【山梨・低山登山】富士山ビューのアスレチック登山!厄王山・菊花山



秋深まる11月中旬、
鎖場の多い山に行きたい!

と、以前からチェックしていた
大月市の『菊花山・厄王山』周回コースへ行きました。

同じ道通らない周回コースがいいよね

標高600~700m前後、標高差だと370m程度ながら、
岩登りあり・スリルある尾根歩きあり・適度なアップダウンあり
と、小学生でも楽しみながら登れる
天然アスレチックなトレッキングコースでした(^^♪

菊花山・厄王山(御前山)周回コース情報

・標高:菊花山644m、厄王山(御前山)730m
・累積アップダウン:580m前後
・歩行距離:6キロ程度
・総歩行時間:3.5時間程度 →我が家は3時間10分歩き、休憩計40分でした
・特徴:スリルあるポイントが多く飽きない・富士山ビュー

運動不足の私と小学1年の娘の体力より、
アップダウンが計700m程を超えるとしんどい&ヘロヘロになる、
という現状なので、600mいかないぐらいのアップダウンは
今の我が家にはちょうど良かったです!

登山中は私自身がいっぱいいっぱいになり
あまり良い写真が撮れないのですが、
子どもにウケたポイントを中心に、簡単にレポします~

鎖場が楽しい!菊花山への道のり!

車を大月駅周辺のパーキングにとめ、
登山口へ向かいます。

登山口は緩いけど長い方と急だけど短い方と2か所あるもよう。
我が家は鎖場求めて来たので、後者ですよ~

登山口は一般道からすぐ近く!

登山口は墓地の脇に細い階段があって、小さく看板が出ていました。

15分程登ると最初の鎖場に遭遇。

楽しい岩のぼり

子どもはいちいちオーバーリアクションwしながら
楽しんで登ってくれます。

えっさ。ほいさ。

逆光だけど、菊花山頂近くの最大の難所。

まぶしくてすみません。。

鎖場を3か所ぐらい越えると、
視界が開けてきて富士山ビューポイントも!

空気が澄んでて景色が見やすい最高の天候!

少しだけ尾根歩きをすると‥

細いポイントもあり、スリルある尾根歩き。開放的で気持ち良い!

頂上!

コンパクトな菊花山山頂。

ここまではかなり余裕があります!

身体が慣れない、視界もよくない
最初の20分ぐらいがきつい以外は、
楽しく登れます♪

細い&滑るポイントに注意!厄王山への道のり!

菊花山山頂までが速かったので、
子どもたちも
「なんだ、余裕じゃん~(^^♪」

ってかんじでしたが
ここまででまだ全体の道のりの1/6程度‥
しかも次の厄王山へは一度少し下り、また登る!
という道のりです^^;

尾根に出る次のポイント『沢井沢ノ頭』までは
谷間になっている道を行くので
写真を撮るようなビューポイントも少なめ‥

下りは余裕の子どもたちも
再びの登りには
「え?まだ?まだ登るの・・?」
と弱気になってきます。

無事通過した『沢井沢ノ頭』付近では‥

元気を取り戻せた沢井沢ノ頭付近。

 

落ち葉がふかふかでよく滑りました~(・・;

でも尾根まで出てしまえば
傾斜が緩くラクに、周囲も明るくなり、
秋の山歩きを楽しむ余裕が生まれます。

尾根にはゴツゴツした巨大な岩山が何か所かありますが、
登山ルートはそのすぐ脇を抜けていきます。

厄王山へはこういった細いポイントがいくつかある

これがまたスリルあって楽しい。

そんなかんじで変化のある尾根を楽しみながら進むと
いよいよ厄王山山頂です。

菊花山頂よりは広いけど、岩の上なので場所が限られる厄王山山頂。

登ってしまうとあまり分からないのですが、
途中で下から見上げると山頂は巨大な岩になっていて
凄い迫力なのです。

山頂から下の集落を見下ろす。

見下ろすと ヒョエ~ ってなるんだけど
その迫力が伝わるような写真は撮れず・・

しばらく山頂を堪能し下山しました。

下山後にも出会いが‥

下山も降り始めてすぐは、
岩場だったり道が細かったり

下りにも楽しいポイントあり

天然アスレチックを楽しめます。

ふかふか落ち葉に時々足を取られながら降りていくと
やや薄暗い針葉樹林帯へ。

下山であともう少し

我が家は下りのペースはなかなか速いです。
トレランのように走ってみたりも。

今回の周回コース、
一部平地(市街地)を歩くのがネックですが

甲州街道(国道20号)を歩いていた時に
吉村味噌糀店』というお味噌屋さんを発見。
お味噌と糀やお味噌を使ったスイーツを購入しました。

こういう出会いがあると街歩きも楽しいですよね^^
おかげで一般道も飽きずに歩けました。

日帰り温泉は『より道の湯』へ。口コミ評価に期待大だったが‥

最近は毎週末温泉へ行っているお風呂好きな我が家。
お出かけプランのラストは毎回温泉で締めます。

今回はこのあたりのエリアでは
口コミ評価が高く気になっていた『より道の湯』。

口コミ評価の良さと、HPの写真からも
期待できそう!と楽しみにしていましたが‥

施設が比較的新しい、
ということ以外何も特筆すべき点は見当たりませんでした‥(._.”ll)
(その施設もあまりコストかかってない、チープなかんじ出てたし)

お風呂、ふつう(人気の炭酸泉、壊れてるのか気泡が無かった)。
サウナ、ふつう(やや狭い)。
施設、ふつう(‥か落ち着かない分マイナスかも‥)。

これで土日祝大人料金1500円は無いわー

普段よく行っている地元のスーパー銭湯の方が
内容も良く・値段ももっと安い‥。

Googleマップの口コミ評価が高めなのは、
まあ、この地域に他に競合が無いのかな・・?
と思わなくもなかったですが、

「ニフティ温泉ランキング2022 北陸/甲信越 総合 1位」
とも謳われていて
‥いや山梨だけでももっと良い温泉いっぱいあるよね?!

と疑問でいっぱいでした‥

正直おススメはできない‥。

大月周辺はまだ登ってみたい低山が豊富だったので、
この温泉が良ければまたプランに組み込もう♪
と思っていたのですが残念‥

次にこっち方面行くなら、締めの温泉は
少し静岡方向に戻り、山中湖近くの
『山中湖温泉 紅富士の湯』(アニメ「ゆるキャン△」にも登場)
がいいかな‥ と思いました(何度か行っている)。

おわりに

低山でも山歩きの楽しさがギュッと詰まった、
天然アスレチックな菊花山・厄王山。

子どもも大人も楽しめるので
子連れトレッキングの入門にもおススメです。

山歩き本では今回の周回コース、
逆回り(厄王山→菊花山)が紹介されていましたし
実際そっち回りと思われる登山者にも何組か会いましたが、

今回、菊花山→厄王山の順に回る行き方にしておいて良かったと思いました。

厄王山→菊花山だと、
菊花山の下り(今回の我が家の最初の登り)は滑り易いポイントが多いし、

厄王山が先だと
最初に針葉樹林帯を抜けるのですが、
景色があまり楽しめないので
こちらが時間のかかる登りだと気持ち的にしんどいな、
と個人的には思いました。

また菊花山が先だと
岩登りの楽しいポイントや頂上など
早めに見どころに出会えるので、
始めから気持ちが上がります^^

次にこのエリアに来たら、
今回の山に対面している『岩殿山』に登りたいな~
と思います!

こちらも、名の通り岩場が楽しそう‥!

天然アスレチックな低山バンザイ!

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡市在住、長男(11)次男(8)長女(6)を育てる母です。 お出かけが大好きで週末はどこかしらへ出かけているので 子どもとキャンプ・旅行・公園などのお出かけ記録をメインに、 育児、読書の記録を綴っていこうと思います。 また仕事は建築士をしているので、 職業柄、アウトドアのお出かけにも建築士的視点が混ざっています。