12月初旬の週末、全国的に寒気がやってくるというタイミングで、
標高830m、朝霧高原にあるキャンパーの聖地、
『ふもとっぱら』にキャンプに行ってきました。
静岡が全国に誇れるキャンプ場!
遠方からお洒落キャンパーもたくさんやって来ます。
しかし、我が家の来訪は今回でまだ二度目。。
キャンプ場としては自宅のある静岡市から最も近いエリアなのに‥
富士山が見えるキャンプ場は静岡に複数ある、
なんなら日常的に富士山見えてる、
ということもありますが、
実は、一度泊まってみて、そこまでハマってはいなかったのです。。
でも2年ぶりということもあって
施設も変化し、こちらの印象も変わりました!
有名キャンプ場、今更ここで解説しなくても‥
という感はありますが、綺麗な富士山写真たくさん撮れたし、レポしていきます!
■ 目次
ざっくり基本情報
- イン・アウト;8時半~14時(早くインできるので、1泊でも長くいられます♪)
- 料金(1泊);中学生以上1000円/泊、小学生500円/泊、普通車2000円/泊
(ん?値上がりした‥?うちだと大人2名、小学生1人、ワンボックスで4500円/泊) - 営業期間 ;通年
- 予約 ;ネット予約のみ
- サイト状況 ;芝生、草、一部砂利や土
- ゴミ ;分別して捨てられる
②アクティビティ度 ★☆☆☆☆
③施設の使い易さ ★★★☆☆
④アクセス ★★★☆☆
ざっくり解説①景色の良さ
富士山周辺にはキャンプ場がたくさんあるので、
富士山が眺められるキャンプ場は多数あり、
洪庵キャンプ場;本栖湖+富士山、田貫湖キャンプ場;田貫湖+富士山
のように、湖と富士山(=逆さ富士も!)、
わが家が前回泊まった↓
だるま山キャンプ場;海+富士山・夕景+富士山
富士山+αで素晴らしい!
というキャンプ場はたくさんありますが、
ここふもとっぱらは、とにかく
富士山、どーん!
場内の殆ど場所から、富士山の全体がとにかくよく見える!
ただそれだけ!!
国内最大級の広大なフィールドの殆どが開けていて(木々などが少ない)
かつ全体が富士山に向けて緩やかに傾斜しているので、
混み合う日でも他テントによって富士山への視界が遮られない!
距離だけ見れば、もっと富士山に近いキャンプ場もありますが、
ここまで富士山の裾野まで見渡せるキャンプ場は他にない!
場内の大半の場所から抜群の富士山ビュー!
とはいえ、広すぎる場内、富士山の見え方は場所によって若干異なってくるので、
ベスポジ散策の項で解説しますね。
ざっくり解説②アクティビティ度
とにかく何も~無い~!
あるのは広いフィールドだけ!!
マウンテンバイクやセグウェイ体験ができるようですが、
どちらも体験しようという人はかなり限定的なのでは。
「うーん、何もないなー」
というのが、当初からの個人的印象ですね。
バドミントンやボールを持ち込み遊ぶことはできます。
ただし、キャンプの定番・花火は禁止です。
一部林もあるのですが、夏にカブトムシやクワガタが採れるかどうかは不明‥
場内広いので、うちの子どもは走り回ってるだけで満足そうでしたが、
子どもに自然体験をさせる、というよりは、
大人がマッタリするキャンプ場、という印象です。
ざっくり解説③施設の使い易さ
以前より管理棟に近いエリアは水道もトイレも一般的なレベルだったようですが、
殆どのエリアが仮設トイレと簡易シンクを使うことになってしまっていたので、
「富士山どーん!はいいけど他に何も無い(子ども向けアクティビティ等)し、
トイレとシンク使いづらいし‥」と、
私はここの設備がネックで敬遠していました。
ところが!今年!
新しいトイレ・水回り棟がフィールドの中央に完成!!
周囲には人工の小川も流れる立派なお庭も作庭中!
ちょ、、
ちょっとちょっと、綺麗なトイレ欲しかったけどさぁ、、
こんな豪華なのなかなか無いよ?
仮設トイレからの振れ幅凄くないですか・・さすが人気キャンプ場・・。
しかも夜はこのライティング!
ムーディーですねぇ。。
まだ作庭中のエリアに先行されて植えられたらしい木には、
クリスマスのライトアップまで・・!
いや、、
ふもとっぱらでこんな立派なクリスマスツリー見られるなんて、、
以前の印象からでは想像してませんでした!
これはもう‥★五つ!!
と評価したいところなんですが‥
真ん中にど~んと大きいのを作ったので、
広いフィールドのかなり広範囲からアクセスできる!
ようになったのですが、
ユーザー視点から言うと
お庭や一つの建物の豪華さよりも、
そのコストを分散させて、単純に数増やして欲しいなー(^^;
と思うところです。
今回は寒気も来ていたし、イベント『GO OUT』の一週前ということもあり、
おそらく空いていたほうの週末だと思うので問題無さそうでしたが、
混みあう日はトイレに行列だそうです。
(リッチな造りなのでゆとりがあるのは凄くいいのですが‥)
あと冬も人気のキャンプ場なので、
ここまで豪華な外観にできるなら、
機能面を向上させて
お湯が出るようにしてほしかったですね。
人気は上がるばかりなので、
今後数年以内にさらなる増設・改善があるのかもしれませんが‥。
*
ちなみに。。
管理棟近くのトイレは外観はしょぼそうですが、
ちゃんとウォシュレット付きです☆
というわけで、大きなトイレ棟はできましたが、
キャンプ場の下のエリアでは遠いので、
良い設備を使いたいなら管理棟~新しいトイレ棟付近に設営しましょう。
富士山ビューも良いエリアとなります。
ざっくり解説④アクセス
新東名の新富士インターから30分。
30分なら悪くはないかな?と思いますが、
インターからすぐの、富士宮市街を抜ける国道139号は信号が多く、
渋滞もし易く、時間がかかりがちです。
ふもとっぱらが位置する朝霧高原周辺は、
キャンプ場もたくさんありますが、牧場やゴルフ場などなど観光地が豊富なので、
土日はアクセスが集中してしまいます。
行きも帰りも、余裕を持ったスケジューリングがおすすめです。
ベスポジ探索
新しいトイレ棟付近より上が便利で眺望も良い
上述のとおり、ふもとっぱらは管理棟付近が一番標高が高く、
管理棟でチェックイン後、富士山側へ進むほど緩やかに下っていきます。
そのため一番富士山に近いエリアが一番下がっており、
距離的には管理棟付近から数百メートル富士山に近づくわけですが、
下から見上げるかたちになり、かつ木々により富士山の裾野の広がりが見えにくくなります。
それでも十分富士山の全景が眺められますが、
ここまで来ると新しいトイレ・水場は遠いので、
仮設トイレ・簡易シンクを使うことに。
そして微妙に悩ましいのが、鹿のフン。
平日でも宿泊者が多いふもとっぱらなので、
人気エリアの管理棟付近には鹿も近づかないのか、あまり見られないものの、
一番下のエリアにはあちこちに落ちています。
空いている日や早い時間にインできた時や、
そもそもテントが小さい場合はともかく、
他テントから距離をとりつつ、サイト状況も良いところ‥
と大きめテントのベスポジを探すと、意外とこのフンが邪魔になります^^;
できるだけ空いているエリアを好むわけでなければ、
管理棟~中央トイレ棟付近のエリアが利便性・眺望共に良いです!
人気なのでちょっと出遅れるともうテントがいっぱい‥(><;)
に見えますが、よーく見ると車道から一番奥になる、各エリアの中央部分には
ぽっかり空いている場所があったりします。
諦めずに自分の好むエリア内で張れるスペースを探しましょう。
堆肥の臭いが気になるかも?エリア
管理棟から下り富士山を見て右側のエリアは、
なんとなく眺望のアクセントになる木がポツポツ植わっているためか?
オシャレキャンパーさんがより多い印象です。
(たまたまいただけかもだけど。。)
こちらも富士山の眺望は良いものの、
堆肥場が近いので風向きによっては臭いが気になります。
冬でもそれなりの臭いなので、もっと暖かい季節だと一層気になるかも?
こればかりは当日の天候にもよると思うので、
堆肥場からの距離感を意識しつつ、現地でクンクンして確認wしましょう。
人と異なるポジションにしたいなら!
管理棟からフィールドへ下ってすぐのところに、
インスタで人気のショットが撮れる池があります。
ベンチや小さな橋もあり、ちょっとした憩いの場でもある。
ここは基本テントを張ってよいエリアではないと思っていたのですが、
今回1張だけこの池のそばに張っているテントを見つけました。
そしてこの池から右下側へ少し進んだエリアには、小さな林。
林ごしの富士山が見えたり、子どもがちょっと遊んだりできる?
ただし、禁止事項として木の枝が広がる範囲(=根が張っている範囲、らしい)
の真下は駐車や設営が禁止されていて、
林間や木の真下は設営できないので注意です。
林を抜けた先に設営して、林の中から富士山とテントを撮る‥など、
写真の撮り方に工夫できるとか、
こどもが遊びやすいとか、そういった考え方ではありかと。
わが家のサイト紹介
今回私たちは、わけあって他テントが比較的少ない最下段エリアに張りました。
富士山ビュー的には、裾野が手前の木々に遮られてしまうエリアです。
12月なのでクリスマスを意識して‥
リースを飾ってみたり。
卓上にも飾りをしたり。
内部はここ最近定番化しているレイアウトで、寝室にユドゥンを連結しました。
薪ストーブ無しでの氷点下の夜に不安があったので、
石油ストーブ+ユニセラの炭火で暖をとってみると‥
炭火パワー大きい‥!
石油ストーブだけよりかなり暖かくなりました^^
ただ、就寝時は火を消すし、
ユドゥンはアスガルドのような密閉性に欠けるので、
朝方これまでに感じたことのない寒さを体感しました(o o;
エアベッドの断熱が足りずに背中が寒く感じたことはありますが、
(余っていた布類を敷いて解決、今回は使っていない寝袋をカバー下に仕込んだ)
極暖ヒートテック+暖パン+厚手靴下+羽毛布団としているさらに上から
耐え難い冷気を感じたのは初でした‥。
(4時頃ストーブをつけ二度寝。隙間だらけなので一酸化炭素中毒の心配はないが‥)
初日は曇っていて気温が上がらなかったものの、
2日目は快晴となり気温は少し上昇。
それでも富士山からの風はビリビリと冷たく、体感温度は低かったです。
やはり富士山が近い高原。
寒さ対策を怠ると命に関わるレベルかと(・・;
冬は低地でなるべく海側(冷え込み弱い)を選んでいる我が家なので、
現在の装備では12月初旬が限界レベルだと思います。
次のふもとっぱらは3月以降だな^^;
まとめ・注意事項
注意点に補足をしてまとめると以下のようになります!
- ほぼどこからも富士山ビューは抜群
- でも下に行くほど設備がしょぼく、裾野が見えない、鹿フンも多い
- おススメは中央トイレ付近より上だけど、堆肥場との距離感(臭い)に注意
- 寒さ対策は万全に万全を!
- 足元の草が長い時は、朝露で靴がびしょびしょになることも(靴の防水対策)
(2017年11月初旬に体験) - まれにペグが残ったまま!危険なので走行注意
(草が伸びている時があるので自分でも抜き忘れに気を付けよう) - 子連れは子どもの遊び方を考えておこう
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