は
ストーブを入れてまで冬にキャンプすることまで想定していなかったので
雨が降ると泥がはねたりして汚れがちなこの「スカート」の意味が
あまり分からなかったのですが‥

風が吹き込むような天候、
冷え込む秋冬キャンプに「スカート」部分は必須です。

わが家で雨天・グルキャン時に活躍するスノーピークの「ランドステーション」は
スカートがないため張った時にパリッとして見た目はカッコイイのですが、
フルクローズ時でも地面との隙間から冷気が入ってしまうため、
夏以外は使っていません。

スカートのないランステ。見た目はスカートなしのが◎

気に入っているシェルター(テント含む)にスカートが無くて
自作で作っている方も見かけますが、
夏以外のキャンプを考えているならスカート付を選んだほうが機能的だと思います。

まとめ

とにかく、広く自由度の高い屋根を

大きめタープにしろ、シェルター型テントにしろ、
広く自由度の高い屋根の確保が大事ということですね。

キャンプでは自然を体感するのが主目的なので、
雨と日差しを遮る屋根(=タープ、シェルター)さえあれば、
テント(閉じた室内空間)は最低限で良いと思います。

夏以外はノルディスクの『アスガルド』をよく使っていた我が家ですが、
やはり屋外とのつながりがもっと欲しくて、
閉じたり開いたりできて優秀なシェルター(我が家では『スカイパイロット』)
を得てからは『アスガルド』の登場回数が激減(というか現在までゼロに‥)しました。

広く明るい幕内で調理~食事~就寝と全て完結する『アスガルド』

内部が広くてこれ一つで完結できてしまうし、
『グランピング』をやりたい方には良いテントですが‥

ポールテント愛

広い屋根下という以外に、
おすすめテント&シェルターに共通なのが
『ポールテント』ということ。

ペグを打ってポールをまっすぐに立てる、
というシンプルな行程で設営できるので、
1人で設営可能なものも多いです。

‥なんて言って、設営は殆ど夫がやっているので
私はちょっと手伝う程度ですが^^;

フレームをせっせと組み立ててテントを被せて‥
というフレーム型のテントも、
慣れてしまえばスムーズにできるものの、
ポールテントに馴染むとフレームの組立てが煩わしく思えます(・・;

かといってポールテントは強風には弱かったり、
地面が固い場所だとペグが刺さり難くて大変だったりとマイナス面もあるので、
一概にどちらが優れているなどとは言えません。

どんな季節、どんな場所へ行きたいか?
好きなデザインか?
・・・などなど、自分たちの目的や好みを元に熟慮の上選びましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。