【山梨】東日本一の名瀑!と清流!子どもにもウケた!精進ヶ滝&石空川渓谷



9月終盤の週末、
山梨の北杜市武川町にある
『精進ヶ滝&石空川渓谷(しょうじがたき・いしうとろがわけいこく)』
へ行ってきました!

精進ヶ滝!
東日本一の名瀑ね!!

・・ってなる人は
地元民か滝マニアだけじゃなかろうか・・

落差121m東日本最大
日本の滝百選にも選ばれているそうですが、
一般的には知られていなさすぎるのではないでしょうか・・?

夫に「よく見つけてきたね・・?」
と言われましたが、
その反応も分かります。

ほんとは私はこの週末、
この滝のある武川町で
キャンプしたいと思っていて、
でも仕事が残ってたり疲弊してたりで断念したのですが

このエリアに行きたい気持ちは昇華したくて、
日帰りでも楽しめそうな場所、
自然に癒されつつ、子どもも楽しめる場所・・
をグーグルマップ様で検索したのでした。

精進ヶ滝はほんと、
もっと知られてもいいよね!
って見応え・迫力でした!!

大迫力!精進ヶ滝

でもこれが駐車場からすぐのところで見られたら魅力は半減で、
そこまでの道のり(=石空川渓谷)含めて魅力だなー
と思ったので簡単にレポします!

魅力①吊り橋や階段

滝に至るまで、大小様々な吊り橋や階段を通ります。

駐車場からすぐ、大きな吊り橋を渡るし・・

駐車場からすぐ、大きな吊り橋。ビビッて父にすがる長男w

滝との組合せで、なかなか絵になる吊り橋も。

人工物と自然の対比で魅力が引き出される時ってあるよね!

滝へのルート上には、
備え付けられた階段がなければ全く進めない!
というポイントもあります。

絶壁を上るはしごのような角度の階段も!

朽ち果てた手すりや階段が
ルートの脇に置かれている場所もありました。

誰かがこういった道を整備し、維持管理してくれる苦労のうえに、
山奥の滝が手軽に見に行けるんだなーと
感謝の気持ちも芽生えます・・

変化に富んだ地形に合わせた、多様な橋たちを渡っていく。

色んな橋を渡るということだけでも
非日常感とか冒険心が高まって楽しめます。

魅力②手をつけずにはいられない!清流

この前の週に人工の小川(次回記事アップ予定)に行き、
それがめっちゃ汚くてビビったばかりだったこともあり、
滝からの川(石空川・イシウトロ川)の綺麗さには終始癒されました。

基本的には川沿いを上流へのぼっていくルート。

地元は30度弱の気温の日、ここは20度程度と涼しく、
歩いていないとやや冷えるぐらいの気温でも、
「ここで泳ぎたい~ 水遊びしたい~」
と子どもが何度も言っていましたが、
大人の私もその気持ちがよくわかるぐらい、
ほんとに綺麗でした。

終始癒される風景が続く。

実際、リバートレッキング?
と言うのかな?
川の中を歩いている人も数組見かけました。
真夏だったらもっと多いのかもしれないです。

川には入らないけどぎりぎりを攻めてみたりはした。(ここは階段のほうが整備ルート)

川の水量は決して多くはないので、
滝つぼとかに侵入しなければ
危険は少ないのかもしれません。

魅力③変化する景色と冒険心高まる道

魅力①のとおり、ところどころにかけられた
人工の階段や橋のおかげで
山奥の滝まで容易にアクセスできるわけですが、

ルートはあくまでも整備されすぎてはおらず
ある程度天然アスレチックのようなポイントも多い
というのが魅力です。

もののけ姫で出てきそうな雰囲気の場所も。

山登りをするとところどころで
そういったポイントを通過し、
それが子どもの冒険心を高めて
トータルの満足度につながるわけですが、

巨石にもたくさん出会う。

岩でっか~!

ここでは往復90分前後のルートに
そのようなポイントがたくさん詰まっていて、
手軽に登山やトレッキングのハイライトを体験できるかんじが
子連れやトレッキングビギナーには嬉しい点です。

注意ポイント

魅力いっぱいの滝トレッキングですが、
注意点も次の通りあります。

①「熊出没注意」看板めっちゃある!
②駐車場までの山道が狭い!
③アスレチックできる靴と服!

①熊出没注意看板
すれ違う人(行って帰ってきた人)が熊鈴をつけている
山登り経験者らしき人も多かったこともあり、
歩き始めは長男がビビッてビビッて仕方なかったですw
熊鈴だけでもあると心強いかと。

②駐車場までの道の狭さ
駐車場までの道は
凄く長い区間というわけでもないのですが、
対向車とすれ違いのできない細い道が数キロ続きます。
滝の迫力はすごいのに
あまり知られていないのは、
駐車場への道路がイマイチ整備しきれておらず、
宣伝もしづらい(人気が出ると事故などの危険が高まる)
という点があるのでは・・?
と個人的には思いました。
とはいえところどころに譲りスペース(すれ違い可能なふくらみ)
があるので、にっちもさっちもいかない!
なんてことにはならないと思われますが、
運転にかなり気をつかうことは確かです。

③アスレチックできる格好
滝まではそれなりにワイルドな道、
という口コミを見ていたので
大人はトレッキングシューズ、
子どもはスニーカー(我が家は低山登山も子どもはスニーカー)
としましたが、
子どもに長ズボン履かせるか、
気温と危険性の面で悩みました。
結果、9月半ばの気温では
歩いていれば寒さは感じなかったし、
虫にもほとんど出会わなかったので
スニーカーであれば長ズボンは必須ではないかな、
と思いました。
ただ、急な階段や滑りそうな岩場があって、
どこかに引っ掛けたりぶつけたり、
という危険はあるので、「アスレチックできる格好」
ぐらいの認識ではいるとよいかと思います。
(=子どもが嫌がらないなら長ズボンの方が安心)

靴はトレッキングシューズでなくてもいいけど、
天候によっては(前日が雨とか)
ぬかるみそうな場所とかもあったので
汚れても良い歩きやすい靴がよいです。

まとめ&周辺観光

日帰り観光にしては満足度が高かったし
あまり知られていない(?)名瀑に出会えるし
子どもにもウケたし・・
色々難点はあるものの、かなりおススメな場所です!

・・が、ここ単体ではやっぱり、
滝好き・自然好きの人でなければ
わざわざ行くイメージができないかもしれませんね。

ということで周辺観光との抱き合わせでおススメします!

我が家はこの後、
大好きな酒蔵・七賢の酒造元、山梨銘醸へ行きました。

七賢の酒蔵

日本酒が特別好きなわけじゃない人にもおすすめの美味しいお酒だけど、
お酒を買わなくてもカフェやレストランが併設しているので
楽しめると思います。
何より歴史ある建物がところどころオシャレに改装されていて
雰囲気だけでも楽しめますよ!

そして酒蔵のすぐ近くの『金精軒』は
桔梗屋じゃない方の信玄餅屋さん。

信玄餅だけでなく、おはぎ等いろいろ美味しい金精軒。

水信玄餅というのが人気で、
前回行ったとき売切れてて買えなかったので
購入してみました!

高級だけど一度は食べておこう、水信玄餅。

ぷるぷる・・
日持ち‥どころか数十分しか形を保てないとのこと!
ここでしか味わえない逸品!!
でも一個500円超えは高いなー(泣)

味がどうとかじゃないですね、
味は名前と見た目どおりです!
食感!これにつきる!
この儚さ、この一時を味わおう、ってかんじです!笑

同じ白州エリアには
サントリーのウイスキー工場やワイナリー、
日帰り温泉『尾白の湯』なども。

このあたり一帯は南アルプスや八ヶ岳への眺望があって
ロケーションが良いこともあり、
キャンプ場も色々。

名水の産地なので美味しい食事処も多いです。

白州近辺の観光とあわせて、
精進ヶ滝&石空川渓谷、おススメです!

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。