【大阪観光】小学生3人連れで大阪旅行!の記録(1)-中之島



2023年の7月の連休旅行は家族で大阪に行ってきました。

子連れで大阪へ旅行といえば、
目的地で一番に思い浮かべるのはUSJ!!でしょう。

・・が、今回はUSJ抜きの大阪観光です。
USJ行かなくても楽しめる大阪旅の一例として
どなたかの参考になれば幸いです。

旅程のポイント

旅程のポイント
①建築好き夫婦の旅なので有名建築が多い

②ビル好きの次男の希望で『あべのハルカス』がハイライト

③宿はコストを抑えて手ぶらキャンプ

そもそもの発端はビル好きの次男。
日本一の高さのスカイツリーは昨年の冬に行ったので、
次は日本一のビルかな、と
あべのハルカスをメインにした大阪旅行を考えたのです。

・・が、旅行前に「あべのハルカス行くよ!!」
と伝えたら、次男
「えー?ぼくランドマークタワーに行ってみたーい」

・・えぇ?!
そうなの?
(静岡からならランドマークタワーのが近いのだが?!)

ウン確かに、バブル期に建てられたランドマークタワーのほうが、
近年の高層ビルよりカッコイイかもしれないね‥

と思いつつ、
イヤでも日本一に行った!
っていうのが気持ちをあげてくれるはず‥
と信じ、旅を決行しました。

結果喜んでくれたから良かったものの、
最近竣工した『麻布台ヒルズ森JPタワー』
があべのハルカスを抜いて日本一になったらしいですね‥

大阪旅行を企画して宿を予約した時にはまだ
あべのハルカスが一番だったのだが・・

その他も、建築士夫婦の旅なので、
新旧の有名建築を巡っています。

①安藤忠雄設計・寄贈の『こども本の森 中之島』

建築に興味があまり無い人でも
安藤忠雄さんは知ってる人が多いのでは?

安藤氏が設計した上、私財で建て寄贈したという、
とても素敵なエピソードのある建物です。

しかもこの一棟でなく、各地に何棟も建ててるというではないですか。
凄い。さすが世界のANDO!
今後そんなに稼ぐ日本人建築家が生まれることはないのでは‥?

建築前後はアンチがいっぱいいたそうですね。
カリスマ性の高い建築家なので、
その分反発する人も多いんでしょうね。

青りんごのオブジェが目印!川側外観

でもこどものための建物で、
こども達は90分目一杯楽しんでいました。
普段、本なんて全然読んでくれないうちの子たちさえ、ですよ。

なんなら、入替時間になって出る時も
「一度出たらまた入れる?」
とまだまだ足りなさそうでした!
(※土日は1回のみ)

うちの子たちがこんなに熱心なのはあまりない・・

地元静岡には無いのが残念ですが、
近くに住んでいる方はうらやましいな、と思います。

予約なしでも並べば入れる!

ここ、予約必須で時間入替制。

土日は何日も前から予約で埋まってしまってます。
今回は3連休の初日ということもあり、
気付いた時には予約でいっぱいでした。

しかし各回先着50人は入れる、
とのことで、早めに並んでみることに!

30分前で1組(うちは2組目に並んだ)、
10分前ぐらいでも6~7組の列で、
とはいえうちみたいに5人家族となると、
10組でいっぱいになるわけですが、
3連休初日でもそれでいけたので、
予約できなくても少し早めに並べば入れる可能性が高いと思います!

りんごを持ち上げようとするきょうだい

ただ、今回は最も可能性が高そうな朝イチに並んだので
他の時間だと多少違うかも?

写真撮影可!でも一番撮りたいアングルはNG?!

内部は写真撮影可です。

「ふしぎの部屋」とかそんな名前の塔の中

ふつうの図書館だと、
中で写真撮ろうなんて人あまりいないと思いますが
(建築目当てで図書館行くこと多々の私はよくあるけどね!)

なにせANDO建築だから!
撮りたくなるよね!

でも吹抜け付近でカメラ構えると
ポロっと落ちた時に危険だからという理由で
吹抜け付近はカメラNG

カメラ付きスマホもNG!

私は写真はデジカメで撮っていたので
スマホNGのことはつい忘れて
吹抜け付近でスマホ見ていて
スタッフの方に注意を受けたので
気をつけてください~(^^;

写真撮ろうと構えてなくても、
とにかく吹抜け付近ではダメってことのよう。

でもね‥
やっぱここの一番の映えアングルは
吹抜けまわりなわけですよ。

吹抜けから距離とって、ちょっとズームして撮る!

少し吹抜けから距離をとったり、
1階から見上げたり、
うまいこと映え写真撮りましょうw

駐車場ない!

ここの近くには駐車場はないので、
公共交通機関でのアクセスがすすめられています。

でも今回の我が家ような
車での旅行者は付近の駐車場を探すしかないわけで。

都会なので料金高いことは覚悟していましたが、
たまたま安いとこ見っけました。

高速のインター降りてすぐだったP

↑この辺です。
川から一本離れるのがポイントか・・?

平日は20分200円、土日は30分100円
だったかな?最大料金も800円ぐらいだったと思います。安い!

朝イチ(8時半ぐらい)だったのも良かったのでしょうが、
(停められる台数は少なかったけど、
この時間は1台ぐらいしか停まってなかった)
土日より平日のほうが需要の高いエリアってことなんですかねー

土日のが安いなんて、
静岡にはなかなか無いなぁ。

早めに到着して(開館の1時間以上前)何してたかというと‥

きれいだった中之島公園

中之島公園をお散歩です♪
横浜の山下公園にちょっと似た、
きれいな公園で良かった。

インパクト大!②中之島美術館

車移動がめんどかったのと、
子どもが電車に乗りたがったので
本の森からすぐの地下鉄に乗って中之島美術館へ。

‥の前に最寄り駅から直結の『ダイビル本館』内の韓国料理屋でランチして、
その合間に朝が早くて眠そうな娘を仮眠させました。

中之島美術館は建築家・遠藤克彦さんの設計。
一般の方はあまり知らないかもですが、
近年庁舎などのスケールの大きなコンペで
バシバシ仕事を取っている、
業界では知名度の上がっている建築家です。

黒い塊のインパクトよ!

私は学生の頃数カ月だけ遠藤さんの事務所に
オープンデスク(インターンのようなもの)
に参加させてもらったことがあり、
このコンペで遠藤さんが最優秀となった時には
感銘受けまして、ずっと行きたかった場所でした。

私が遠藤さんのところに通っていた時は
大きなコンペにも高い熱意でトライされていたものの
まだまだ入賞もしていない時期でした。

その後着実に公共建築の大きなコンペを取られていって、
ついに建築家なら誰もが夢見る(?)美術館建築まで‥

大手組織設計が強い近年では、
大きなコンペをバシバシ取る建築家は希少です。

あまり建築家に詳しくない方でも、
遠藤さんのことを知っていると
建築ツウっぽくなれるかも?!

外観は黒いハコで、地味に思う方もいるかもしれないですね。
でも見どころは内部!

立体的に空間がつながってる内部

ザ・建築!ってかんじで私は好きでした。

夫は
気積ばかり大きくてムダが多い気がする、
とマイナス評。

吹抜けの先の高~いトップライトの下で舞う?娘。

美術館の口コミでもそんなコメント見かけました。
確かに、ガツンと大きな吹抜け空間、
その周囲にある展示室以外の「抜け」スペース、
かなり贅沢に気積を使ってます。
猛暑日に訪問してるからなおさら思いますよ‥
(空調にどんだけのエネルギーを消費してるのかと‥)

でもさ‥

その一見ムダにも思えちゃうかもしれない、
なにもないスペース、気積こそが
大きな美術館ならではのスケール感であって、
美術館ぐらい豪華でいいじゃん?

と私は思います。
使ってる物理的な素材は決して高価なものばかりじゃないので
豪華というとピンと来ないかもですが、
通常機能の無いスペースは切り捨てられるところ、
それをたっぷり入れられてるのは、贅沢だなと‥

その「なにもない」大きな空間を満喫できるだけでも
行く価値あると思うし、

黒い塊にドカン・ドカンと大きな穴をあけていったような建物で、
その「穴」部分があちこちでつながってて、
(塊の残りが展示室)
複雑なんだけど明快な構成(意味不明?)、
私はウキウキしました。

ちなみに「新宮 晋+レンゾ・ピアノ展」と
ちょうど建築系の展示があったので、展示も見てきました。

新宮 晋て誰?と思ったけど、モビールぽいアート、どっかで見たことある!てなった。

子どもも模型とか好きなので、わりと真剣に見てくれてよかったです。

一般2400円(中学生以下は無料)にはヒエッってなりましたけどねw
(展示内容によるとはいえ‥こっちのスケールもでっかいわけね‥)

建築自体がアートのような美術館、
気になる展示があるときに、是非行ってみてください!

中之島良きでしたね~

あべのハルカスと絶景&コスパ最高の宿、
二日目に再びANDO建築訪れたレポについては、次回・・!

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。