【長野・八ヶ岳エリア】広い!どこに張る?!五光牧場オートキャンプ場



今回は八ヶ岳エリア、野辺山にある
人気の『五光牧場オートキャンプ場』についてです。

我が家はこれまで2回訪れ、
初回での写真はこのblogのカバー画像にもなっています^^

場所ごと標高や眺望の異なる広い敷地の好きな場所に
フリースタイルで張れ、のびのび気持ち良いキャンプができますが、
場内の通路がデコボコしていて移動時にスタックしそうになったり、
以前はトイレが一カ所しかなく殆どの場所でかなり遠くなってしまったりと
玄人ウケの高いキャンプ場、というイメージが個人的にはありましたが、

数年前場内の中央部に綺麗なトイレが増設されたことで、
かなり利便性が向上しました!

とはいえ他キャンプ場とは勝手が異なる面は多々あるので
簡単に解説していきたいと思います。

※最終訪問2020年9月

ざっくり基本情報

  • イン・アウト;9:00~11:00(※コロナ対策期間中は15時まで)
  • 料金(1泊);車1台(4名まで)¥5500-  1名追加+¥500-
  • 営業期間  ;通年 …冬期積雪があるほど冷える場所で通年営業は希少!
  • 予約    ;HPから専用メール予約
  • サイト状況 ;芝生・草
  • ゴミ    ;分別して捨てられる(有料:生ゴミ ¥220 30ℓ袋 ¥330 45ℓ袋 ¥440)
  • 水回り   ;新設トイレはウォシュレット付で快適!水道はお湯出ません。
個人的に重要なポイント
①景色の良さ    ★★★★☆
②アクティビティ度 ★★★☆☆
③施設の使い易さ  ★★★☆☆
④アクセス     ★★★☆☆

ざっくり解説①景色の良さ

広いキャンプ場なのでエリアによってロケーションは異なりますが、
これといって眺望が望めない林間も、
背の高いカラマツ林は独特の雰囲気があって良いです。

適度に日差しが入り自然な雰囲気の林間。

広場も青々としてて良き。

広いので植生も多様。
高原らしい草花にも出会えます。

様々な植物や虫を観察できる。

場所ごと異なるロケーションについては、
『ベストサイト探索』の項にて。

ざっくり解説②アクティビティ度

特別アクティビティは無いですが、
とにかく広いので子どもは場内散策だけでも楽しめます。

(管理棟付近に浅い川がありますが
林間のサイトからは遠いので
連泊する場合や子どもが退屈しなければ
あまり行かないと思われます。)

ハイシーズンでお客さんが多い時でも、
テントを張るには傾斜がきつかったり、
水場など施設から遠かったりと
テントが張られない場所はたくさん残るので、
のびのび遊べると思います。

雨上がりの水たまりで遊ぶ子ども達。この後ヒートアップし大変なことに‥

子連れに注意点としては、
キャンプの定番、花火がやりにくいということ。

ほぼ全面芝生となっているサイト内は花火禁止で、
やりたい場合は管理棟前の駐車場(砂利)まで行かなくてはなりません。

ここの夜間は基本真っ暗のなか、
子連れで歩いて管理棟まで行くのは結構大変です。

花火を持参した時点で子どもはやる気になってしまうので、
五光牧場にはもっていかないことをお勧めします‥
(我が家は持参してしまい夜間散歩するハメにw)

ざっくり解説③施設の使い易さ

まず管理棟では、カード対応なのがポイント高いです!

サッカー合宿が可能というだけあって、
管理棟と同じ平らなフィールドには
サッカーグラウンドの他、寄宿舎やBBQ場、体育館まであります。

キャンプサイトは管理棟など大型の施設があるフラットなエリアから
凹凸の激しい坂道を上がっていった林の中になります。

この、場内の通路、乾いている時は
なるべく凹凸をよけるように運転すれば
さほど問題はないのですが、
雨が降ってぬかるむと、スタックしてしまう場合があるので注意。

万が一ハマってしまったら管理棟に連絡すれば有料で助けてもらえるようですが、
そういうヘルプのシステムが設定されている時点で、
スタックするケースが多々あることが分かりますよね・・^^;

我が家のように四駆でない車には不安要素です。

炊事場は広い場内に2カ所しかないですが、
その分1カ所のサイズが大きいです。

通年営業ながらお湯は出ません。
そして高原らしく水は冷たいのでゴム手袋持参がおススメです。

炊事場は大きい

以前はトイレが一カ所、しかも管理棟エリア(山を下りていく必要がある)にしかなく
数あるキャンプ場の中でも最長級にトイレが遠くなるという点がネックでしたが
数年前に中央付近にウォシュレット付の綺麗なトイレ棟が新設され、
各段に利便性が向上しました。

‥とはいえ端の方となるとそれでもそれなりの距離になってしまうので、
サイト選びの際は炊事場やトイレからの距離感というのが
大きなポイントの一つとなります。

ざっくり解説④アクセス

最寄インターから30分と、キャンプ場としては悪くない方。
また、清里など八ヶ岳エリアの観光地が近いので、
行き帰りに観光ができるのもポイント高いです♪

車で15分前後で日帰り温泉にも行けます。
(場内にはお風呂がありますが、コロナ期間中は使用禁止)

ベストサイト探索

若干曖昧な点はありますが、
だいたいの位置を記したマップを作りました。

Googleマップに加筆した場内マップ

この図を使って場内の様子をざっくり解説していきます。

一番人気の中央エリア

炊事場やトイレが近く、かつ傾斜が緩い場所が広く解放感も高いため
一番人気と思われる中央エリア。

マップ①は炊事場1から少し奥(場内通路からアクセスする場合の見方)、
ちょっとした丘状になっているので解放感が高いです。

広々してるけど傾斜無い場所は意外と限られてる①

しかし傾斜がない、又は緩い場所はそれほど広くないので、
大きなテントのグループが1,2グループ張っているだけで、
意外と他に張りづらい。。

マップ②も同様、人気のポイントなため
人様のテントが退けるタイミング無かった・・

マップ②付近。

隣③も広々。

マップ③付近

同上。この辺りは開けています。傾斜はあるけど緩いポイント複数。

そしてこの写真を撮った際に我が家が張ったのがマップ④の場所。
3家族のグルキャンだったので、ちょうど良い広さでした。

傾斜はあるけど林に囲まれた広場感ある。

傾斜も緩め。
ですが斜面の下方向に場内通路があり、
通路を見る方向にテントを開くため、
通路を背後にできる①~③に比べると若干落ち着かないです。

①~④あたりの中央エリアは、
キャンプ場全体の中では傾斜が緩い方ですが、
それでも基本的に傾斜地のなか、
多少の起伏によって傾斜がかなり緩いポイントがちょこちょこあり、
そこにテントを張っていくかんじになります。

なので写真の見た目以上に張り易いポイントは限られてきます。

林間にひっそり穴場サイト

初めて来た人は気づかない人も多いんじゃないかなー
という個人的判断で「穴場」と名付けたのが⑥あたり、
場内通路の外側からアクセスできる、
フラットに造成されたサイト。

林道を行くと、段状に造成されたサイト現る。

段状サイト上方から炊事場1方向を見下ろしたところ。

トイレがちょっと遠くなるので、
その点耐えられる人にはひっそりプライベート感があって良さそうです。

そして同様のサイトが、
もっと炊事場やトイレが遠くなるマップ⑦や⑨(場所あいまい)あたりにもあります。

⑦あたりの段状サイト。

葉の少なくなる秋頃ならもっと眺望開けてくるはず。

⑦は八ヶ岳方向に開放感があるし、
このあたりまで来て張る人はハイシーズン以外はあまりいないと思われ、
水場遠い問題に耐えられ、
眺望とプライベート感を重視する人にはやはり穴場かと。

⑨あたりにもフラットなポイントが。

⑨あたりのフラットなポイント。

こちらはさらに奥へ進むと、遠方の山々まで見渡せる場所に行けます。
ここに張っても気持ち良いけど、
やはり水場問題があります。

⑨エリアの最奥部。

我が家はあまり奥まりすぎて
他のテントが無さすぎるのも何となく寂しい派なので
(外灯無いから夜真っ暗だし)
⑦や⑨までは張りに行かないかなぁ。。

ツワモノが張る傾斜地

一番開けているが管理棟から一番遠く、
傾斜も最大レベルなのがマップCエリア。

一番開放的なエリアが一番傾斜スゴイ。

上の方は八ヶ岳方向の眺望が得られ
解放感抜群ですが、かなりナナメ。
それでも張るツワモノがいらっしゃいます。

なんとか傾斜の緩いポイントはないか、探したところ
最上部にレイサぐらいのテントなら傾斜殆どなく
ギリギリ張れそうな場所がマップ⑧にありました。

最上部に若干張れる場所が。芝の禿具合が人気ポイントの証拠?

どう頑張ってもファミリー向けサイズだと1テントまでと思われ、
先客がいたら無理ですが。。
そして炊事場やトイレまで坂道を往復する体力も求められます^^;

⑧あたりからの眺望。晴れたら八ヶ岳が見えるはず。

その他、テントエリア入ってすぐのマップAやBのあたりは
Cよりは緩いのでハイシーズンにはけっこう張られますが、
傾斜はそれなりにあります。

B~⑤付近から炊事場1方向の様子

Aエリアの様子。一定の傾斜が続く。

場内全体に言えることですが、
ハイシーズンで張れる場所がなかなか見つからない時などは、
一見傾斜があるエリアでも
木立の根元付近だけ少し盛り上がっていて
傾斜が緩くなっているポイントをうまく使うとか、
徒歩でまわって張れそうなポイントを探すと意外と見つかるかもしれません。

B辺りの木立。根っこで少し盛り上がってる。

まとめ・注意点

何となく全体の雰囲気は伝わったでしょうか?
広~い!けど、傾斜が緩いベストなポイントを押さえたい、
となると、受入可能数に対して
そういったポイントは限られてくるので、
なるべく早くチェックインしたいところです。

ここは9時からと、一般的なキャンプ場よりかなり早くインでき、
(コロナ渦の現在、お風呂使えない代わりに)15時までいられるという、
1泊でもゆったり過ごせるのがありがたいポイント。
(コロナ以前もアウト時間ゆるかったような記憶があるが‥)

ただ場所取りの注意点として、
玄人にも人気なためか(?)、
平日キャンパーも多く滞在するため、
土曜などの休日撤収の人がいて、
早めにインした場合その先客の場所
(平日入りした人はたいてい良い場所に張れてる)には張れず、
その先客が撤収した頃、
ちょうど来たチェックインの遅いグループの方が
良い場所に張れたりする、ということがあります。

‥そうはいっても場所取りが早い者勝ちなフリーサイト、
あくまで早めのチェックインが理想ですけどね^^;

また高原のため夏でも涼しいですが、
虫はバッチリいます!
(蚊とかブヨではなく、夜間明りに寄って来る系が多かった)

涼しい場所=虫が少ない、
というわけではないんだな‥
と学びました。
(7月中旬のキャンプでは多かったけど、
9月上旬の時はそれほど気にならなかったので、
季節というよりはもう少し短いサイクルや気象条件によるのかも?)

良い点注意点様々ですが、
総評として凄く気持ちの良い場所なので、
広くおススメできるキャンプ場だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。