【東京・子連れでお出かけ】赤ちゃんから遊べる!おもちゃ美術館!



先日、日帰りで東京へ行く機会があり、
現在仕事でこども園の設計に関わっていることもあって
『東京おもちゃ美術館』へ行ってきました。

都内入りしたのがお昼時だったので、
まずはランチに。

美術館内は飲食禁止水とお茶のみ特定の場所で可)、レストランなども併設していないので
昼食は事前に済ませるか、一旦外に出て済ませるか
(その日以内なら何度でも再入館ができる)
となるようです。

ランチに『君の名は』に登場したカフェ

我が家はとりあえず新宿御苑の駐車場に停めて、
御苑前にあるお洒落なカフェ『ラ・ボエム』に並びました。

映画『君の名は』で主人公がアルバイトしていたカフェのモデルだそうで、
いわゆる「聖地巡り」で訪れる人も多いとか。

事前になら予約も可らしいですが、
当日のランチ時となると、混むので並ぶしかないです。

5、6組目だったので、結構時間かかりました。
結局20分以上は待ったのかな~?

写ってないけど他にも何組も並んでいます。

目の前が御苑のグリーンで、
この季節歩道沿いの植込みのアジサイも綺麗に咲いていて、
日差しも曇っていて無く、待ち時間自体はそんなに苦じゃありませんでしたが、
その後の予定にはダメージありました。

天井が高く開放的でお洒落な店内。
窓際は屋内ながらテラス風に造られていたり凝っていました。
(2階席が見えるけどそこへアクセスする通路に床が張ってなくて謎でしたが‥改修中??)

大人は水か炭酸水が選べ、子どもには何も聞かれずりんごジュースを出してくれました。

御苑のグリーンが見える開放的でお洒落な店内。

サラダ、パスタ、ドリンクのランチセットが2千円弱だったかな。
それを2人分と、
単品でお肉の盛り合わせ、
子どもがベリーシェイクというのを欲しがったのとで、
トータル6千円ぐらいでしょうか。

ベリーシェイクに群がるキッズ。密度ww

ファミリーのランチとしてはリッチなランチだけど
我が家は家族で都心に出かける機会はそうないので、
お洒落な空間でランチとしたのは良かったと思います。

ただ、食後のドリンクがなかなか来ず、
声をかけたら慌てて持ってきてくれたようなかんじだったり、
そもそも結構並んだ時間も長かったので、
想定以上に時間が取られてしまったのが痛かったです。

閉館時間に注意

東京おもちゃ美術館内、どんな内容かは事前にHPで見ていたのですが、
開館時間については見ておらず、
上記のカフェでドリンクを待つ間、
「なんか思ったよりランチに時間かけちゃったな~、
何時まで開館してるんだろ?」
とスマホで確認すると・・

開館時間:10:00~16:00(最終入館15:30)

( ̄□ ̄;)!!

閉館早っ!!

その時点で14時過ぎていたんですね。
カフェから美術館まではそれほどの距離じゃないものの、
(車で2~3分、歩いても10分くらい)
1時間半ぐらいしか滞在できない‥!

子供向け施設とはいえ
都内の施設なので、せめて17時くらいまでは開いているのでは
という勝手なイメージでしたが‥

そこからできるだけ巻いて行動、
館内でもせかせか移動することになってしまいました。
うちみたいに遅い時間に入館しようとするファミリーは稀かもですが
要注意です。。

旧小学校を改修した懐かしい雰囲気の館内

エントランスです。
廃校になった小学校がコミュニティ施設に転用され、
その一部が『東京おもちゃ美術館』となっています。

おもちゃ美術館の入る旧小学校の外観

大人子どもペア券1200円というのがあり、これが2枚と、
うちの場合子どもが3人なので、子ども1人500円のチケットを購入。
子供向けの施設なので、6ヵ月以上なら赤ちゃんからお金がかかります。

ディスプレイとか所々、建築士的には参考になります。

都内の子どもの遊びスペースとしては安いけど
地方人的には安くないかな‥
キッズスペースではなく『美術館』となっているので
まあ妥当な金額でしょうが‥

学校の頃からあまり手を加えられていないであろう階段

旧小学校を改修した美術館なので、
懐かしい雰囲気。

身体全体を使って遊ぶ「おもちゃのもり」

時間がないのでメインっぽいところから攻めよう、
と一番広く遊べる2F「おもちゃのもり」へ。

中央に秘密基地をイメージしたようなロフトがあり、
子どもスケールで2階建てになってるだけなんだけど
うちの2・4歳児は何度も上下していました。

秘密基地(?)下段でいちゃつく父娘。

木の玉のプール。
木育スペースによくありますね。

ロフトから見た人気コーナー。人口密度・・!

にしてもこの密度!
プールに沿って歪曲した柵付きの台は、
赤ちゃんのお昼寝スペースなんだそう。
ここで寝せる人いるかなぁ‥
(いや確かに、首も座らない赤ちゃんとか連れてて
上の子がここで遊んでたら、ちょっと置きたくなるかもだけどさ)

左にはそろばんの駒の砂場のようになっています。

うちの2歳は警戒してあまり入らず。。隣の子はめっちゃ堪能してます。

隅のスペースにも卵型の木の玉プール。

この部屋に限らず、照明が抑えられているのがここの特徴かな~
と個人的には思いました。
一般的に子どもの遊びスペースって一様に明るいのですが、
これ暗すぎないか?
と思う場所があるくらい、照明が限定されているのです。
(うちの会社が依頼してる設備設計さんじゃ絶対許されない計画だな‥)

ちょっと薄暗い方が子どもの好奇心をそそるのかもしれないですね。
(しかし暗くてちょっと見えづらいところもあるので、
もうちょっと照明増やしてもいいように思いますが。。)

赤ちゃん連れも楽しめる「赤ちゃん木育広場」

2歳まで入れる2階の「赤ちゃん木育広場」。

大きい子がワーッと入ってしまわない雰囲気の入口。

夫にお兄ちゃんズを任せ、
2歳娘と入室。

両親揃ってる時はいいけど、
ワンオペ休日もよくある私としては、
3歳以上入れないとなると
赤ちゃんと3歳の兄弟の母一人とかの時、
「こっちでも遊ばせたかったな・・」
とちょっと残念なシステムなんですよね。
安全面から分けているのも理解できるので仕方無いですが。
似た場面は経験あります。

中央くぼんでるのがさりげなくて良い。

この部屋は明るいです。
照明も工夫されてて可愛らしい雰囲気。

色んな木のおもちゃがありますが、
2歳娘がハマったのはこれです。

彫刻のような滑り台。

自分で上って、滑り下りる。

棚の高いところに木馬がたくさんディスプレイされてて
殆ど使えないのが謎でしたが、一つだけ使えました。

謎の木馬。

でも安全の為なのか殆ど揺れず、謎でした。
以前に揺れすぎて危険な出来事でもあったのでしょうか。。

屋台のような「おもちゃのまち」

お兄ちゃんズのいる3階に戻り、
今度は「おもちゃのまち」という部屋に行きました。

リンゴのなる木があったり、野菜が植わっていたり。。

野菜の収穫からできる
壮大な(?)ママゴトスペースや、
キッチンや和室を精巧に再現したママゴトスペース。

子どもスケールのおうち。

和室の形式の一つ「違い棚(高さの違う飾り棚)」まで表現されてる!

おとしかけ(垂れ壁)や違い棚(飾り棚)まで表現されてる!

飾られてる絵は現代的だけどw
(しかもプロポーションが合ってない)

これは「にじりぐち」と言います!

茶室まであり、
外人さんの女の子が楽しそうにしていました。
狭いスペースが好きなのは世界中の子どもに共通なのかな‥?

屋台風のエリアもあり、
親子の憩いの場になっていました。

屋台の中で遊んでるような雰囲気。

教室、このスケール感‥
中高の文化祭みたいだなぁ‥

色んなコマが。

うちの長男(小1)はコマが好きなので
しばらくやっていました。

3階には他に「ゲームの部屋」というのがあり、
色んなゲームができるようでしたが、
我が家は時間が無くささっと見ただけ。
小学生ぐらいだとこういう場所で楽しめるかもですね。

洗練されたオモチャに出会えるかも?「グッド・トイ展示室」

おもちゃ界のグッドデザイン賞みたいな「グッド・トイ」という賞があるようで
選ばれしオモチャたちを実際に手に取り遊べるスペースが2階にあります。

グッド・トイ展示室

 

うちの2歳は棒に挿すと色んな形の円盤がくるくる回りながら落ちるオモチャにハマっていました。

形が違うと回転スピードが異なるのが面白い。

子どもは楽しくなるとずっと遊び続けてしまうので、
親が譲り合いの精神で、それとなく他のおもちゃへ誘導しましょう。
1種類につき1つずつしかありません。

まとめ

おもちゃがたくさんあるので
年齢によっては半日いても遊びきれないくらいかもしれません。
私が見た印象では、5歳前後の幼児が一番色々遊べるかな~というオモチャのラインナップ。

でも工房でオモチャ作りができたり、
色んなイベントも開催するようなので、
小学生以上の子も十分飽きずに過ごせると思います。

オモチャづくりができる工房。時間があれば体験させたかったが。。

子どもって、
何をしたか、ということそのものというより、
自分が満足するまで遊べた時の方が思い出に残るそうですね。

気持ちはわかるので、親としてもできるだけ満足いくまで遊ばせたいわけですが、
今回はリサーチ不足、計画不足で
短時間に全体を回ろうとしたため、
(というか単純に短時間の滞在となったことが大きい)
長男(小1)は不満そうでした(;^_^A 

やはり都内ということもあって、
予想以上に混んでいたということも大きいと思います。
人気のオモチャは順番待ちになるし、
他の子が遊んでいるものは後回しに‥となり、
子どもを満足させるにはぐるぐる回らなきゃならないので‥

以上より注意点としては

  • 休日は結構混んでる。遊びきるには時間がかかる。
  • けど閉館時間は16時!早めに来館しよう
  • でもランチは外になるので、ちょうど良いお店(または公園)を探しておこう

こんなかんじでしょうか。。

静岡人なので我が家の再訪は無いと思いますが
都内近郊のファミリーは一度行ってみることをおススメします♪

誕生日プレゼント等に購入するオモチャがどんなものが良いか、
事前に子どもの反応をリサーチするにも良いと思います!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。