アートで遊べる!ちびっこも楽しい☆箱根彫刻の森美術館



前日にふと思い立って箱根旅行が決まり、
10年ぶりぐらいに『箱根彫刻の森美術館』へ行ってきました。
子連れは初。
勿論子どもたちは皆初めて。

1月の箱根は静岡っ子には寒い(((=_=)))ブルブル
途中室内の展示や足湯で温まりながらも、
アートと遊びを子どもと楽しめて、
「子連れで彫刻の森、すごくいいな♪」
と思ったのでレポします。

子どもが楽しい!体験型アート!!

子ども、特に6歳長男にウケたのがこちら。

黒いボックスから入ると、ガラスのボックスから出られる。

箱型の出入口を薄暗い地下がつなぐアート。‥アート?!
内部は少し曲がりくねった、カーテンのような「ひだ」のある道になってます。
それだけなんだけど長男はハマって何回も行き来していました。

アートな遊具『シャボン玉のお城』

こちらは『シャボン玉のお城』。
入れるのは「小学生まで」。
ひよった子どもに「いっしょにきて~(;´Д`)」
と頼まれても、大人は中に入れません。

夫は「大人も入れたら楽しいのに・・そう思わない?!」
と自分も入りたかったようです。凄く入りたかったようです。
私は楽しそうな子どもを見てるだけで満足です(`・v・´)ゞ

上れないけど1段目までなら1歳も入れます。

出入口がちょっと高くなっていて、6歳は上れるけど、
3歳と1歳は親がのせてやらないと上がれませんでした。
そしてうちの3歳は出るときに落下し、
戦意喪失してその後全く入ろうとしませんでした(;・∀・)

6歳が試行錯誤してやっと上へ上がって行けたので
小学生レベルということですかね。

そして、当初から親がロックオンしていた『ネットの森』。

色とりどりのネットで遊べる、ネットの森。

木造ドーム部分は建築家の手塚貴晴さん、由比さん夫妻による設計で、
建築雑誌にも載っています。
子どもが遊べる年齢になったら連れていきたいなーと思っていたのです。

はじめ警戒してネットの中には全然入れなかった次男3歳も、
長男が「ここに足かけて・・そう!!そういうかんじ!」などと
熱血コーチ(笑)してくれた甲斐もあって、
中に入っていけました^^

ネットのすき間から次男の冒険を見守る。

ここでもやはり、
「大人も入れたら・・」
と言っていた夫。ここは同意かもw

足湯でほっこり休憩

美術館とかって、色々見てまわって、けっこう疲れますよね。
箱根らしく、この美術館には足湯があります♪

以前来た時はストッキングを履いていて断念。
今回は、足湯に入ることを念頭に、
カジュアルな足元(つまりふつうの靴下)にしていきましたよ!

子どもも浸かれる温度で快適♪

ぶっきらぼうだけど優しい誘導係のおじさんが撮ってくれた写真の一枚。

 

誘導係のおじさんが
口はぶっきらぼうだけど優しく、
「こっちは熱いけどここらへんなら熱くないよ!」とか、
(お湯の出口が数mおきにあるらしい)
お湯の中を歩こうとする子どもには
「服濡れちゃうから座ってな!」とか、
忙しくアドバイスしてくれました。

子どもが裾などを濡らしてしまうハプニングはよくありがちなようで、
上記のように口煩く注意してくれているそばから
隣のファミリーのお子さん(3歳と5歳ぐらい?)が二人とも服を濡らしていて
下の子は袖どころかお尻まで濡らしていて
おじさんがたくさんのタオルを持ってきてファミリーにあげていました。

おじさん優しいな~、と癒されると同時に
(↑同世代の子を持つ親としてハプニングに激しく共感したこともあり)
足湯はちびっこには危険だ、と肝に銘じました。

ちびっこ連れは各自でハプニングも想定するとして、一般向けには
すぐそばでミニタオルが100円で販売しています。

彫刻の森の絵柄入りなので、記念にもなるので買いました。
家族5人の足を拭ききるにはちょっとミニすぎるけど・・
いちおう持っていたハンドタオルも使ってしのぎました。

子どもとアートなフォト撮影ができる!

撮影可の美術館、特に規模の大きいアートも多い屋外展示だと
アートと我が子を一緒に写真におさめられるのが嬉しいですよね♪

『白い仮面をつけた頭像』という作品だそうです。

大きな耳と1歳娘を撮ったり。

こんなかんじの、オリンピックのマークか何かでなかったかな。

ピカソ館を背景に『歩く花』と3歳次男を撮ったり。

『嘆きの天使』という作品だそうです。せつない。

子ども達も、なにかを感じとってくれたらいいなと期待しながら・・。

「曲がった棒」が回転します。動きがあるのは目を引き易い。

そう言う親が、アートに触れて何か得ているのかと言われると正直困るけどw
アートは感じるものなのだ?!

屋内にも子どもが楽しめる展示あり!

「もっとあそびたい~!」と言う長男を
「ホテル(実際には旅館)に行く時間だよ!」となだめ、
出口に向かいましたが、
最後、出口付近の屋内にも、子どもが喜ぶ
デジタルアート(?)の展示がありました。

身体の動きをマネしてくれるアート(?)。

台に立って身体を動かすとスクリーンのアートが一緒に動く展示(↑写真)や、
マイクで喋ると音に合わせて図形が変形する展示など。

1歳(来月2歳)でも何となく意味が解る展示で、
子ども達は踊ってみたり歌ってみたり。

「彫刻」と結びつけるには
もう一工夫欲しい気もしますが、
『チームラボ』のような展示がアートとして人気を集めている現代なので、
やっぱり興味深いし、
屋外では遊具で楽しみながら、屋内では知的好奇心も深めながら、
子どもが体験できるアートが色々あるというのが良いですね。

まとめ

以上、簡単ですが箱根彫刻の森美術館へちびっこ3人連れて行ったら
予想以上に楽しめたよ~というレポでした!

起伏のある広いフィールドには
鯉が気持ちよさそうに泳ぐ池や吊り橋、曲がりくねった小道、季節の花々など、
様々な要素がアート作品の背景を彩っていて、
子どもと散策すること自体が楽しいです。
箱根登山鉄道が間近に見られて、男児にもウケます!)

子どもも、「次は何があるんだろう?」「あれは何だろう?」
と好奇心いっぱい、兄たちは常に小走りで移動していましたw
(そして結局、とことこ、マイペースな娘を待つハメになるんだけど)

異なる季節、子どもの成長によって、
今後何年かおきに行ってもきっと楽しめるんじゃないか、とも思いました。

親が期待するほどアートから何か得てくれるかどうかはさておき、
成長に合わせて視点は変わっていくんじゃないか、
とは思うので、それも楽しみです。

子連れこそ、美術館へ!
特に彫刻の森美術館、おすすめです♪

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。