先日の土日は悪天候予報にキャンプを断念し、
『Go To キャンペーン』を利用して岐阜~愛知・タイルめぐり旅行へ行きました。
初日は岐阜県の多治見市にある
『多治見市モザイクタイルミュージアム』へ。
建築界では有名な、藤森照信さん設計による建物です。
不思議な形、屋根には植物。
土や木といった自然素材を多く用い、
角は丸められた内部も、
とても優しい雰囲気。
まるでジブリの世界のような建物は、
子どもウケも抜群です。
展示内容より、このちょっとヘンテコ(←ほめてる)な
建物に惹かれて来館する人は、
何も建築分野に関わる人ばかりじゃないと思われます。
展示のみどころ
展示順路は最初に階段で一気に4階へ。
展示は撮影OKですが、主な撮影ポイントは外観とここ最上部です。
屋内のように見せて、造りは屋外。
タイルを使ったオブジェ(?)の上は屋根に丸い穴が大きくあけられ、
この日のような雨の日は雨に降られます。
ここでは他に、昔の流し(タイル貼りのシンク)やタイル貼のトイレ、
壁画などが展示されています。壁や床も全てタイル!
順路は階下へ順に下るようになっていて、
3階でタイル造りの工程や製造器具の展示、
2階は実際のタイルの見本、
1階でショップと体験工房。
2階は殆どタイル屋さんのショールームです^^;
(実際のタイル屋さんのショールームへ
一般の方が直接足を運ぶことはそう多くはないと思いますが‥)
体験工房は観覧とセットで要チェック!
元々は違ったようですが、
コロナ禍の2020年11月現在では
土日の観覧と体験工房は予約が必須。
観覧については当日行っても空きのある時間はありそうでしたが、
体験工房は予約で埋まっていて当日予約は難しそうでした。
我が家も、事前に調べて
「子どもやりたがりそ~」
と予約を考えた時に、当初の旅程に合う時間だと
予約が一杯だったので、
体験工房が予約できる時間に訪問できるよう旅程の方を調整したぐらいです。
でもそこまでして予約しておいて正解!
ワンコイン(1人500円)で色んなタイルを使って製作できるので、
大人も子供も絶対楽しめます!!
決められた体験開始時間に集合し、
説明を聞いて製作、30分前後で完成させれば自由に持ち帰れる、という流れ。
タイルを貼れる面積が広い順に、
フォトフレーム、
小物かけ(壁にかけるハンガーのような形状)、
テーブル形のオブジェ、
イス形のオブジェ、
コースター、
の中から自分で好きなものを選び、
好きなタイルを容器に入れて持ってきて、
ボンド(準備されている)で貼ります。
タイルは四角いモザイクタイルはもちろん、
丸型、花型、葉型‥
色んな形状と大きさ、色が揃えられています。
ボンドを出しすぎるとタイルからはみ出て、
タイル表面に付いたり、乾いた時に汚くなったり‥
という加減が子どもにはやや難しいですが、
工程はシンプルで分かり易いので、
幅広い年代が体験し易い内容です。
うちの末っ子(3歳、年少)もペタペタ上手に貼っていました。
(色んな形状のタイルを、できるだけ隙間なく貼るというのは
幼児にはちょっと難しいので、時々私が配置をずらして隙間を詰めましたが^^;)
たまたま、次男と末っ子がテーブル、イスをチョイスしたので、
組み合わせるとテーブルとイスのセットになりました^^
大人は写真も飾れるしタイル貼れる面積も多いフォトフレームがお得でしょ!!
と思ってしまうのですが、
そんな親の助言(とはいえもっとやんわり言いましたよw)に関わらず
子どもはそれぞれのフィーリングで選んで、
結果良かったです。
(長男はいっぱい貼りたい!と親のススメに乗りフォトフレームw)
幼児の集中力だとこれぐらいが限度でちょうどよかった。
(これは子どもの個性によるところですが、うちの場合)
ボンドが乾く前にタイルをなるべく隙間なく貼れるようにしてやらねば!
とこちらも子の進捗を見るのに忙しかったですしね^^;
(子どもの作品に親がなるべく干渉しない、という思いもあるものの‥)
そんなかんじで、現地では、
自分もやりたい!
などと思うヒマすらありませんでしたが、
自宅に帰ってふと、
『そういえばコースターなら普段も使うし(ちょうど今足りてないし)、
作ってみたかったな~(・・)』
と思いました。
実際、大人だけで体験しているグル―プの方が多いぐらいでしたし、
大人も楽しめると思います!
そもそも今回の主目的は我が家の場合は建築探訪だったので
観覧だけでそれは叶ったわけですが、
展示自体はそれほど凄く印象的なものはなく、
内容に関してはこのワンコイン製作体験が一番面白かったです。
なので観覧を考えている方は、
体験工房の予約もセットがおススメ♪
余談(製作体験までの流れなど)
今回我が家は、
展示を先に見て一旦退出、
隣りの建物のカフェで一服し、
体験工房の開始時間に再び再入館し製作、
という流れでしたが、
基本的には体験工房の予約(電話予約のみ)をすると
同時間帯の観覧予約も併せて完了する、
ということになっているので、
製作体験をしたい場合は
予約した時間に製作 → 観覧
という順となります。
(観覧時間は目安で、製作によって滞在時間が延びるのはOK)
我が家の旅程的にはそれだとちょっと余分な時間が生まれてしまうのと、
(体験予約に空きがある時間はお昼以降だったが、
その1時間前ぐらいに多治見に着いていたかった)
展示を色々見てから製作にあたりたい、あたらせたい、
という思いもあって(そんな大作ができるとも思っていないがw)、
事前に問い合わせて変更してもらいました。
(観覧時間と体験時間を分け、観覧を先にする)
あまりそういう要望は無いらしいのですが‥
旅程はともかく、
美術館などのワークショップなど、
こういった体験モノは観覧の後にしたくなりません・・?
私だけ・・(;・∀・)??
ともかく、
丁寧に対応してもらってありがたかったです。
まとめ
まとめっていうか、ただの締めです‥
このミュージアムは旅行の初日で、
この日の夜は岐阜市内のホテル泊だったのですが、
夫は子どもを寝かしつけながら一緒に寝てしまうという
旅行先あるあるw
私は旅先で早く就寝してしまうのは
勿体無い気がして
頑張ってある程度の時間まで起きてるタイプなので
この日は子どもが製作した作品を肴に一人飲みました。
「あまり持ち歩くと壊したり無くしたりしちゃうかもよ」
との助言を受け入れたのは小2の長男だけで、
作品を気に入った下の子二人はホテルの部屋まで持ってきたのでした^^;
*
娘は普段の『ぬりえ』などを見ていても、
色使いが “女子” なので、今回のタイルも割と可愛い色合いをチョイス(イス型のほう)。
何となくまとまりがある。
次男も普段の色使い同様、色形はその場のフィーリングで色んなのをチョイス。
統一感は無いけどこれもまたおもしろい(テーブル型のほう)。
成長したなぁ、
でもこういうの気に入ってずっと持ち歩くとことか
まだまだ幼くて可愛いなぁ、
またこういう製作モノがあったらやらせてあげよう・・
などなど、親ばかな思いも交えつつw
しみじみしました。
*
娘が生まれる前の伊豆旅行、
次男はまだ赤ちゃんで、
長男だけお茶碗の絵付け(薬が塗ってある器に傷をつけ、模様にする)
をやらせたことがありましたが、
今も長男はそのお茶碗でご飯を食べています。
旅先でのこういう製作体験は
思い出が形として残るので
凄く良いな!
と改めて感じました。
レッツ体験製作♪
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